ウイスキーの特集記事|お酒特集記事 page23 of 24

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ウイスキー特集。ウイスキーの豆知識や銘柄ごとの情報など掲載中

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明治の時代から多くのファンを持つスコッチの名品、オールド・パー

『オールド・パー』は、日本にはじめて紹介されたといわれるブレンデッド・スコッチ・ウイスキー。その名前は、英国史上最長寿とされる人物トーマス・パーに由来しています。 続きをみるトーマス・パーは152歳まで長生きしたとされ、英国では円熟と知性の象徴とされてきました。このトーマス・パーの愛称を拝借して『オールド・パー』が誕生したのは1871年。名ブレンダーのグリーンリース・ブラザーズ社が自社のデラックスウイスキーに『オールド・パー』と名付けたのがブランドのはじまりで、現在は業界大手のディアジオに所有されています。 『オールド・パー』は、昔から一貫してハイランド東部スペイ川のほとりにある小さな蒸溜所、クラガンモアのモルト原酒を使用。清らかな川の水と芳香豊かなピート、長い熟成を経た最高のモルトは、今でもたった12名の職人がこれらの素材と技術を代々受け継ぎながら丁寧に造り続けています。...
2015/01/21

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「シングルモルトのロールスロイス」と讃えられる最高峰の味と香り|ザ・マッカラン

美しい自然に恵まれたスコットランド・ハイランド地方のスペイサイド。この美しい風景に溶け込むように佇むザ・マッカラン蒸溜所は、多くのコンペティションで№1となり、ハロッズのウイスキー読本で「シングルモルトのロールスロイス」と讃えられた『ザ・マッカラン』の故郷です。 続きをみる『ザ・マッカラン』の原料となるのは、マッカランエステートと呼ばれる大規模な大麦の耕作地で育まれた良質な大麦と清涼な泉の湧き水、イースト菌のみ。湧き水は蒸溜所の近隣を流れるスペイ川のそばにある泉の湧き水で、長いあいだ山や渓谷を通じて濾過されてきたためミネラル豊富で軟らかいのが特徴。 イースト菌が麦汁を発酵させるのに最適といわれています。熟成に使用されるスペイン産の樽は1度シェリー酒の蒸溜所に貸し出され、シェリーの貯蔵に使用したものだけを使用。熟練の職人たちが熟成のピークを見きわめ、完全なものだけを慎重に瓶詰めし、世界各国へと出荷しています。 ザ・マッカラン蒸溜所は、1824年にハイランドで2番目に「蒸溜ライセンス」を取得。合法的に蒸溜が行える政府登録蒸溜所として発足した名門の中の名門です。蒸溜所の歴史はさらに古く、この周辺がまだマッカラン教区といわれていた18世紀初めには、すでにその名が知られていました。そして、クレイゲラヒーの浅瀬を渡って都会に牛を売りに行く牧童たちによって、マッカラン農場の〝いのちの水〟は徐々に広められ、評判となっていったのです。...
2015/01/21

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スコッチでは珍しい100年以上続くブランド、ホワイト&マッカイ

酒名となっているホワイト&マッカイとは、このウイスキーを力を合わせて生み出した2人の人物である、ジェイムズ・ホワイトと、チャールズ・マッカイの姓をあわせたもだ。 続きをみるアラン・ポインターという1844年創業の酒類取扱業者の支配人として働いていたジェイムズ・ホワイトが、友人のチャールズ・マッカイと協力して1882年にウイスキー業界に進出のため、新会社を設立した。ほどなくして、”ホワイト&マッカイ・スペシャル”というブレンデッド・スコッチを世に送り出したのだ。 以来、このブランドのウイスキーは、絶えることなく売られ続けている。 このように、ひとつのブランドが100年以上も不変で続いているのは、スコッチ・ウイスキーとして、かなり珍しいのである。 現在は、ホワイト&マッカイ社は、スペイサイド・モルトのトミントール、ハイランド・モルトのダルモア、フェッターケンの3蒸留所を所有している。...
2015/01/21

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歴代米国大統領が愛した、バーボンの筆頭ブランド「ワイルド・ターキー」

アメリカンウイスキーの銘柄のひとつで、1855年から製造されているバーボンの代表的銘柄『ワイルド・ターキー』。1971年まで『ワイルド・ターキー』製造会社であるオースティン・ニコルズ社は蒸溜所を持たず、原酒を購入してブレンドして製造していました。同年、ケンタッキー州ローレンスバーグの古い蒸溜所を買収してからは、蒸留から熟成まですべて自社で行うようになりました。 続きをみるちなみに、その蒸留所オーナーのトーマス・マッカーシーが、北カロライナ州の七面鳥狩りに集まる人々のために、特別ブレンドのバーボンを振る舞ったところ大好評。七面鳥狩りにちなんでこれを『ワイルド・ターキー』と呼んだことが、ブランドネームの由来といわれています。 このバーボンが全米で人気を博すようになったのは第二次世界大戦後、アイゼンハワー大統領が愛飲していることがブームのきっかけでした。...
2015/01/21

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レモンや洋梨を思わせるフルーティなシングルモルト、グレンフィディック

スコッチウイスキーの故郷といわれるスコットランド・ハイランド地方のスペイサイド。なかでもダフタウンは蒸溜所が集中して立つスコッチ・ウイスキーの街です。 続きをみるここにあるグレンフィディック蒸溜所は、1963年にシングル・モルトウイスキーを世界に向けて売り出した最初の蒸溜所。創業は1887年までさかのぼります。モートラッハ蒸溜所で働いていたウイリアム・グラントは、理想のウイスキーを求めて独立を決意。近隣にあるカードゥ蒸溜所から中古の蒸溜器を譲り受け、近くを流れる川の石を利用して蒸溜所の建物を家族で手作りしたといわれています。 こうして最初のモルトウイスキーが生まれたのは1887年の12月25日。クリスマスの朝のことでした。このつつましいスタートから着実な成長を続けたグレンフィディック蒸溜所は、1960年代にはシングルモルト市場の基盤をつくり大々的な販売を開始。当初は、「飲みにくいシングモルトが世界で売れるわけがない」と周囲の失笑をかいましたが、果敢な挑戦が現在のシングルモルトの世界を切り開きました。その後1974年には大規模な拡張を実施し〝世界一有名なシングルモルト蒸溜所〟という地位を築き上げたのです。...
2015/01/21
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3回蒸留による軽やかな口当たりのアイリッシュウイスキー|ジェムソン

ジョン・ジェムソンによって1780年に設立された『ジェムソン・アイリッシュウイスキー』。滑らかな口当たりで、芸術の域に達する最高傑作との呼び声も高く、そのままでも美味しくいただけますが、カクテルにすることでまた新たな味覚の世界が広がります。 続きをみるそのジェムソン・アイリッシュウイスキーの高い品質を支えているのが、創立当初から現代に至るまで確かな技術を受け継いできた、ウイスキーづくりに情熱を注ぐ才能豊かな職人たちです。ピートを使用せず、密閉路でじっくりと乾燥させた大麦を原料に、通常のウイスキーよりも1回多い、3回の蒸留を経て作られる芳醇な薫りとスムースな味わいが特徴的です。わずかなシェリー樽の香りも良く、軽やかに飲めるため初心者にもおすすめといえます。 主なラインナップとしては、まろやかな味わいで最もポピュラーな『ジェムソン・スタンダード』。風味豊かなポットスチルウイスキーと、希少なグレーンウイスキーを少量ブレンドさせて、直火で内側を炭化させたバーボン樽で熟成させた『ジェムソン・セレクト・リザーブ』。そして、数々の受賞歴を誇る『ジェムソン・ゴールド・リザーブ』などがあります。...
2015/01/20

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