お酒特集記事一覧 page37 of 43

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お酒コラム|豆知識や銘柄ごとの情報など掲載中

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閉鎖から復活を遂げたスペイサイド蒸溜所、その名を冠した逸品、スペイサイド

1895年、ジョージ・マクファーソンによって創業された、現在の原点であるスペイサイド蒸留所。1900年には彼の死去によってその事業は停止、蒸溜所は閉鎖されてしまいました。しかし1965年に現オーナーのジョージ・クリスティが彼の遺志を受け継ぎ、旧蒸留地所の地に新しい蒸留所の設立を決意。しかしクリスティの財力だけではすべてをまかなうことができず、建物の建設は石工職人アレックス・フェアリーに委ねられました。一つ一つの石を手で積み重ねていく古代の伝統的技術を用いて、彼ひとりの手によって蒸留所は建設されました。完成したのは1987年、工事開始から実に25年の歳月を経て念願の蒸留活動が再開されました。 続きをみる蒸留所内部には2基の伝統的携帯のポットスチルが備え付けられ、蒸留に関しては量よりも質を重視し、ハイクオリティーの少量生産にとことんこだわりました。スペイサイド蒸留所社製品のブレンデッドウイスキーは、『スペイサイド』の銘柄で統一し、単式蒸留器をモチーフにしたボトルデザインが特徴です。 『ディスティラリーコレクション・スペイサイド17年 シェリーバット』は、熟成にシェリーを使用しているだけあって、シェリーの甘い香りやメープルシロップのような甘さも感じられ柔らかく仕上がっています。『スペイサイド30年』は熟成に30年をかけた、創立100周年を記念して販売された希少価値の高い限定品。 なかでも『スペイサイド25年』はスペイサイド・シリーズの集大成といわれる商品で、スコットランド各地のウイスキーに関わる地域、ハイランド、ローランド、アイラなどの選りすぐった原酒をブレンドした、スペイサイド蒸留所が自信を持ってオススメする逸品。25年の長期熟成による芳醇な香りとまろやかな味わいの絶妙なバランスは、ウイスキー愛飲家たちを惹き付けてやみません。...
2016/09/16
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英王室御用達、リッチ感を味わえる希少スコッチ「サムシング・スペシャル 」

スタイリッシュなボトルデザインが一目を引く『サムシングスペシャル』。ヒル・トムソン社のブランドで、グレンリベットなどの厳選されたモルトやグレーン原酒を中核にブレンドしたスコッチウイスキーです。英国王室ご用達のスコッチとして公式晩餐会にも供されているほどの名門中の名門。 続きをみる同社はザ・シーバス&グレンリベット・グループの一員で、グループの各蒸溜所の原酒を使用して、ブレンデッドウイスキーを製造しています。名門メーカーならではの格調高い風味とまろやかな味わいで、愛飲家たちを魅了してきた逸品です。ハニーや完熟フルーツの甘い口当たりで、メローでクリーンな味わいが特徴といわれています。 現在もわずかながら輸入されていて現行ボトルはアルコール40%ですが、発売終了となったオールドボトルは43%です。...
2016/09/16
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英女王も観戦する競馬場が由来の、ハイグレードなスコッチ|ロイヤル・アスコット

イギリス・ウィンザーの南西に位置するアスコット競馬場は、社交的な雰囲気が魅力で、毎年6月に開催される競馬はエリザベス女王も観戦します。それにちなんでネーミングされたスコッチウイスキーが『ロイヤル・アスコット』。製造元はセント・アンドリュース・ディスティリング社で、バーン・スチュワート・グループの一員です。 続きをみるディーンストンのモルトを中核に、軽やかでスコッチらしい芳香を大切にした商品として開発されました。いずれもモルト含有率50%というハイグレードな逸品です。 主なラインナップには、モルトもグレーンも10年?15年以上熟成したものだけを使用した『ロイヤル・アスコット・デラックス』。同じく12?20年の熟成を得たモルトやグレーンをブレンドした、まろやかな味わいの『ロイヤル・アスコット・スーパー・プレミアム』。12?25年熟成のモルトを使った円熟した風合いで魅了する『クラシック・リザーブ』。15?25年ものをブレンドした、ブランデーのような味わいの高級スコッチ『ロイヤル・アスコット・エクストラ・オールド』などがあります。...
2016/09/16
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悲劇の女王メアリーがラベルの、親しみやすいブレンデッドウイスキー|ザ・クイーンズ・シール

クィーンズ・シールとは女王の印章の意。『ザ・クイーンズ・シール』は16世紀に生きた悲劇のスコットランド女王、メアリーの肖像画が貼られているラベルが印象的なブレンデッドウイスキーです。発売元のイアン・マクロード社はスカイ島では広く知られている会社で、アイル・オブ・スカイの豪族、マクロード一家のイアン・マクロードがオーナー。エディンバラ近郊のブロックスバーンに本拠地を置いています。 続きをみる同社はイングランドでの『グレンファークラス』の発売元でもあり、「タリスカー」をベースに用いたブレンデッドウイスキー、『ザ・クイーンズ・シール』をはじめ、『チーフテンズ・チョイス』や『マリー・ボーン』などのラインナップがあり、『アイル・オブ・スカイ』とは姉妹関係にあります。蒸留所名を記載できるボトルはイアン・マクロード社、蒸留所名を記載できないボトルはスコティッシュ・インディペンデント・ディスティラーズ社というように区分しています。...
2016/09/16
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古代ローマの通行証を象った、ほのかに甘くライトな国際派スコッチ【パスポート】

日本ではあまり認知度は高くありませんが、世界中の人々に愛飲されている国際派スコッチウイスキー『パスポート』。シーグラム社傘下のウイリアム・ロングモア社が1968年に発売した銘柄です。同社はモルトのグレンキース蒸留所を所持しているので、グレンキースをはじめ、グレンリベット、グレングラント、キャパドニック、ロングモーンといったスペイサイドのモルトウイスキーをブレンドして薫り高い逸品へと仕上げています。 続きをみる スコッチとしては軽めでハチミツのようなほのかな甘さ、フルーティな薫り、程よいピート香が絶妙にブレンドされ、柔らかく滑らかな味わいです。 なかでも一際目立つのが、四角形ボトルの正面に配された変わったデザインのラベル。名門クランに伝わる5つのスコティッシュ・クレストがデザインされています。『パスポート』というネーミングからもわかるように、これは古代ローマ時代の通行証をかたどったもので、ウイスキー通への通行証となるようにとの意味が込められています。...
2016/09/16

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惜しみなく手間ひまかけた製法で、愛されるテネシーウイスキー|ジャック・ダニエル

100年の時を経て、今もなお当時の製法で造られるテネシーウイスキー『ジャック・ダニエル』。現在ではテネシー州で唯一稼働しているジャック・ダニエル蒸留所によって製造されています。 続きをみるテネシーウイスキーは連邦アルコール法により、(1)テネシー州産のサトウカエデを燃やしてできた木炭でろ過すること、(2)テネシー州で造ること、この2つの規定があります。原料や製法はバーボンウイスキーと変わりありませんが、テネシー州で造られるためにテネシーウイスキーと呼ばれるのです。 バーボンとほとんど同じ工程を経て蒸留された原酒は、高さ5メートルの“メローイング槽”と呼ばれる“ろ過槽”に1滴1滴たらされ、10日間もの長い時間をかけてろ過されます。このメローイング槽のなかには、良質のサトウカエデの木炭を砕いたものがろ過材として入っています。こうして一滴一滴ろ過された原酒は、芳醇で均整のとれた原酒へと生まれ変わります。...
2016/09/16

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