お酒特集記事一覧 page17 of 43

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お酒コラム|豆知識や銘柄ごとの情報など掲載中

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明治の時代から多くのファンを持つスコッチの名品、オールド・パー

『オールド・パー』は、日本にはじめて紹介されたといわれるブレンデッド・スコッチ・ウイスキー。その名前は、英国史上最長寿とされる人物トーマス・パーに由来しています。 続きをみるトーマス・パーは152歳まで長生きしたとされ、英国では円熟と知性の象徴とされてきました。このトーマス・パーの愛称を拝借して『オールド・パー』が誕生したのは1871年。名ブレンダーのグリーンリース・ブラザーズ社が自社のデラックスウイスキーに『オールド・パー』と名付けたのがブランドのはじまりで、現在は業界大手のディアジオに所有されています。 『オールド・パー』は、昔から一貫してハイランド東部スペイ川のほとりにある小さな蒸溜所、クラガンモアのモルト原酒を使用。清らかな川の水と芳香豊かなピート、長い熟成を経た最高のモルトは、今でもたった12名の職人がこれらの素材と技術を代々受け継ぎながら丁寧に造り続けています。...
2015/01/21

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英王室御用達、唯一無二の最高級スコッチ「ロイヤル・ハウスホールド」

王室を意味する『ロイヤル・ハウスホールド』。その名のとおり、かつてはイギリス王室専用品で少量しか市販されていなかった、高級ブレンデット・スコッチ・ウイスキーです。 続きをみる1897年、自社ブランドが英国下院の公式ウイスキーになっていたジェームス・ブキャナン社が王室の依頼を受けて、皇太子(後のエドワード7世)専用のブレンデッド・スコッチ・ウイスキーを造ったところ、高い評価を得て翌年、正式に「王室御用達」の認定を受けた由緒正しいウイスキーなのです。 以来、現在のエリザベス2世まで歴代の国王の勅許状が、ジェームズ・ブキャナン社に授けられています。王室好きのイギリス人(スコットランド人)の常として、ロイヤルと冠したウイスキーは数多くありますが、「イギリス王室」と記されたウイスキーは後にも先にもこれ一つしかありません。...
2015/01/21

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究極のブレンドと称される不朽の銘酒|バランタイン

『バランタイン』は、ブレンデッド・スコッチ・ウイスキーの代名詞的な存在。欧州をはじめアジア圏でも人気が高く、調和のとれた華やかな香りとエレガントで洗練された味わいを特徴としています。現在はペルノ・リカール傘下のジョージ・バランタイン&サンによって製造・販売されており、日本では、サントリーが輸入・販売を行っています。 続きをみるバランタイン社の創業者ジョージ・バランタインは、スコットランドローランド地方の農家の出身。13歳のときにエディンバラの食料品店に奉公に出て、5年後に独立。食料品と酒を扱う小さな店を構えました。これがバランタイン社の前身です。 1853年アンドリュー・アッシャーが世界初のブレンデッド・ウイスキーを開発すると、これに刺激を受けたジョージは1869年に自らブレンダーとなってブレンデッド・ウイスキーの製造を開始。エディンバラとグラスゴーで営業をはじめました。...
2015/01/21

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馬の形のボトルキャップ「ブラントン」

1984年、エンシェント・エイジ社が、子会社を作って発売したシングル・バレル・バーボン、ブラントン・ブラック。 ブラントンは、エイジ社の蒸留所を40年所有し、バーボンづくりの名人とうたわれたアルバート・ブラントンの名を記念したネーミングである。 続きをみるアルバート・ブラントンの愛弟子、エルマー・T・リーがこのバーボンの開発に当たった。彼は、ブラントンから教えられた”最高のバーボンの条件”を、このブランドを生み出すことで実現した。 気温の低い秋から冬にかけて、発酵、蒸留をするブラントン。 樽に詰められた原酒は、貯蔵庫で受ける温度を一定にするため、高い棚、低い棚を、くり返しくり返し移動する。そして、4年目にテイスティングをし、優れた樽だけを選び、ブラントン用にさらに4年~6年熟成。冷却、濾過のあと、ほかの樽と混ぜることなく瓶詰めという工程。...
2015/01/21

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磯由来のピート香を存分に味わうアイラモルトの女王、ボウモア

ゲール語で“大きな岩礁”という意味の『ボウモア』。地元の商人だったデビット・シンプソンが創業した、アイラ島最古のボウモア蒸留所で生産されているモルトウイスキーです。 続きをみる創業は1779年、設立から数十年は小規模な経営が続き、1837年W&J・マター社に買収されたときの生産量は、わずか年間3640リットルしかありませんでした。しかしその後の50年で生産量を90万リットルまで増やし、いくつかの買収を経て、スタンレー・P・モリソンの所有になりました。それ以降はモリソンボウモア蒸留所として稼働していましたが、現在の所有はサントリー。度重なる買収を繰り返してきましたが、アイラ島最古の歴史と伝統を現在まで大切に引き継いでいます。 蒸留所はかもめが舞う浜辺に位置し、貯蔵庫は海抜0メートル以下にあるため、そこで熟成された原酒はアイラ・モルトの独特なスモーキーさやヨードに加え、潮のフレーバーも放っています。ほかにもこの付近にはいくつもの蒸留所があり、磯の香りがするウイスキーが作られていますが、『ボウモア』は中間的な風合いと言われ、「アイラモルトの女王」と評されています。...
2015/01/21

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軽やか&まろやかな口当たりで、世界150カ国以上で愛飲「カナディアンクラブ」

カナダで最も古くからあるウイスキーブランド『カナディアン・クラブ』。製造元のハイラム・ウォーカー社は、カナダ最南端オンタリオ州ウォーカーヴィルに本社と工場を持つ。同社は、カナダを代表する酒類企業で、現在はアライド・ドメックの傘下に入っている。発祥は1858年、デトロイトの穀物商だったハイラム・ウォーカーによって創業されました。 続きをみる彼は穀物の収穫量が豊富で、広大な土地があるカナダの地に蒸溜所を設立し、それまでにない軽いタイプのウイスキーを世に送り出しました。するとアメリカ紳士の社交場であった“ジェントルメンズ・クラブ”で好評を博しました。 当時はまだ“クラブ・ウイスキー”の名で人気を集めていましたが、この人気に脅威を感じたアメリカ・ケンタッキー州のバーボン業者は、カナダ産ウイスキーとアメリカ産ウイスキーを区別するよう政府に嘆願書を提出。それを受けて政府は“クラブ・ウイスキー”を“カナディアンクラブ・ウイスキー”とする法律を制定、1890年に『カナディアン・クラブ』が市場に出回ると、以前に増してますます人気のウイスキーになりました。...
2015/01/21

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