高度なブレンド技術から誕生【アスコット・ハウス】

アスコット・ハウス|ASCOT HOUSE

世界五大ウイスキーのなかでも、ウイスキーを確立した存在感をもつスコッチ・ウイスキー。一年中気温が低く、湿地に覆われたスコットランドは、ウイスキーの主原料となる大麦の生育に最適で湿地帯はピート(泥炭)を生み出しました。このピートを使い大麦麦芽を乾燥させることで、生まれるのがスコッチ独特のスモーキーフレーバー。この豊かな香りこそが、スコッチ・ウイスキーの特徴といえます。スコッチ・ウイスキーは原料やブレンドによって大きく5つのタイプに分けられますが、現在販売されているスコッチ・ウイスキーの8~9割を占めているのはブレンデッド・ウイスキーです。大麦麦芽のみを原料としたモルト原酒を中心に、蒸溜所が異なるモルトウイスキーや大麦以外を原料としたグレーンウイスキーをブレンド。個性が異なる原酒が織りなす新たな味わいが魅力で、そのテイストはブレンダーのセンスと技術によって決まります。

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『アスコット・ハウス』を販売しているのは、ウイスキーのブレンドを専門とするレッド・ライオン社。1960年設立の若い会社ですが、数多くのモルト蒸溜所に資本参加することで質の高いモルト原酒を入手。ブレンドしてから瓶詰めするまで、長期間樽の中でマリッジさせる技術に定評があり、多くのブレンデッド・ウイスキーを手掛けてきました。
『アスコット・ハウス』は、ピート香が強く重厚なアイラ産のモルト原酒をベースに、ハイランド産、スペイサイド産、 ローランド産などの約20種のモルト原酒を集めてブレンド。重厚ながら風味豊かで軽やかな口あたりが魅力です。アスコットとは、17世紀スコットランドの豪族の名前からつけられています。