お酒特集記事一覧 page9 of 43

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お酒コラム|豆知識や銘柄ごとの情報など掲載中

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シャトー・パルメ|イギリス王ジョージ4世のお気に入りのワイン

 シャトー・パルメのワインは、肉づきの良い芳醇な体躯に包まれた、様々な果実、花、スパイスの驚くほど複雑なブーケが漂います。パルメの畑では、栽培品種がカベルネ・ソーヴィ二ヨン47%、メルロー47%、プティ・ヴェルド6% というも珍しい品種構成になっています。これがパルメ独特のまろやかさを生み出す要因の一つとなっています。 続きをみる パルメのブドウ畑はシャトー・マルゴー南隣にあり、ジロンド川に向かってゆっくりと傾斜しているマルゴー地区の中でも最高の場所にあります。その土壌は3万年~4万年前の氷河期の石英、水晶、玉髄などが混じった砂利質です。  手摘みのブドウは醸造所に届くと畑の区画と品種ごとに分類され、分析されてから除梗され、破砕されます。ブドウ果汁は台形のステンレスタンクの中で2日間のアルコール発酵がおこなわれ、その後マロラクティック発酵が行われます。...
2015/01/21

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オーパス・ワン|ボルドーとカリフォルニアのエリートから生まれた秀逸のワイン

オーパス・ワン・ワイナリーは1979年に、シャトー・ムートン・ロートシルトの経営者フィリップ・ド・ロートシルト男爵とカリフォルニアワインの帝王・ロバート・モンダヴィにより、カリフォルニアのナパに誕生しました。ボルドーの名門バロン・ド・ロートシルト社とカリフォルニア躍進の牽引車ロバート・モンダヴィ社の合弁会社は、最初から成功の約束されたワイナリーでした。 続きをみるオーパスワンのゴールは、妥協を許さない極上のワインを造ることです。ブドウ畑ではボルドーの技術である密植栽培が行われ、通常の 5~6 倍の密度で植栽されています。密植栽培により、ブドウは小粒になり、果汁に対して果皮の比率が高くなります。 ブドウはすべて手摘みで収穫され、小さな箱に丁寧に入れられて、ブドウ畑からワイナリーまで細心の注意を払い搬入されます。完璧な状態が維持されたブドウは人手で選別され、不完全なブドウはすべて取り除かれます。ブドウは、除梗機からステンレス製タンクへ重力のみを利用して移されます。ステンレスタンクでは、低温で穏やかな発酵プロセスができます。...
2015/01/21

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シュヴァル・ブラン|ラベルの金賞メダルがサンテミリオン地区の最高評価ワインの象徴

サン・テミリオンでは、左岸の筆頭としてオーゾンヌ、右岸の筆頭格としてシュヴァル・ブランが別格扱いで、最高評価を受けるシャトーです。1832年に「シャトーフィジャック」というサンテミリオンの大手ワイン畑の一部がデュカス家へ分離されました。デュカスの娘が、ジャン・ロサック・フルコーと結婚する時に、持参金としてフルコー家に持ってきました。ジャン・フルコーはこの土地がブドウを育てるのに適していると考え、畑を買い増し、排水設備を敷設し、ワインの名称も「シュバル・ブラン」に変えました。 続きをみる1854年からローサック家が所有して評価を高めてきましたが、1998年にLVMHグループを所有するベルナール・アルノーらにより買収されます。現在は、シャトー・ディケムとともにピエール・リュルトンに経営を任せています。 ポムロール地区との境界に位置する所有地(37ha)は、ギュンツ氷期の砂利土壌からなるため、カベルネ・フランの適地です。...
2015/01/21
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ルーチェ|サンジョヴェーゼとメルローを使った最高級のワイン

 フレスコバルディ侯爵家のランベルトは198年代に、当時の醸造学の権威が集まるカリフォルニア大学デイヴィス校に留学しました。この時に、後にロバート・モンダヴィの醸造責任者となるティモシー・モンダヴィと運命的な出会いをし、二人の間に友情が生まれました。 続きをみるこれが契機となって、プレスコバルディ侯爵家と米国ロバート・モンダヴィ社という国際的にも有名な2社にパートナーシップが出来ました。ルーチェ・デッラ・ヴィーテは合弁事業として1995年にモンタルチーノ地区に設立されました。 ルーチェはトスカーナのサンジョヴェーゼ種と国際品種のメルロ種がブレンドされた両国文化融合の象徴です。メルロー種の柔らかさ・まろやかさと、サンジョヴェーゼ種のしっかりしたボディ・エレガントさが結び付き、世界的な高評価を受けました。...
2015/01/21
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ガヤ|イタリア・ピエモンテ生まれの最高品質ブルゴーニュ風単一畑ワイン

現当主のアンジェロ・ガイヤは、自身が「最高のワインにしか興味がない」というほど、 一切の妥協を許さない独自の哲学を持っています。初代から続く徹底した品質主義のワイン造りはもちろん、世界レベルのワインを造るため、単一畑の導入、ピエモンテ初となるバリックの使用、国際品種の栽培などに取り組み、その結果生まれたのが、高級ワインのソリ・サン・ロレンツォです。 続きをみる芳しいチェリーやベリーなどの香りの後、強い意志を感じるほどの骨格や旨み、絹のようなタンニンが続き、長い余韻を残すワインは、単一畑のブドウが主張しているようです。 ここに至る道のりは簡単なものではありませんでした。アンジェロは、「ブドウが何であれ、土壌が良ければ質の高いブドウが育つ」という信念のもと、ネッビオーロが植えられていたピエモンテの優良な畑でカベルネ・ソーヴィニヨンなどの国際品種のブドウを育て始めました。また、ブルゴーニュの単一畑のワイン造りにならい、バルバレスコにある最高の区画から単一畑のワインを造り始めました。イタリア伝統の大樽だけでなく、フランス風にバリスク(小樽)を使用して、丁寧な醸造を行っています。醸造期間についても、「選りすぐりの最高の畑が生み出した優れたポテンシャルの葡萄は、必要以上に長い間、樽の中で寝かせておくべきでない。」と考えているようです。...
2015/01/21

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D.R.C. ロマネ・サン・ヴィヴァン|サン・ヴィヴァン修道院の 修道僧たちが持ってきたブドウが起源のワイン

ロマネ・サン・ヴィヴァンはDRCがリリースする特級ワインのひとつです。「ロマネ・サン・ヴィヴァン」の名前は「サン・ヴィヴァン修道院」に由来し、ロマネ・サン・ヴィヴァンの畑の歴史は11 世紀に遡ります。ローマ時代に、当時ヨーロッパの海を我がものとしていたヴァイキング(ノルマン人)に侵攻され、助けを求めてきた修道僧たちに、当時のブルゴーニュ公ユーグ2世が、1131年にヴォーヌとフラジェの村にある領地の全てをサン・ヴィヴァン修道院に寄進したことに始まります。 続きをみる修道僧たちは荒れ地を開墾し、その土壌と気候に最適だったピノ・ノワール種のブドウの種を東フランスから持ち帰って植えました。その「神に祝福された土地」と呼ばれたブドウ畑が、のちに「ロマネ・コンティ」や「ロマネ・サン・ヴィヴァン」を生み出す畑のとなったのです。 ブドウ畑は粘土質が多い褐色の石灰岩の表土(9cm)の上にある。斜面の上部は傾斜がきつく(12%)粘土質は少なくなります。ロマネ・サン・ヴィヴァンのブドウ畑はリシュブールとロマネ・コンティの東側にあり、総面積は9.45haで、1個のドメーヌが所有しています。このうち、DRCの所有するブドウ畑は5.29haの広さがあり、リシュブールの東隣にあります。...
2015/01/21

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