お酒特集記事一覧 page15 of 43

お酒特集記事一覧 page15 of 43

お酒コラム|豆知識や銘柄ごとの情報など掲載中

Webmaster.M

ポル・ロジェ|「気品と優美」を哲学とし、格調高いシャンパーニュを造り続ける

1849年に設立され、現在でも「気品と優美」を哲学とした家族経営を行っているシャンパーニュ・メゾンです。 続きをみるワイン造りには木樽を使用せず、ステンレスタンクで発酵させることで、ブドウの繊細さを引き出しています。今では機械を使用することが多いルミアージュ(動瓶)の作業も、ここでは職人の手によって行われています。 19世紀後半からイギリスでの市場を拡大。2度の世界大戦がワインの輸出に影響を及ぼしたが、戦後には十分な品質をもったブドウを産出する畑を87haも所有できるようになります。...
2015/01/21

Webmaster.M

ポメリー|食前酒として楽しめる辛口の味をつくり出した功績を持つ

ランスに本拠を置く大手生産者で、その生産規模はシャンパーニュ第2位の実力で、シャンパーニュ地区でも最上とされるエリアに675haの広大な畑を所有しています。 続きをみるシャンパーニュの畑の5%がグラン・クリュ(特級)ですが、ポメリーの畑の50%がグラン・クリュです。 同社がシャンパーニュ業界に残した最大の功績は、辛口というスタイルを確立し、食前酒として普及させたことです。19世紀後半、2代目当主となったルイーズ夫人が英国市場にブリュットを投入したことにより、英国市場は3倍に成長したといわれています。...
2015/01/21

Webmaster.M

ルイ・ロデレール|一族による家族経営を守り通す稀少なシャンパンメゾン

創業は1776年で本社はランスにあり、1819年以来、一族による家族経営を守り通す稀少なシャンパンメゾンです。 続きをみる1833年にルイ・ロデレールが叔父の会社を受け継ぐとき、自身の名前を会社名にし、次々と新たな市場開拓に乗りだしました。最も需要の高かったロシアでは、皇帝のソムリエが毎年ランスを訪れ、ロデレールの醸造責任者と共に特別シャンパンを造ったという話があります。 アレクサンドル2世は、シャンパンボトルが並んだ時にお気に入りのロデレールを区別するために、底が分厚く、クリスタルで造られたボトルを1876年に特注しました。これがロデレールの代表的シャンパンで、世界のプレステージ・キュヴェとして愛飲されているクリスタルの誕生話です。...
2015/01/21

Webmaster.M

リュイナール|ランスに創業した世界最古のシャンパン・メゾン

ランスに本拠を置く中堅規模の老舗生産者で、1729年に設立された世界最古のメゾンといわれます。 続きをみる創業者ニコラ・リュイナールは織物商で、ドン・ペリニョンの協力者であった学僧ドン・リュイナールの甥にあたります。顧客にシャンパンを振舞っていたのが本業になり、その名前は旗艦銘柄に今も残されています。 同社敷地内の地下セラーは市内で最も深く、深度30mを超えます。古代ローマ人が堅い岩盤を掘り進んでできた洞窟は歴史的建造物です。洞窟内の気温は12度と低く安定しているため、長期瓶内熟成により肌理の細かい泡立ちが生まれます。...
2015/01/21

Webmaster.M

サロン|「ブラン・ド・ブラン」というスタイルが市場に認知されたといってもよい記念碑的な存在

ル・メニル・シュル・オジェ村にある名門生産者で、20世紀初めに毛皮商ウジェーヌ・エメ・サロンが仲間たちと愉しむために造ったのがはじまりです。ワイン造りが本業でなかったため、常識にとらわれず、自由な発想で造ったワインを客に振舞っていました。サロンが造りだすワインによって「ブラン・ド・ブラン」というスタイルが市場に認知されたといってもよい記念碑的な存在でもあります。 続きをみるやがて、パリのレストラン「マキシム」のハウス・シャンパンとなり、上流階級の間に広まった。単一年、単一村、単一品種のブラン・ド・ブランの産みの親となりました。 使用するシャルドネは、ル・メニル・シュル・オジェ村で生産されるものだけで、樹齢50年を越し、生産量の少ない良質のものである。不作の年には生産せず、1921年の出荷開始以来のヴィンテージは40程度である。マロラクティック発酵は行わず、デゴルジュマン時のドザージュも5g/Lと非常に少ない。最低でも8年の瓶熟成をへて市場に出されるサロンのブラン・ド・ブランは、時代を超えて高く評価されています。...
2015/01/21

Webmaster.M

ジャック・セロス|テロワールの求道者で自然なかたちでのワイン造りに徹底的にこだわる

アヴィズ村に本拠を置く小規模なレコルタン・マニピュランで、ジャック・セロスが1949年に創業しました。息子のアンセルムは1976年にボーヌの醸造学校から帰り、ワイン造りを始めました。 続きをみる彼は、良いワインからのみ良いシャンパーニュは生まれると考えるテロワールの求道者といえます。樹齢40年の古樹で構成される畑で、ビオディナミ栽培するところから始まり、自然なかたちでのワイン造りに徹底的にこだわります。 蔵付き天然酵母を培養して発酵、マロラクティック発酵は行いません。樽による偏りをなくすため、産地や材質を複雑に組み合わせて作った樽を使うなど、きわめてユニークです。澱抜きも冷凍させずに手作業で行い、飲み頃を知らせるため瓶底に日付を刻印します。...
2015/01/21

読込完了

ページ読み込みエラー