スコッチ・ウイスキーの特集記事|お酒特集記事 page9 of 17

スコッチ・ウイスキーの特集記事|お酒特集記事 page9 of 17

スコッチ・ウイスキー特集。ウイスキーといえばスコッチ。スコッチの豆知識や銘柄ごとの情報など掲載中

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潮の香りがするアイランズ・ウイスキー、アイル・オブ・スカイ

スコッチ・ウイスキーは、イギリス北部のスコットランド地方で製造されるウイスキー。スコットランドは一年中気温が低く湿地に覆われたやせた大地ですが、ウイスキーの主原料となる大麦の生育には最適で、湿地帯はピート(泥炭)を生み出しました。このピートを使い大麦麦芽を乾燥させることで、生まれるのがスコッチ独特のスモーキーフレーバーです。ウイスキーは、仕込水や使用する原料、自然風土などがそのまま味に反映されるため、ひとくちにスコッチといっても、生産地によって味や香りに個性がでます。そのため蒸溜所がある地域によってハイランド、ローランド、アイラ(アイレイ)、キャンベルタウンと大きく4つにタイプ分けされ、さらにアイラ島以外の島々をアイランズとして独立して数えることもあります。 続きをみるイアン・マクロード社のフラッグシップ・ウイスキー『アイル・オブ・スカイ』は、こうした島のひとつであるスカイ島の名前をもつ珍しいアイランズ・ウイスキーです。 スコットランド北西部インナーヘブリディーズ諸島の北方に位置するスカイ島は、マクロード氏族の故郷。スカイ島という名前には、ゲール語で“翼がある島”というの意味があり、スコットランドの伝統文化と自然を色濃く残す島としても知られています。この島で1830年から200年以上もウイスキーを造り続けているのがタリスカー蒸溜所。『アイル・オブ・スカイ』は、潮の香りや黒コショウの香りをもつ個性的なタリスカーのモルト原酒を中心に、スペイサイドのモルト原酒をブレンド。スモーキーな香りの中に、果実や花を想わせる華やかなフレーバーを生み出しています。この味わいは創業時から変わらず、今も伝統の技法で独特の味を守り続けています。...
2016/09/14
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高度なブレンド技術から誕生【アスコット・ハウス】

世界五大ウイスキーのなかでも、ウイスキーを確立した存在感をもつスコッチ・ウイスキー。一年中気温が低く、湿地に覆われたスコットランドは、ウイスキーの主原料となる大麦の生育に最適で湿地帯はピート(泥炭)を生み出しました。このピートを使い大麦麦芽を乾燥させることで、生まれるのがスコッチ独特のスモーキーフレーバー。この豊かな香りこそが、スコッチ・ウイスキーの特徴といえます。スコッチ・ウイスキーは原料やブレンドによって大きく5つのタイプに分けられますが、現在販売されているスコッチ・ウイスキーの8~9割を占めているのはブレンデッド・ウイスキーです。大麦麦芽のみを原料としたモルト原酒を中心に、蒸溜所が異なるモルトウイスキーや大麦以外を原料としたグレーンウイスキーをブレンド。個性が異なる原酒が織りなす新たな味わいが魅力で、そのテイストはブレンダーのセンスと技術によって決まります。 続きをみる『アスコット・ハウス』を販売しているのは、ウイスキーのブレンドを専門とするレッド・ライオン社。1960年設立の若い会社ですが、数多くのモルト蒸溜所に資本参加することで質の高いモルト原酒を入手。ブレンドしてから瓶詰めするまで、長期間樽の中でマリッジさせる技術に定評があり、多くのブレンデッド・ウイスキーを手掛けてきました。 『アスコット・ハウス』は、ピート香が強く重厚なアイラ産のモルト原酒をベースに、ハイランド産、スペイサイド産、 ローランド産などの約20種のモルト原酒を集めてブレンド。重厚ながら風味豊かで軽やかな口あたりが魅力です。アスコットとは、17世紀スコットランドの豪族の名前からつけられています。...
2016/09/14
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世界的に評価の高い本格スコッチ|グランツ

スコットランドの中でももっとも多くの蒸溜所が密集するといわれるハイランド地方東部のスペイサイド。ウイリアム・グラント&サンズ社は、1887年にこのスペイサイドのダフタウンにグレンフィディック蒸溜所を開設しました。当初は、モルト原酒をパティソンズ社に供給していましたが、1898年にパティソンズ社が倒産。自らブレンデッド・ウイスキーを造るようになったのです。 続きをみるこうして生まれた『グランツ』は、スペイサイドの3つの蒸溜所より生産されるモルト原酒を中心に20~30種類のモルトと1~3種類のグレーンウイスキーをブレンドしたブレンデッド・スコッチ・ウイスキー。伝統的な味わいをかたくなに守り続けている本格派スコッチとして世界各国で高い評価を得ています。 キーモルトはグレンフィディック(シングルモルトウイスキーの販売量で世界一)・バルヴェニー・キニンヴィ。ブレンドのレシピは100年前にウイリアム・グラントが考案したものとほぼ同じで、現在もグラスゴーにある本社の金庫に大切に保管されているといわれています。 1957年に導入された個性的な三角形のボトルは、ウイスキーは火(石炭の直火炊き蒸留)、水(良質の軟水)、土(大麦とピートという大地の恵み)から造られるという、創業者の信念をあらわしたもの。間違えようのないスペイサイド産のモルトの香りに、クリーンでありながら複雑な麦芽のアロマが重なるしっかりとした味わいが特徴。スコッチの代名詞的なウイスキーといえます。...
2016/09/14

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イギリス上院議会のためのウイスキー【ハウス・オブ・ローズ】

イギリス北部のスコットランド地方で製造されるスコッチ・ウイスキー。その8~9割を占めているのがブレンデッド・ウイスキーです。ブレンデッド・ウイスキーは、大麦麦芽のみを原料としたモルト原酒を中心に、蒸溜所が異なるモルトウイスキーや大麦以外を原料としたグレーンウイスキーをブレンド。個性が異なる原酒が織りなす新たな味わいが魅力で、そのテイストはブレンダーの技術とセンスによって決まります。 続きをみる『ハウス・オブ・ローズ』は、イギリス上院議会のために造られたウイスキーです。製造元のウィリアム・ホワイトリー社は、名ブレンダーでもあったウィリアム・ホワイトリーが1982年に創業。「キングス・ランサム」など100以上のスコッチ・ウイスキーを世に送り出し、同業者からは『スコッチの司祭』と呼ばれました。 そんな名ブレンダーであるホワイトリーの長年の夢が、スコットランドで一番小さな蒸溜所であるエドラダワー蒸溜所の原酒モルトをふんだんに使用したブレンデッド・ウイスキーを造ること。南ハイランドで1825年に創業したエドラダワー蒸溜所では、今も伝統の製法を続けており平均生産量はスペイサイドの50分の1。そのモルト原酒は非常に貴重なものだったのです。1925年、ホワイトリーはついにエドラダワー蒸溜所の買収に成功。長年の夢を叶えて完成させたのが英国上院議会用『ハウス・オブ・ローズ』です。エドラダワー蒸溜所のモルト原酒を軸にブレンドしたウイスキーは、甘くマイルドな仕上がりが特徴。『ハウス・オブ・ローズ』は、イギリス国内では上院のバーとエドラダワー蒸溜所のみで販売されています。...
2016/09/14
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本場スコットランドの人気No.1のザ・フェイマス・グラウス

『ザ・フェイマス・グラウス』は日本では馴染みが薄いウイスキーですが、スコッチの本場スコットランドでは30年以上も人気No.1を誇る有名なブレンデッド・ウイスキーです。 続きをみる1896年にヴィクトリア時代の起業家、マシュー・グローグが創業。1970年まではグローグ家の経営が続いていましたが、相続の問題でハイランド・ディスティラーズ(現エドリトン・グループ傘下)の所有となりました。発売当初は「ザ・グラウス・ブランド」という名称で売り出されていましたが、人々が「あの有名な雷鳥をくれ」と注文するのを見て、〝ザ・フェイマス(有名な)グラウス〟という名前が付けられたのだとか。ラベルに描かれた美しい鳥は雷鳥(グラウス)で、豊かな自然と調和して暮らすスコットランドの国鳥でもあります。 所有者のエドリトン・グループはハイランドパーク、マッカラン、グレンロセスなどスコットランド有数の蒸溜所を複数所有しており、『ザ・フェイマス・グラウス』にもこれらの蒸溜所で造られた上質なウイスキーがたっぷりと使われています。また、優れた品質と味わいは、1896年の製造開始以来、100年以上も変わらない“ダブルマリッジ製法”によって生み出されます。まず40種類以上の異なる個性のモルト原酒をブレンド。その後に厳選された原料から造られるグレーンウイスキーをさらにブレンド。さらに完璧なまろやかさを生み出すために樽で約1年間熟成を施します。 こうして生まれたウイスキーの最大の特徴はバランスのとれたコク。わずかに感じるシェリー香が特有のフルーティーさを引き立てます。華やかさとさわやかさを合せもち、飲む人を選ばないウイスキーです。...
2016/09/14

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上流階級に愛される甘くライトな味わい、ハウス・オブ・ピアーズ

スコッチ・ウイスキーは、イギリス北部のスコットランド地方で製造されるウイスキー。その歴史はとても古く15世紀にはすでに王がたしなんでいたと考えられています。スコットランドは一年中気温が低く、湿地に覆われたやせた大地ですが、ウイスキーの主原料となる大麦の生育には最適で、湿地帯はピート(泥炭)を生み出しました。このピートを使い大麦麦芽を乾燥させることで、生まれるのがスコッチ独特のスモーキーフレーバー。この豊かな香りこそが、スコッチ・ウイスキーの特徴といえます。 続きをみる『ハウス・オブ・ピアーズ』は、日本でもボトラーとして有名なダグラス・レイン社から発売されたブレンデッド・スコッチ・ウイスキーです。現社長のフレッド・レイン氏の父であり、英国海軍で働いていたフレッド・ダグラス・レインが、1948年にブレンデッド・ウイスキーを製造する会社としスコットランド・グラスゴーに設立。2013年にフレッド社長の弟スチュワートが、息子たちと新会社「ハンター・レイン社」を立ち上げるために所有するブランドを分け合ったため、現在『ハウス・オブ・ピアーズ』はハンター・レイン社のブランドとなっています。 銘柄名の『ハウス・オブ・ピアーズ』とは、イギリス上院(貴族院)の旧称で、ラベルにはイギリス議会が議事堂として使用しているロンドンの「ウェストミンスター宮殿」が描かれています。 『ハウス・オブ・ピアーズ』は、ハイランド地方のモルト原酒を中心にブレンドしており、バニラ、バター、シェリーなどの甘い香りと、甘くライトな味わいが特徴。まろやかで飲みやすいウイスキーです。上流階級や貴族に愛されることを目標に造られており、日本での入手が困難なウイスキーのひとつです。...
2016/09/14

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