お酒特集記事一覧 page13 of 43

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お酒コラム|豆知識や銘柄ごとの情報など掲載中

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ボランジェ|英国王室御用達を拝命する希少なメゾン

アイ村などに畑を持っていたアタナス・ド・ヴィレル将軍がジャック・ボランジェの才能を認め1829年に設立しました。その後、ジャックは将軍の娘婿になります。設立当時から生産における厳しい基準が保たれています。 続きをみる164ヘクタールのぶどう畑を自社で所有し、畑の85%がグラン・クリュで、グランクリュとプルミエクリュからのみ生産します。全てのワインをオーク樽で発酵とカーヴでの長期に渡る熟成を行います。リザーヴ・ワインの保管は、マグナム・ボトルに入れて、コルク栓をします。 メゾンの方針を「倫理と品質の憲章」として発表しました。伝統的な醸造法に生まれる製品の品質の高さにより、世界的な名声を獲得しており、1884年からは英国王室の御用達となっています。...
2015/01/21

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ニコラ・フィアット|創設からわずか30年余りで販売数量世界ベスト3

ニコラ・フィアットは1976年の創設からわずか30年余りで販売数量フランス国内№1、世界ベスト5とめざましい躍進を遂げました。 続きをみる創始者のニコラはアフリカ産コーヒー豆の輸入業を営んでいましたが、シャンパーニュの畑を相続したことからメゾンを設立しました。1980年にはオーストラリアに輸出するなど、輸出市場においても成功をしました。人気が高まって12haの畑では需要に対応できなくなりました。 1986年に事業拡大のためシャンパーニュ地方エペルネにある最大のブドウ生産者連合「センター・ヴィニコール」と手を組みました。現在では、5,000軒の農家が参加する巨大な協同組合生産者に成長しています。...
2015/01/21

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ゴッセ|シャンパーニュの最古のワインハウス

シャンパーニュの最古のワインハウスといわれるゴッセの歴史は、1854年にシャンパーニュ地方の一都市アイの市長でもあったピエール・ゴッセがアイ村に設立した醸造所から始まります。発泡性ワインが未発明の当時はステイルワインを中心としたワイン造りを行っており、4世紀にわたり家族で経営してきましたが、1994年にコニャック・フラパンによって買収されました。 続きをみるワイン造りは極力人の手で行うという信念を持ち、18世紀から使われている丸く厚みのあるボトルを使い続けることや、マロラクティック発酵を行わないことなど、伝統的なスタイルをしっかりと守ったワイン造りを行っています。リュット・レゾネを採用し、よりテロワールを反映したブドウを作ることが最も大事だという考え方に基づき、そのテロワールの魅力を最大限に引き出す為にパーセルごとに醸造を行っています。アイ村はアンボネイ村とブジー村に並びこの地方随一のピノ・ノワールを産出しており、そのブドウはまさに優美で力強さも兼ね備え、産まれるワインは一貫して豊かながらもきめの細かさがあり、アイに産するシャンパーニュの真髄を感じることができます。アッサンブラージュの可能性をより表現するため、各区画毎に醗酵させています。伝統的なコカールで圧搾後、小容量のステンレスタンクで熟成。でき上がったワインの調和を図るため、マロラクティック醗酵を行います。清澄は行われますが、フィルターはかけられません。豪華な雰囲気を含みつつも、トップメゾンのような気難しさがないため、「シャンパーニュの最も小さく偉大なメゾン」として知られるシャンパンハウスの名門で、多くの人に愛されています。世界的なワイン評論家として知られるロバート・パーカーJr.氏が、「傑出したシャンパンハウス」と最大級の評価をしている他、「デカンター」「ワインスペクテーター」等の有名ワイン雑誌でも最高ランクの評価を受けることが多く、世界的なワインコンテストでも多数の賞を獲得しています。...
2015/01/21

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アルフレッド・グラシアン|伝統的な製造方法にこだわるシャンパーニュ

1864年エベルネに設立されたメゾンで自社畑1.73haと65ものブドウ栽培農家から約50ha分の葡萄を購入して醸造するネゴシアンスタイルをとっています。 続きをみるシャンパーニュ造りでは、最高品質のブドウを確保するために、優良なブドウ栽培農家との関係を強化することが重要なことです。品質向上のために、出来上がったワインを栽培農家と共に試飲して品質のチェックを行い、研修や懇親会も開くなど余念がありません。伝統的な製造方法にこだわり、発酵には228リットルの小樽を使い、バトナージュやマロラクティック醗酵は行いません。 樽発酵と樽熟成を行うことにより、ミクロ・オキシダイゼーションが行われます。適度な酸化により、ワインに円熟さが与えられます。また、ルミアージュの作業は職人の手によって行われています。1905年以来、アルフレッド・グラシアンを経営するジェジェ家では、その技術と伝統が厳格に伝えられてきました。...
2015/01/21

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クリュッグ|熱狂的な支持者が多くいる「シャンパンの帝王」

ランスに本拠を置く中堅規模の生産者で、シャンパーニュの最高峰と讃えられます。 続きをみる「シャンパンの帝王」と呼ばれるクリュッグには、クリュギストと呼ばれる熱狂的な支持者が多くいます。1843年設立から創業家の名前を掲げる老舗で、現在はLVMHグループの傘下に入っていますが、家族経営のスタイルはそのまま守られています。1970年代にはメニル・シュール・オジェ村にあるクロ・デュ・メニルという単一畑を購入し、収穫年や畑名を掲げるウルトラ・プレミアムとしてクロ・デ・メニルを発売しています。しかし、メイン銘柄であるグラン・キュヴェは、あまり熟成感は強くないエレガントなスタイルに造られています。小樽で一次発酵を行い、40数種におよぶキュヴェ、クリュの異なる6~10年ものヴァン・ド・レゼルヴを工芸品のようにブレンドしています。これこそ同社がグランド・キュヴェを「ノンヴィンテージ」と呼ばずに「マルチ・ヴィンテージ」と呼ぶゆえんです。 豆知識 最良のブドウを厳選し、原料となるワインの第一次発酵はすべてオークの小樽で行われます。さらに、芸術にも喩えられるアッサンブラージュと、ノン・ヴィンテージ商品でも法的期間の4倍にも達する6年以上もの長く静かな熟成を経て、独特の深く複雑な味わいが生まれるのです。...
2015/01/21

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ランソン|ウィンブルドンテニストーナメントのオフィシャルシャンパン

メゾンの前身は1760年に当時の行政長官フランソワ・ドゥラモットがシャンパン事業を興しました。1798年に彼の長男で、元マルタ騎士団の騎士であったニコラ=ルイが事業を継承しました。ブランドエンブレムはマルタ十字のレッドクロスが元になっています。1823年にジャン=バプティスト・ランソンがパートナーとなり、1837年に社名もランソンに変更されました。近年に至るまでオーナーが多数入れ替わった結果、自社畑を持たないメゾンになってしまいました。 続きをみるしかし、ワイン造りの伝統は現在も引き継がれ、ブドウが持つ可能性を最大限に活かすため、全てのワインでマロラクティック発酵を行わないワイン造りを続けています。英国ヴィクトリア女王の時代より英国王室御用達のシャンパンとして認められています。 豆知識 マロラクティック発酵を行わない数少ないシャンパンメーカーのひとつです。澄んだ輝きがあり、ピノ・ノワールを思い起こさせるわずかに琥珀がかった麦わら色です。生き生きとした春の香りが広がり、トーストのニュアンスに加え、さまざまな花の蜜の香りがあります。熟れた果実や柑橘系の香りが、ふくよかでありながら軽やかなタッチを与えています。...
2015/01/21

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