お酒特集記事一覧 page3 of 43

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お酒コラム|豆知識や銘柄ごとの情報など掲載中

ラトゥール

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力強く男性的、晩熟な五大シャトー・ワインのひとつ|ラトゥール

ラトゥールという名の通り、「塔」をシンボルとした世界に名高い第一級シャトー。他と同様、1855年のパリ万国博覧会においてフランスのボルドー・メドック地区の格付けで“第一級”の称号を与えられた五大シャトーのひとつです。ちなみに、シンボルでもありラベルにも描かれている「塔」は、15世紀に土地を所有していたイギリス人が海賊の攻撃から身を守るために築いたものといわれています。 続きをみるこのシャトーが評価されている理由のひとつに、ヴィンテージによって左右されることがほとんどなく、“不作知らず”と呼ばれるほど安定したワインを造り出していることがあげられます。その理由のひとつが、地形の恩恵によるもの。ジロンド川の輻射熱はブドウの成熟を早めたり、冬の畑を暖かくしたりしてくれるため、霜の被害や収穫時の秋雨被害を被るリスクを減らすことができるのです。そしてもうひとつの理由が、シャトーの近代化と努力。ラトゥールは、外国資本によって経営されていた1963年からの30年間に、いち早くステンレスタンクを導入するなど設備を一新。さらに100%の新樽熟成、樹齢10年以上の木からのみブドウを収穫するなど厳しい規律を作り、それを現在まで変わることなく守り続けています。なお、1993年にシャトーが売却された際、現オーナーの提示した買収金額は何と1億2,600万ドル。それだけの価値を認められているワインだといえます。  ラトゥールのワインは、五大シャトーの中でも力強く男性的、晩熟で長命と言われています。「50年以上の熟成にも耐えられる」と言われる晩熟なワインだけに、色も濃くタンニンも豊富ですが、じっくり20~30年と寝かせるとタンニンの殻が取れ、力強さと豊かなコク、円熟した深みが見事に現れ、世界に名高いラトゥールらしい極上の味わいを見せてくれるようになります。『シャトー・ラトゥール』は、著名なワイン評論家ロバート・パーカーに「世界でもっとも凝縮感のある豊かでタニックなフルボディワインのひとつ」と評されるワイン。ヴィンテージを問わずに表現される濃い色調、濃厚なタンニン、スギやヒノキといった特徴的なアロマがラトゥールらしさを印象づけています。...
2014/12/17
ラフィット

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ラフィット・ロートシルト|ボルドー5大シャトーの筆頭

ボルドー5大シャトーとは、1855年のパリ万国博覧会において、フランスのボルドー・メドック地区の格付けで“第一級”の称号を与えられた4つのシャトー(醸造所)に、1973年に昇格となったシャトー・ムートン・ロスシルドを加えた世界トップクラス・シャトーのこと。その筆頭ともいえるのが、シャトー・ラフィット・ロートシルトです。 続きをみるワインを造るシャトーとして名を馳せるようになったのは17世紀、セギュール家がブドウ畑を作ってから。評価が確立したのは18世紀、ニコラ・アレクサンドル・セギュール侯爵所有の時代。ルイ15世の時代には、“若返りの泉”としてラフィットはヴェルサイユ宮殿で話題となります。その後、ラフィットは侯爵の4人の娘に分け与えられ、「ラフィット」と「ラトゥール」に分割されるのです。 1868年に、競売にかかった「ラフィット」はロスチャイルド家が落札して所有。1950年代にエリー男爵が、畑と施設の再生に取り掛かります。1970年代に、男爵の甥であるエリック男爵が運営を引き継ぎ、ボルドーのトップシャトーという地位を確固たるものに。“グランクリュ第1級の中の1位”にランクされてから、今日まで王座に地位に君臨し続ける、世界最高峰の名門シャトーといえます。...
2014/12/17

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焼酎の3M『森伊蔵』『魔王』『村尾』

そもそも焼酎は、蒸留酒のひとつ。中国大陸や東南アジアで製造されていた蒸留酒が、14世紀以降日本に伝来し、琉球にて1477年頃に泡盛が製造されたことが日本における蒸留酒造りの始まりだと考えられています。本州における蒸留酒造りは、薩摩国で始まりました。最初は米やアワ、キビなどの穀類を原料にして造られていましたが、その後1705年、当時の薩摩藩の前田利右衛門がさつまいもを持ち帰って広めたことにより、芋焼酎造りが始まったとされています。 続きをみる味はかなり濃厚で、独特の臭いもあったため、かつては安い、臭いといったマイナスイメージもありました。そんなイメージを払拭し、芋焼酎の美味しさを世に知らしめることとなったのが、高級芋焼酎でした。プレミア焼酎とは、その中でも手に入りにくい希少な焼酎のこと。原料を厳選し、臭みのもととなる部分を取り除くなど丁寧な工程が必要であったりといったこだわりから、おのずと生産本数も限られるというわけです。 プレミア焼酎の中でも名高いのが、3Mとも呼ばれる『森伊蔵(もりいぞう)』『魔王(まおう)』『村尾(むらお)』の3つ。いずれも今や幻の焼酎と言われるほど、入手困難な芋焼酎の代表格。鹿児島県にある明治創業の醸造メーカーがそれぞれ造っていますが、その人気とは裏腹に生産量が非常に少ないのが理由。定価で手に入れるのは非常に難しいといわれています。味はそれぞれに個性がありますが、共通するのは味わいの奥深さ。焼酎好きの人はもちろん、お酒好きの人なら一度は飲んでみたい最高峰芋焼酎です。...
2014/12/17
ルイ13世

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濃厚な味わいの、コニャックの代名詞的存在|レミーマルタン(ルイ13世)

1724年に創業して以来、ケンタウロスのシンボルマークで世界的に高い知名度を誇っているレミーマルタン。ルイ15世がブドウ栽培の拡大を特別に許可したという卓越した酒質は、VSOPやXOに代表される商品に引き継がれています。常に高い品質を追求するその姿勢は、創業家により今もなお頑なに守られており、コニャック地方の上位2地区のブドウだけを用いた希少なフィーヌ・シャンパーニュ・コニャックのみを生産する唯一の大手コニャック・メゾンとして知られています。 続きをみる『レミーマルタン VSOP』は、シャンパーニュ地区で収穫される最上級ブドウを使用。香水のように芳しいフレーバーからフィン・シャンパーニュ・コニャックと呼ばれる最上級のコニャックに仕上がっています。 『レミーマルタン 1738』は、1738年の大不作によりルイ15世からブドウ栽培の拡大を許可されるという特権を授かったことを記念し、当時の味わいを再現した1本。平均熟成年数4~20年のコニャックをブレンド。複雑な香りとフルーティな味わいが特長です。...
2014/12/18
カミュ・ブック

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独自のノウハウで造られた極上コニャック|カミュ

カミュ社は、1863年に創立。以来5世代にわたり、コニャックの名門として高品質コニャックを生産しています。コニャック地方でもっとも希少なボルドリー地区に135ヘクタールの自社ブドウ園を所有し、力強いフローラルのブーケと長期熟成向きのオー・ド・ヴィを生産。繊細でまろやかな味わいをももたらす自社原酒を、他5地区の吟味されたコニャックとブレンド。その独自のスタイルから、コニャックひとつひとつには、「カミュ」ならではの個性が映し出されています。  続きをみる 繊細ですっきりした口当たりから、塩味のある個性的な余韻が残る『イル・ド・レ ファインアイランド』は、飲み方によって味わいが異なるのが特長。『イル・ド・レ ダブルマチュアード』は、島内の貯蔵庫で数年寝かせた後、内面を焼いた古い赤樽で再度熟成を施した逸品。上質なワインやスピリッツにはないユニークな風味が特長です。そして、長い年月をかけた、おいしさの極致といえる熟成度を誇るのが『イル・ド・レ XO』。まろやかな口当たりから、ドライフルーツを思わせる丸みのあるスムーズな味へ。最後は塩とヨードの香りで強く長い余韻が続きます。 厳選されたオーク樽で熟成された『カミュ VSOPエレガンス』は、ソフトでフルーティな香りに加え、ほんのりと漂うオークの香りが特長。『カミュ XOエレガンス』ボルドリーの由緒ある産地が生む希少な原酒を使用。フローラルな香りと、バニラや砂糖漬けのフルーツ、シトラスやリコリスのほのかな味わい、最後はスパイスを感じさせる余韻がゆっくりと続きます。また、少量生産の逸品といわれるのは『カミュ ボルドリー XO』。原酒となるのはカミュ家所有のブドウ畑から造られたプライベートストックのみという、希少で香り高いシングル・クリュ・コニャックです。...
2014/12/18
ヘネシー

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門外不出の技術が磨き上げた味わい|ヘネシー

アイルランド出身のリシャール・ヘネシーが1765年に創業。自らの名を冠したたぐい稀なるコニャックを誕生させて以来、その妥協なき技術は8世代にわたって脈々と受け継がれてきました。厳選されたブドウからのみ造られる原酒を使用し、30万樽にも及ぶ貯蔵庫の中から最高の相性のブレンディングを見つけ出すというヘネシー家代々に伝わるこだわりは、長い時を経て究極の味わいに進化。1794年、アメリカへの輸出を皮切りに世界の人々を魅了。日本には1868年初めて輸入され、現在もプレミアムスピリッツとして特別な存在感を放ち続けています。 続きをみる ヘネシー社の代表的なコニャックは以下の通り。『ヘネシーV.S』は、力強いコニャックのシンボルともいえるエレガントでイキイキとした味わい。芳醇なスパイスとフルーツの香り、デリケートなバニラのニュアンスが相まって、力強さと心地よい調和を感じさせるコニャックです。『ヘネシーV.S.O.P フィーヌ シャンパーニュ』は日本でも親しまれているコニャックのひとつ。厳しい条件を満たした約60種類の原酒がブレンドされた、繊細で洗練されたすばらしい味わいが特長です。『ヘネシーX.O』は、1870年に世界で初めて“エクストラオールド”の名が与えられたコニャック。上位4地区による約100種の原酒をブレンドしたリッチでパワフル、なめらかな味わいが魅力です。 『ヘネシー パラディー』は貴重な最高格付けの原酒をブレンドした傑作。柔らかいベルベットを彷彿させる味わいで、豊かな余韻が続きます。『ヘネシー パラディー アンペリアル』は、19世紀のロシア王朝からの要望でブレンドしたコニャックを再現。エレガントで絶妙な洗練さが漂う、これまでにないコニャックです。また、もっとも希少なのは、創業者の名を冠した『リシャール ヘネシー』。バカラクリスタルの重厚感漂うボトルが特長の、すべてにおいてヘネシー家の価値観を象徴する崇高な逸品です。...
2014/12/18

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