スコッチ・ウイスキーの特集記事|お酒特集記事 page4 of 17

スコッチ・ウイスキーの特集記事|お酒特集記事 page4 of 17

スコッチ・ウイスキー特集。ウイスキーといえばスコッチ。スコッチの豆知識や銘柄ごとの情報など掲載中

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スコットランド西岸に浮かぶジュラ島生まれのスコッチ|アイル・オブ・ジュラ

ジュラ島産のモルト・ウイスキーで、ハイランド地区ではないものの、分類はハイランド・モルトとされています。ジュラ蒸留所の設立は1810年ですが、島でのウイスキー造りの記録は1502年までさかのぼることができ、当初から良質な水と豊富なピート、そして熟成に適した清澄な空気に恵まれていたことがわかります。ハイキングの言葉で「鹿の島」を意味するジュラは、南北38km、東西13kmのスコットランド西岸に浮かぶ島。人口200人に対し、野生の赤鹿が5000頭も棲むという大自然に恵まれた土地に蒸溜所は位置しています。 続きをみる1958年に改装されたほか、1995年にホワイト&マッカイグループが買収してからは、大きな変革が進められてきました。ノンピートとヘビーピート(フェノール値40ppm)の2種類の麦芽を使用し、2タイプのシングルモルト・ウイスキーを製造。熟成樽を大幅にグレードアップし、ファーストフィルのバーボン樽とマッサレムシェリー(長期熟成シェリー)の樽を贅沢に使い、ジュラ本来のクリーンなテイストに複雑な香りをプラスするとともに、なめらかな口当たりを実現しています。 ラインナップは、ピートを強く焚いた若い原酒に長期間熟成させたライトピートな原酒をヴァッティングし、シェリー樽で仕上げの熟成を施した『アイル・オブ・ジュラ スーパーステイション』、アメリカのブルックリン区で尊敬される12人の職人とのコラボレーションから生まれた『アイル・オブ・ジュラ ブルックリン』、バーボン樽で熟成した『ジュラ エレメンツFIRE』、マンサニージャ樽で熟成した『ジュラ エレメンツAIR』、オロロソ樽で熟成した『ジュラ エレメンツWATER』などがあります。...
2016/09/14

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高い人気を誇るハイランドモルト|グレンタレット

ネズミや鳥などの害獣からウイスキーの原料である大麦を守るために蒸溜所で飼われる猫“ウイスキー・キャット”として、1963年から1984年の間で28,899匹ものネズミをとらえた英雄としてギネスにも載ったほど有名な「タウザー」が居た、スコットランドにあるグレンタレット蒸溜所のシングルモルト。ドライで香ばしい麦芽風味と、甘い花の香りが特徴のハイランドモルトで、1974年の国際ワイン・スピリッツ品評会でも賞を受けています。 続きをみるグレンタレット蒸溜所は、1717年にはウイスキーを作ったという記録があるといわれている、スコットランド最古の蒸溜所のひとつ。蒸溜所近くにはタレット川が流れており、谷間に流れるタレット川という由来からグレンタレットという名前がついたといわれています。蒸留器は2器しかなく、規模の小ささでも知られています。 創業は1775年。1921年から1959年まで閉鎖されていましたが、ウイスキー愛好家のジェームズ・フェアリーによって再開。シングルモルトの生産量は少ないものの、スコットランドNo.1のブレンデッドである『フェイマス・グラウス』の“ホーム蒸溜所”でもあり、高い人気を誇っています。パース州のクリーフ郊外ストラスアーン地区に位置しており、蒸溜所を訪れる観光客は年間12万人。2014年の再オープンの際にはウィリアム王子夫妻がテープカットをし、樽から直接『グレンタレット』を購入したという報道もされています。 ラインナップには『グレンタレット10年』、『グレンタレット15年』、『グレンタレット33年』などのシングルモルトがあります。...
2016/09/14
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ローランドを代表する“エジンバラ・モルト”、グレンキンチー

『グレンキンチー』は、ローランドを代表するエジンバラ・モルト。ライトでフローラルな香りと甘い柑橘系なクリーミー味わいが特長のシングルモルト・ウイスキーです。 続きをみるグレンキンチーは、ローランド地方に現存する数少ない蒸溜所のひとつ。スコットランドの首都からわずか20マイルという近郊ながら、大麦畑に囲まれたのどかな風景の中にあります。大麦畑は、ラマーミュウアの丘陵から流れる柔らかな水の恵みを受けた“スコットランドの庭園”ともいわれる広大な畑。1837年に地元で農業を営むジョン・レートとジョージ・レート兄弟が最初の蒸溜免許を受けたことから、黄金の大麦は1825年に創業したグレンキンチー蒸溜所で使われることとなります。1853年にいったん蒸留はストップしてしまいますが、1890年にはウイスキー商品やブレンダーからなる組合が買い上げたことで、工場は再び操業を開始します。 10年かけて復旧され、ビクトリア朝スタイルの蒸溜所の村として生まれ変わりますが、発酵には木製のウォッシュバックを使ったり、スコットランド最大級の銅製ポットスチルや鋳鉄製のワームタブを使用するなどの長き伝統は今も受け継がれています。 『グレンキンチー12年』はライトでデリケートなシングルモルト。かすかなフローラル香を伴うスイートでクリーミーな飲み口。食前酒に向いています。『グレンキンチー ディスティラーズエディション』は、シェリーなどの貯蔵に使われていた樽で後熟を行ったもの。リフィルの樽で10年熟成させた後、2回目の熟成を厳選されたアモンティアードシェリー樽で行い、熟成を極めることで、甘さとドライさのバランスがとれた香りと強いモルトの味が口の中に広がり、長い余韻が楽しめます。...
2016/09/14
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深みのある味わいと爽快な香味が融合したピュアモルト|グレン・ターナー

『グレン・ターナー』は、グレン・ターナー社が製造するヴァデット・モルト。製造元のグレン・ターナー社は、ロンドンに本社を置き、グラスゴーにブレンディング工場を所持。自ら蒸留所は所有しておらず、スコットランド各地の約100ヶ所の蒸留所からモルト・ウイスキーを契約購入し、数多くのモルトをヴァッティングすることによって同社ならではのテイストを追求しています。ヴァッティングの基本コンセプトは、「深みのある味わいと爽快な香味の融合」。現代人の嗜好にあったマイルドなスコッチ・ウイスキーをつくることで、評価を高めています。 続きをみるラインナップは『グレン・ターナー8年』、『グレン・ターナー12年』、『グレン・ターナー15年』、『グレン・ターナー21年』などがあります。...
2016/09/14
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牝鹿がシンボルマークのブレンデッド・ウイスキー【グレン・スタッグ 】

『グレン・スタッグ』は、グレン・タラ社が製造するブレンデッド・ウイスキー。ちなみにグレン・スタッグとは“牡鹿のいる谷間”という意味。ラベルには、シンボルマークとして牡鹿のイラストがあしらわれています。発売元のグレン・タラ社は、グラスゴー市の近郊にあるベイス町のウッドサイド城で創業。比較的新しいウイスキー・ブレンダーで、1989年以降はインヴァーゴードン社の系列に入っています。 続きをみるグレン・スタッグは、インヴァーゴードン・グループが所有するハイランド地区のモルト・ウイスキーと最も華やかでバランスに優れているといわれるスペイサイド地区のモルト・ウイスキーをベースに、ピート由来のスモーキーさが特徴であるアイラ地区のモルト・ウイスキーをヴァッティングして風味をプラス。さらに、インヴァーゴードン蒸留所のグレーン・ウイスキーを加えることで、ブレンデッド・ウイスキーの特長である適度な力強さとおだやかさを兼ね備えたソフトな味に仕上がっています。 『グレン・スタッグ12年』は、モルトのブレンド率が高く、まろやかな香りとスモーキー・フレーバーがほどよく調和。『グレン・スタッグ21年』は、シェリー樽とピートの香りをもった、深みのある味わいが特徴。『グレン・スタッグ5年』、『グレン・スタッグ15年』などもあります。年数表示のない製品は、法定熟成年数をクリアした3年物。...
2016/09/14

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スコットランド最古の蒸溜所が生んだ個性派モルト【リトルミル】

リトルミルは1772年に創業した、スコットランドの中でも最古の蒸溜所のひとつと言われている蒸溜所。ハイランドとローランドの境近く、オーヘントッシャンの北西にあるクライド川に面した場所にありました。ハイランド産の仕込み水を使用していたものの、分類上ローランド・モルトに。 続きをみる1930年代までは3回蒸留を行っていましたが、その後2回蒸留に変更。蒸溜所は1994年に閉鎖され、2004年には火災で焼失。現在は取り壊されており、存在していません。非常に個性的なモルトで、クセのある独特の香りがあります。 ハート・ブラザーズ社やハンターレイン社、キングスバリー社などから『リトルミル25年』、『リトルミル22年』、『リトルミル24年』などのシングルモルト・ウイスキーが販売されているほか、ここの原酒を使った銘柄も多く、『ハウス・オブ・スチュアート』や『ヘッジス&バトラー』もリトルミルの風味を楽しむことができます。...
2016/09/14

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