お酒特集記事一覧 page16 of 43

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お酒コラム|豆知識や銘柄ごとの情報など掲載中

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テタンジェ|和食にも合い、日本でも人気の高いシャンパーニュ

テタンジェのことは、旗艦銘柄のコント・ド・シャンパーニュ(シャンパンの伯爵)を知ることにつきます。 続きをみるこのシャンパンを造り出したのは先代社長のクロード・テタンジェである。彼は、ソースの簡素化や素材の尊重するヌーベル・キュイジーヌの祖・フェルナンド・ポワンと交流があり、軽いフレンチに合うシャンパーニュ、ブラン・ド・ブランを造り出した。 コント・ド・シャンパーニュはコート・デ・ブラン地区のグラン・クリュのシャルドネのみから造られる。ピノ・ノワールのアッサンブラージュが常識であった当時、単一品種のシャンパーニュは衝撃であった。日本料理の影響を受けた発展したヌーベル・キュイジーヌに合う軽やかな辛口シャンパンは、結果として和食にも合い、日本でも人気を博することになりました。...
2015/01/21

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ヴーヴ・クリコ|1775年に世界で初めてロゼ・シャンパーニュを製造したメゾン

1772年に銀行家のクリコが設立し、1775年に世界で初めてロゼ・シャンパーニュを製造したメゾンです。1805年に2代目の夫から事業を引き継いだのがシャンパーニュ史上でもっとも有名な女性フランソワ・クリコです。 続きをみる未亡人(ヴーヴ)である彼女は、ほどなく社名をヴーヴ・クリコ・ポンサルダンと改名します。彼女の経営手腕は非常に高く、ロシアに輸出したワインが好評を得る一方で、彼女のこだわりはワインの製造にも及んでいました。 自らセラーを管理するほか、濁ったシャンパーニュが普通だった時代に、濁りのないワインを造るため、瓶を回してオリを取る動瓶(ルミアージュ)を考案します。...
2015/01/21

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レモンや洋梨を思わせるフルーティなシングルモルト、グレンフィディック

スコッチウイスキーの故郷といわれるスコットランド・ハイランド地方のスペイサイド。なかでもダフタウンは蒸溜所が集中して立つスコッチ・ウイスキーの街です。 続きをみるここにあるグレンフィディック蒸溜所は、1963年にシングル・モルトウイスキーを世界に向けて売り出した最初の蒸溜所。創業は1887年までさかのぼります。モートラッハ蒸溜所で働いていたウイリアム・グラントは、理想のウイスキーを求めて独立を決意。近隣にあるカードゥ蒸溜所から中古の蒸溜器を譲り受け、近くを流れる川の石を利用して蒸溜所の建物を家族で手作りしたといわれています。 こうして最初のモルトウイスキーが生まれたのは1887年の12月25日。クリスマスの朝のことでした。このつつましいスタートから着実な成長を続けたグレンフィディック蒸溜所は、1960年代にはシングルモルト市場の基盤をつくり大々的な販売を開始。当初は、「飲みにくいシングモルトが世界で売れるわけがない」と周囲の失笑をかいましたが、果敢な挑戦が現在のシングルモルトの世界を切り開きました。その後1974年には大規模な拡張を実施し〝世界一有名なシングルモルト蒸溜所〟という地位を築き上げたのです。...
2015/01/21

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歴代米国大統領が愛した、バーボンの筆頭ブランド「ワイルド・ターキー」

アメリカンウイスキーの銘柄のひとつで、1855年から製造されているバーボンの代表的銘柄『ワイルド・ターキー』。1971年まで『ワイルド・ターキー』製造会社であるオースティン・ニコルズ社は蒸溜所を持たず、原酒を購入してブレンドして製造していました。同年、ケンタッキー州ローレンスバーグの古い蒸溜所を買収してからは、蒸留から熟成まですべて自社で行うようになりました。 続きをみるちなみに、その蒸留所オーナーのトーマス・マッカーシーが、北カロライナ州の七面鳥狩りに集まる人々のために、特別ブレンドのバーボンを振る舞ったところ大好評。七面鳥狩りにちなんでこれを『ワイルド・ターキー』と呼んだことが、ブランドネームの由来といわれています。 このバーボンが全米で人気を博すようになったのは第二次世界大戦後、アイゼンハワー大統領が愛飲していることがブームのきっかけでした。...
2015/01/21

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スコッチでは珍しい100年以上続くブランド、ホワイト&マッカイ

酒名となっているホワイト&マッカイとは、このウイスキーを力を合わせて生み出した2人の人物である、ジェイムズ・ホワイトと、チャールズ・マッカイの姓をあわせたもだ。 続きをみるアラン・ポインターという1844年創業の酒類取扱業者の支配人として働いていたジェイムズ・ホワイトが、友人のチャールズ・マッカイと協力して1882年にウイスキー業界に進出のため、新会社を設立した。ほどなくして、”ホワイト&マッカイ・スペシャル”というブレンデッド・スコッチを世に送り出したのだ。 以来、このブランドのウイスキーは、絶えることなく売られ続けている。 このように、ひとつのブランドが100年以上も不変で続いているのは、スコッチ・ウイスキーとして、かなり珍しいのである。 現在は、ホワイト&マッカイ社は、スペイサイド・モルトのトミントール、ハイランド・モルトのダルモア、フェッターケンの3蒸留所を所有している。...
2015/01/21

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「シングルモルトのロールスロイス」と讃えられる最高峰の味と香り|ザ・マッカラン

美しい自然に恵まれたスコットランド・ハイランド地方のスペイサイド。この美しい風景に溶け込むように佇むザ・マッカラン蒸溜所は、多くのコンペティションで№1となり、ハロッズのウイスキー読本で「シングルモルトのロールスロイス」と讃えられた『ザ・マッカラン』の故郷です。 続きをみる『ザ・マッカラン』の原料となるのは、マッカランエステートと呼ばれる大規模な大麦の耕作地で育まれた良質な大麦と清涼な泉の湧き水、イースト菌のみ。湧き水は蒸溜所の近隣を流れるスペイ川のそばにある泉の湧き水で、長いあいだ山や渓谷を通じて濾過されてきたためミネラル豊富で軟らかいのが特徴。 イースト菌が麦汁を発酵させるのに最適といわれています。熟成に使用されるスペイン産の樽は1度シェリー酒の蒸溜所に貸し出され、シェリーの貯蔵に使用したものだけを使用。熟練の職人たちが熟成のピークを見きわめ、完全なものだけを慎重に瓶詰めし、世界各国へと出荷しています。 ザ・マッカラン蒸溜所は、1824年にハイランドで2番目に「蒸溜ライセンス」を取得。合法的に蒸溜が行える政府登録蒸溜所として発足した名門の中の名門です。蒸溜所の歴史はさらに古く、この周辺がまだマッカラン教区といわれていた18世紀初めには、すでにその名が知られていました。そして、クレイゲラヒーの浅瀬を渡って都会に牛を売りに行く牧童たちによって、マッカラン農場の〝いのちの水〟は徐々に広められ、評判となっていったのです。...
2015/01/21

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