お酒特集記事一覧 page36 of 43

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お酒コラム|豆知識や銘柄ごとの情報など掲載中

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サワーマッシュ製法で作られた、バーボンの第一号|オールド・クロウ

アメリカのケンタッキー州バーボン郡で、トウモロコシを原料に生まれたウイスキー『オールド・クロウ』。1835年創業のオールドクロウ蒸留所で生まれた170年余りの歴史を誇るバーボンです。 続きをみる現在はジム・ビーム社のクラーモント、ボストン両蒸留所の原酒から作られていて、バランスのとれたさわやかな香りと味わい深いコクが特長で、“気軽に飲めるバーボン”として多くのバーボン通から親しまれています。ちなみに『オールド・クロウ』のネーミングは、創業者であるジェイムズ・クロウ博士が由来とされています。 ジェイムズ・クロウ博士は、バーボンの製造において現在はポピュラーな“サワーマッシュ製法”の開発や、発酵工程にリトマス試験紙を使って酸度を測る方法を採用した人物で、バーボン業界の技術向上に多大な貢献をした人物としても有名です。...
2016/09/16
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品質を追求して、瓶詰めに踏み切った最初のバーボン「オールド・フォレスター」

1870年アメリカ・ケンタッキー州・ルイヴィル地区にある、ブラウン・フォーマン蒸留所で製造された『オールド・フォレスター』。創業者であるジョージ・ガーヴィン・ブラウン氏が尊敬する、南北戦争時代の南側将軍のネイサン・ベッドフォード・フォレストにちなんで名付けれました。 続きをみるそれまでは“樽詰め”で販売されていたバーボンウイスキーでしたが、安酒を混入して販売されることが多く、それを懸念したジョージ・ガーヴィン・ブラウン氏が高品質を守るため業界で初めて“瓶詰め”にして製造元からの出荷をしたウイスキーでも有名です。 当時ガラス瓶は大変高価で、それだけに商品価格も他に比べて高いものでしたが、品質を優先したことで消費者からの信頼を得て、ハイクオリティのウイスキーと認められるようになりました。ちなみにボトルのラベルには、品質を保証するという内容のジョージ・ガーヴィン・ブラウン氏による手描きサインが記されてあります。...
2016/09/16

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違いがわかるバーボン通のための本格派|オールド・グラン・ダッド

1796年、開拓初期のケンタッキー州で、バーボンの先駆けであったベイジル・ヘイデンが蒸留したのが始まりでした。当時は単一の蒸留所で作られ、2年以上の熟成期間を経た本格的なケンタッキーストレートバーボンにこだわっていました。のちに1882年、3代目である孫のレイモンド・B・ヘイデンが祖父の創業に敬意を払い、自社バーボンに“オールド・グラン・ダッド(偉大なるおじいちゃん)”と名付けたことが酒名の由来と言われています。 続きをみるレイモンド・B・ヘイデン亡き後、オールド・グランダッド蒸溜所は数々の会社に買収をされます。そして現在はジム・ビーム社で生産されていますが、昔ながらのフルーティな芳香やライ麦由来の味などの特徴はそのままに、今でも当時の製造方法が受け継がれています。 原料であるトウモロコシは極上品のみが使用されていて、ライ麦の比率や使用酵母なども100年以上変わらないと言われています。ちなみにラベルに描かれているやさしそうなおじいちゃんが、創業者ベイジル・ヘイデン氏です。...
2016/09/16
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伝統的な製法で継承されてきた、深みのある逸品|オールド・ケンタッキー

『オールド・ケンタッキー』は、オールドケンタッキー蒸留所によるバーボンウイスキーで、今となってはなかなか手に入らない貴重なお酒です。製造元はバーボン蒸留の中心地、ケンタッキー州ネルソン郡バーズタウンにあり、アメリカ国内向けのプレミアムバーボンだけを発売してきた業者です。同地の蒸留業者から購入した最上の樽詰め原酒を、熟練の職人たちの手によって独自に熟成され、バランスの良いバーボンへと仕上げました。 続きをみる現在は終売品である『オールド・ケンタッキー88』は、ラベルに88と記載されているように、バーズタウンでのバーボン造り200年を記念して、1988年に発売された最高品質のバーボンであることを意味しています。『オールド・ケンタッキー・アンバー』はネーミングどおり、深い琥珀色(アンバー)が特徴的な10年熟成のバーボンです。『オールド・ケンタッキー・スペシャル・リザーブ』は15年の熟成の最高級品で、フランス製クリスタル・デカンター入りです。...
2016/09/16
タラモア・デュー

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専門家からも高い評価を得た、大麦の風味を感じるアイリッシュウイスキー「タラモア・デュー」

『タラモア・デュー』はアイリッシュ・ウイスキーを代表する名ブランドで、アイリッシュ・ウイスキーの中では『ジェムソン』の次に出荷量を誇ります。軽く、まろやか、スモーキー香のまったくないやや甘くクリーミーな香り、3回蒸留ならではのすっきりとした親しみやすい味わいが特徴です。アイリッシュ・コーヒーに初めて使われたウイスキーでもあり、その軽さを活かしてカクテルにもよく使われます。 続きをみる元々は、アイルランド中部オッファリー州の州都タラモアにあったタラモア・デュー蒸留所で製造していましたが、現在では南部コーク市郊外にあるミドルトン蒸留所で生産されています。 2010年7月にはタラモア・デューを買収した、スコットランドのウィリアム・グラント&サンズ社が、タラモアの町に新しいタラモア・デュー蒸留所を建設すると発表。現在も建設中で、蒸留所と共にビジターセンターもオープンする予定です。...
2016/09/16
ミドルトン

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アイルランドが誇る、名門蒸留所産のプレミアムウイスキー、ミドルトン

1825年にマーフィー兄弟によって創業を開始したミドルトン蒸留所。1975年にはヴィクトリア時代に建てられていた同蒸留所での生産が需要に追いつかなくなり一旦閉鎖、新しい蒸留所が設立されました。旧蒸留所はジェムソン・ヘリテージ・センターというウイスキーの博物館として現在も残っています。 続きをみる1960年代後半まで、ほとんどのアイリッシュ・ウイスキーはポットスティルで作られたモルトウイスキーでした。その後、世界的に軽快な味わいが好まれるようになり、ブレンデッド中心のスタイルへと移行。近年で再びポットスティルウイスキーが注目されるようになり、その立役者となったのがミドルトン蒸溜所でした。 経営するのはペルーノ・リカール社傘下のアイリッシュ・ディティラーズ。世界最大と言われるポットスティルを所有する同社がつくるアイリッシュ・ウイスキーの特徴として、大麦麦芽と発芽していない麦芽の両方を使用し、銅製のポットスティルで蒸留を行います。...
2016/09/16

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