スコッチ・ウイスキーの特集記事|お酒特集記事

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スコッチ・ウイスキー特集。ウイスキーといえばスコッチ。スコッチの豆知識や銘柄ごとの情報など掲載中

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100年の時を経て氷の世界から解き放たれた、ハイランド・モルト・ウイスキー|マッキンレー

マッキンレー社はチャールズ・マッキンレーが1815年、エジンバラ市郊外リース町でワイン商として創業しました。以来、子孫が家業を受け継ぎ、現在の社長ドナルド・マッキンレー氏で5代目。イギリスの酒造メーカーである、ホワイト&マッカイ社が同社のブランド権を所有しています。 続きを読む そのマッキンレー社が誇るウイスキーが『マッキンレー・レア・オールド・ハイランド・モルト・ウイスキー』です。1907年探検家アーネスト・シャクルトンがマッキンレーのハイランド・モルト・ウイスキーをオフィシャルスコッチに選定し、探検隊の荷物に加えました。南極大陸へ持ち込まれたウイスキーは、そのままベースキャンプ小屋の床下に埋められ、約100年もの間、氷に閉ざされていました。 100年以上の時を経て、ニュージーランドの南極歴史遺産トラストにより偶然発見され、ニュージーランドのクライストチャーチにあるカンタベリー博物館の特設冷蔵室でゆっくりと解凍され、10本が全く無傷のまま取り出されました。...
2016/09/16
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山岳地帯の自然が、時をかけて育んだハイランド・モルト【ダルウィニー】

『ダルウィニー』とは、ユナイテッド・ディアジオ社のクラシックモルトシリーズのオリジナルのなかの1本で、ブレンデッド・スコッチ、ブラック&ホワイト、ロイヤル・ハウス・ホールドに用いられる原酒のひとつ。軽やかな麦芽の風味とスムースなテクスチャーが特徴的で、ハイランドモルトにしては軽くて飲みやすく、甘い感じのすっきりした味わいから食前酒向けとされています。自己主張は決して強くないですが、長期熟成されたものはフルーティで華やかなアロマを放ちます。 続きをみるもともと『ダルウィニー』とはゲール語で“集結場”や“中継所”の意。かつてハイランドの北方や西方からローランドに家畜を売る際に、この地で落ちあったと言われています。そんなこの地に蒸溜所ができたのは1897年、標高330mに位置し、スコットランドの中でも「最も高いところにある蒸溜所のひとつ」でした。創業当時はダルウィニーではなく、ストラススペイという名で呼ばれていました。1898年にオーナーが代わり、その際にダルウィニーと改名されました。この蒸溜所のユニークなところは気象観測所の設備があること。政府の気象観測所を兼ねていて、蒸溜所のマスターが毎朝観測を行っています。仕込み用の水に使うのは蒸溜所の近くの湖。グランビアン山脈に降り積もった雪解け水で、このソフトな雪解け水がダルウィニーをおだやかな味わいへと仕上げています。 主なラインナップとして、15年の長期熟成によって深みが生まれた『ダルウィニー15年』とプレミアムバージョンの『ダルウィニー ダブルマチュアード』があります。どちらもヘザーやハチミツの香りが特徴的で、これはハイランドの山岳地帯の自然によって育まれたものです。とりわけ『ダルウィニー ダブルマチュアード』は、オロロソ・シェリー樽で仕上げの熟成をするため、軽やかなピート香とリッチな味わいに、奥深い甘さも加わりバランスよく仕上がっています。...
2016/09/16
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古代ローマの通行証を象った、ほのかに甘くライトな国際派スコッチ【パスポート】

日本ではあまり認知度は高くありませんが、世界中の人々に愛飲されている国際派スコッチウイスキー『パスポート』。シーグラム社傘下のウイリアム・ロングモア社が1968年に発売した銘柄です。同社はモルトのグレンキース蒸留所を所持しているので、グレンキースをはじめ、グレンリベット、グレングラント、キャパドニック、ロングモーンといったスペイサイドのモルトウイスキーをブレンドして薫り高い逸品へと仕上げています。 続きをみる スコッチとしては軽めでハチミツのようなほのかな甘さ、フルーティな薫り、程よいピート香が絶妙にブレンドされ、柔らかく滑らかな味わいです。 なかでも一際目立つのが、四角形ボトルの正面に配された変わったデザインのラベル。名門クランに伝わる5つのスコティッシュ・クレストがデザインされています。『パスポート』というネーミングからもわかるように、これは古代ローマ時代の通行証をかたどったもので、ウイスキー通への通行証となるようにとの意味が込められています。...
2016/09/16
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悲劇の女王メアリーがラベルの、親しみやすいブレンデッドウイスキー|ザ・クイーンズ・シール

クィーンズ・シールとは女王の印章の意。『ザ・クイーンズ・シール』は16世紀に生きた悲劇のスコットランド女王、メアリーの肖像画が貼られているラベルが印象的なブレンデッドウイスキーです。発売元のイアン・マクロード社はスカイ島では広く知られている会社で、アイル・オブ・スカイの豪族、マクロード一家のイアン・マクロードがオーナー。エディンバラ近郊のブロックスバーンに本拠地を置いています。 続きをみる同社はイングランドでの『グレンファークラス』の発売元でもあり、「タリスカー」をベースに用いたブレンデッドウイスキー、『ザ・クイーンズ・シール』をはじめ、『チーフテンズ・チョイス』や『マリー・ボーン』などのラインナップがあり、『アイル・オブ・スカイ』とは姉妹関係にあります。蒸留所名を記載できるボトルはイアン・マクロード社、蒸留所名を記載できないボトルはスコティッシュ・インディペンデント・ディスティラーズ社というように区分しています。...
2016/09/16
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英女王も観戦する競馬場が由来の、ハイグレードなスコッチ|ロイヤル・アスコット

イギリス・ウィンザーの南西に位置するアスコット競馬場は、社交的な雰囲気が魅力で、毎年6月に開催される競馬はエリザベス女王も観戦します。それにちなんでネーミングされたスコッチウイスキーが『ロイヤル・アスコット』。製造元はセント・アンドリュース・ディスティリング社で、バーン・スチュワート・グループの一員です。 続きをみるディーンストンのモルトを中核に、軽やかでスコッチらしい芳香を大切にした商品として開発されました。いずれもモルト含有率50%というハイグレードな逸品です。 主なラインナップには、モルトもグレーンも10年?15年以上熟成したものだけを使用した『ロイヤル・アスコット・デラックス』。同じく12?20年の熟成を得たモルトやグレーンをブレンドした、まろやかな味わいの『ロイヤル・アスコット・スーパー・プレミアム』。12?25年熟成のモルトを使った円熟した風合いで魅了する『クラシック・リザーブ』。15?25年ものをブレンドした、ブランデーのような味わいの高級スコッチ『ロイヤル・アスコット・エクストラ・オールド』などがあります。...
2016/09/16
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英王室御用達、リッチ感を味わえる希少スコッチ「サムシング・スペシャル 」

スタイリッシュなボトルデザインが一目を引く『サムシングスペシャル』。ヒル・トムソン社のブランドで、グレンリベットなどの厳選されたモルトやグレーン原酒を中核にブレンドしたスコッチウイスキーです。英国王室ご用達のスコッチとして公式晩餐会にも供されているほどの名門中の名門。 続きをみる同社はザ・シーバス&グレンリベット・グループの一員で、グループの各蒸溜所の原酒を使用して、ブレンデッドウイスキーを製造しています。名門メーカーならではの格調高い風味とまろやかな味わいで、愛飲家たちを魅了してきた逸品です。ハニーや完熟フルーツの甘い口当たりで、メローでクリーンな味わいが特徴といわれています。 現在もわずかながら輸入されていて現行ボトルはアルコール40%ですが、発売終了となったオールドボトルは43%です。...
2016/09/16

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