ゴーティエ家は、ファン・ボア地区エーグル町に昔からある旧家。1644年からブドウ園の経営を始め、1755年にはコニャックの生産もスタート。その後、1886年にジョセフ・ゴーティエ社として創業。コニャック地方に8つのブドウ畑と蒸留工場を所有するほか、コニャックの各地区から原材料のブドウや原酒を買い付け、自社でブレンドしています。 続きをみる現在は、大手メゾンであるラーセン社の子会社となり、変わることなくフレンチ・ブランデーを手掛けています。 コニャックをブレンドしたバランスの良い味わいで、伝統的な重厚味がありながらも、まろやかな飲み口をもつのが特徴。その特徴がもっともよく出ているのが『ゴーティエ V.S.O.P』。ファン・ボア地区とプティット・シャンパーニュ地区のブドウが使用され、芳醇な香りにしっかりとした味わいが楽しめます。...

コニャック地区でもっとも古い歴史をもつワイナリーであるフェランと、1776年より続く蒸留所logis d’angneacが協力し、1989年に設立されたコニャック・フェラン社が生産するブランド。近年ではアメリカ国内で高い評価を受けており、サンフランシスコで行われたコンクールでは2010年にV.S.O.Pが、2011年にX.Oが、ダブル金賞を受賞するなど数多くの賞を受賞しています。 続きをみる『ランディ X.O』は、熟成を感じさせる色合いと華やかでハチミツを思わせる優雅な香りが特徴。口に含むと香木やキャンディを連想させるような味わいが広がり、しなやかでスパイシーな余韻が続きます。『ランディ X.O エクセレンス』は、琥珀色の輝きとフルーティな中にわずかにのぞくバニラの香りが魅力。熟成の長いコニャック特有の、ほのかな葉巻と杉の樹皮、香辛料が感じられ、なめらかな味わいといつまでも続く余韻が特徴です。 また、ランディはボトルの美しさにも定評があります。 『ランディ デジール』は、女性のボディをかたどったボトルをタイトなドレスとキラーハットで彩ったスタイリッシュな逸品。エレガントなバニラの香りに、シトラスやプルーンの風味、そしてやわらかいフィニッシュが印象的。“デジール＝欲望”という名を冠せられたコニャックは、視覚と味覚を同時に楽しませてくれます。...

創業は1853年。150年以上続くコニャックの製造・販売会社。コニャックのほか、ブランデーやリキュール、スピリッツの販売も行っています。 コニャックのブレンダーを生業としていた創業者ルイ・ロワイエが、1853年に自らのコニャック会社を設立。創業当時は、質の高い原酒の安定した供給を確保するために、数多くのブドウ畑や蒸溜所を訪問することに多くの時間を費やしていました。 続きをみるこの真摯な姿勢が代々受け継がれ、ロワイエ社は優れた原酒を厳選し、気品あるコニャックをうみだすコニャックメーカーとしての名声を博すこととなります。...

ジェンセン・コニャックは、すべてがグランド・シャンパーニュ規格品のコニャック。ジェンセン・コニャック家は、グランド・シャンパーニュ地区の中央に位置し、25ヘクタールのブドウ畑で栽培、醸造をしています。 続きをみるラインナップは以下の通り。 5年熟成の『ジェンセン プライム』 12年という比較的若い熟成のX.Oである『ジェンセン カルテ ブランシェ』 オーク樽で25年熟成した『ジェンセン X.O グランド・シャンパーニュ』、『Jenssen Hors d’Age』 『Jenssen l’Epiphanie Hors d’Age』などがあります。 ちなみに高額なコニャックとして名を上げられる『ジェンセン アルーカナ』は、100年前に蒸留された原酒をブレンドした希少な限定生産品。 美しい曲線を描くクリスタルのボトルに詰められています。...

ジャン・フィユーは、1880年に創業。100年以上父から子へと代々技術を継承し続け、現当主は4代目のパスカル。現在では、コニャック地方唯一の家族経営コニャックメーカー。全アイテムが最高級ブランデーである“グランド・シャンパーニュ産”100％を名乗ることができる唯一のブランドです。 続きをみる1972年には、美食および観光国際委員会によってもっともすばらしいコニャックに認定され、栄誉ある“セプ・ドール”（黄金の葡萄樹）の称号を受賞しており、フランスでも超一流レストランでしか味わえない貴重なコニャックです。 『コック・ドール』は、ラベルに描かれた黄金の鶏（コック・ドール）がトレードマーク。熟成は3～4年と若く、フルーティでライトなタイプのコニャック。 『セプ・ドール』は2～13年の熟成。セプ・ドールの称号を受けたものだけが付けられる黄金の葡萄樹がトレードマーク。...

"ミュコーは、プティ・シャンパーニュ地区で1862年に創業したコニャック・メーカー。創業者のオーガスタ・クリストフは、ガスタベ・ミュコーとともに、2世の命でシャラント地方の酒類をロシア宮廷のために調達していました。 続きをみるその後1862年、クリストフは朋友ミュコーの名を冠したACミュコー社を設立。1979年にCDG（コンパニー・ド・ギュイエンヌ）社のファミリーグループに入ります。 多くのコニャックがブランドイメージによる付加価値を守ることを重視するのに対し、ミュコーは、味わいの上で本来備わっているべき品質の追求に努めています。そして、2度の蒸留とオーク樽での長期熟成から生まれる力強さ、エレガントさ、しなやかさ、余韻の長さをすべて併せ持っていることからコニャック愛好家からの評価も高いブランドです。...