お酒特集記事一覧 page34 of 43

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お酒コラム|豆知識や銘柄ごとの情報など掲載中

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香り高く、美しい味わい。まさにバラのようなバーボン|フォア・ローゼズ

『フォア・ローゼズ』の誕生は1888年。アメリカ・アトランタでポール・ジョーンズ親子がウイスキー造りを行ったのが始まりでした。1910年にはローレンスバーグ近郊にスパニッシュミッション様式のフォア・ローゼズ蒸留所を設立。 続きをみる原料、酵母、そして技術にこだわった香りの異なる複数の原酒をブレンドして、バラのようなバーボンが生まれたのです。そのマイルドな味わいは、時として“トゲのないバラ”とも表現されるほど。 ちなみに酒名の由来にはこんな素敵なエピソードがあります。ある時、息子のジョーンズが美しい女性にプロポーズをしたところ、その女性は舞踏会に4輪のバラをつけたドレスで現れ、結婚を承諾しました。それに感激したジョーンズは自身のバーボンに『フォア・ローゼズ(4輪のバラ)』と名付けたと言われています。...
2016/09/14

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「バーボンの始祖」が後世に残した、男味あふれるバーボン-エヴァン・ウイリアムズ

アメリカ合衆国の建国とほぼ同時期に出来上がった、歴史のあるバーボン・ウイスキー『エヴァン・ウィリアムズ』。 続きをみる酒名は“バーボンの始祖”とされるエヴァン・ウィリアムズに由来しています。同氏はライムストーンから湧き出る水を発見し、トウモロコシからウイスキーを初めて造ったとされる人物で、ケンタッキー州でウイスキーを蒸留した1783年が始まりと言われています。 “バーボンの父”と呼ばれた、エライジャ・クレイグ牧師がバーボンを造ったとされる年よりも前であると言われていますが、はっきりとした文献や記述が残っていないので、事実は現在も謎とされています。 しかしながら、その彼の功績を称えて、『エヴァン・ウィリアムズ』のすべてのボトルには“SINCE 1783”の文字が記されています。現在もケンタッキー州バーズタウンの名門蒸留所、ヘヴン・ヒル社で造られていて、『ジム・ビーム』に次いで世界第2位の販売実績を誇る、同社の主力バーボンです。...
2016/09/14

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名声を欲しいままに得た、キング・オブ・バーボン|アーリー・タイムズ

誰もが一度はその名を耳にしたことがある、不朽のベストセラー・バーボン『アーリー・タイムズ』。 続きをみるリンカーンがアメリカ大統領に就任した1860年、ケンタッキー州バーズタウン近郊“アーリータイムズ・ステーション”と呼ばれていた村に、最初のアーリー・タイムズ蒸留所が誕生しました。 その後、1920年にアメリカ全土で禁酒法が施行されるようになりますが、『アーリー・タイムズ』は医師が処方する薬用ウイスキーとして認められ、例外的に広く飲まれるようになりました。 その人気ぶりに、『オールド・フォレスター』のメーカーで知られるブラウン・フォーマン社が注目し、1923年アーリー・タイムズを買収。現在もケンタッキー州ルイヴィルの蒸留製造所で生産、アメリカのみならず日本でも、トップクラスの販売数を誇るバーボン・ウイスキーが世に送り出されています。...
2016/09/14
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ゴルフの聖地の称号を与えられた、スコッチウイスキー|オールド・セント・アンドリュース

オールド・セント・アンドリュース社は、1970年代に日本向けのウイスキーの輸出業者として創業。ミニチュアのゴルフバッグに詰めたブレンデッド・ウイスキーが日本のゴルファーに好評を博し、商品が広く認知されるようになりました。以来、スコットランドのゴルフ発祥の地といわれたセント・アンドリュースという地名を酒名に用いて、ラベルやボトルにゴルフをシンボライズした印象的なスコッチウイスキーを販売しています。 続きをみるシリーズ名もゴルフにちなんで『オールド・セント・アンドリュース パー3』、『オールド・セント・アンドリュース アルバトロス』『オールド・セント・アンドリュース クラブハウス』などユニークなネーミングになっています。ラベルのマークには“DUM SPIROSPERO”というラテン語も記されていますが、これは命の限り望みを捨てずという意味を表します。味わいとしてはハイランド・モルトのトマーチンを風味の中核に捉えて、さわやかなピート香をもつタイプに仕上がっています。...
2016/09/14
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主要スコッチの原酒である、世界最初のグレーン・ウイスキー【キャメロンブリッジ 】

スコットランドの東岸、エジンバラのやや北に位置するファイフのバンクス・オブ・レーヴェンにあるキャメロン・ブリッジ蒸留所。1824年にジョン・ヘイグによって設立されたグレーン(穀物)の蒸留所で、連続式蒸留機を開発して世界で最初にグレーン・ウイスキーを作った蒸留所として名が知られています。ここで作られる『キャメロン・ブリッジ』はシングル・グレーン・ウイスキーで、ジョニー・ウォーカーやブラック&ホワイト、J&Bなど有名なブレンデッド・スコッチ・ウイスキーの原酒になっています。 続きをみるウイスキー製造におけるグレーンは、トウモロコシ、ライ麦、小麦などモルト(大麦麦芽)以外の穀物を指します。モルト・ウイスキーとグレーン・ウイスキーでは原材料や蒸留方法が違いますが、スコットランド国内で生産されて3年以上オーク樽で熟成されたものなので、どちらもスコッチウイスキーに分類されます。通常グレーン・ウイスキーはモルト・ウイスキーと合わせてブレンデッド・ウイスキーとして市場に出回ることが多く、飲む機会もそれほど多くありません。それだけに希少価値も高く、出会ったら飲むことをオススメします。テイストとしては、甘い香りが鼻をくすぐり、口に含むと柑橘の風味が広がる甘美な味わいが特徴です。...
2016/09/14
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アイラが生み出す独特なピート香は、プリンス・オブ・ウェールズ御用達|ラフロイグ

ラフロイグ蒸留所は1810年、アレクサンダーとドナルドのジョンストン兄弟によって設立されました。が、実際に稼働したのはその5年後の1815年。優れた蒸留業者の家系に生まれたジョンストン兄弟が、アイラ島でウイスキーの蒸留をスタートしました。この頃は密造の全盛期で、人目のつかない岩影でピートのきいたモルトを醸し、小さな蒸留器で蒸留した原酒を英国本土まで密輸していました。その後1823年の酒税改正によって、ジョンストン家の蒸留所も政府から公認され、政府登録蒸留所として歩み始めました。 続きをみる“広い湾の美しい窪地”という名の『ラフロイグ』。アイラ・モルト特有のピート香、ヨード臭、消毒薬のような香り、磯の香など評され、好き嫌いがはっきりと分かれると言われるほど強烈な個性を放ちます。その独特な味に深い影響を与えているのが、ピートのとけ込んだ水、『ラフロイグ』専用のピート、そして最高の大麦です。床に大麦を広げ8時間おきにひっくり返す、昔ながらのフロアモルティング製法で製麦した後、ピートの香と潮の風が混ざった煙で乾燥させてラフロイグの個性を刻みます。 そんな『ラフロイグ』ですが、実はイギリス・チャールズ皇太子の大のお気に入りのウイスキーとしても有名。1994年にはチャールズ皇太子よりモルト蒸留所として初めて、王室御用達の許可を受けました。その証として、蒸留所内の初代の建物の壁には王室の紋章が飾られ、ボトルのラベルにも称号が記されています。その味わいをストレートに満喫できるのが『ラフロイグ10年』。ピートの熱で乾燥させたアイラ・モルトの味わいが楽しめます。このほか、バーボン樽で18年以上長期熟成した原酒をバッティングした『ラフロイグ18年』、バーボン樽で熟成した原酒をさらに、通常よりも小さい樽に入れ替えて熟成した『ラフロイグ・クォーターカスク』、バーボン樽、クォーターカスク、ヨーロピアン・オーク樽のシェリー樽と、3つの樽で熟成させた『ラフロイグ・トリプルウッド』など、充実のラインナップです。...
2016/09/14

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