ルイ・ロデレール|一族による家族経営を守り通す稀少なシャンパンメゾン

ルイ・ロデレール|Louis Roederer

創業は1776年で本社はランスにあり、1819年以来、一族による家族経営を守り通す稀少なシャンパンメゾンです。

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1833年にルイ・ロデレールが叔父の会社を受け継ぐとき、自身の名前を会社名にし、次々と新たな市場開拓に乗りだしました。最も需要の高かったロシアでは、皇帝のソムリエが毎年ランスを訪れ、ロデレールの醸造責任者と共に特別シャンパンを造ったという話があります。

アレクサンドル2世は、シャンパンボトルが並んだ時にお気に入りのロデレールを区別するために、底が分厚く、クリスタルで造られたボトルを1876年に特注しました。これがロデレールの代表的シャンパンで、世界のプレステージ・キュヴェとして愛飲されているクリスタルの誕生話です。

品質確保のため製造会社の中でも最大級の自社畑214haを所有し、生産量の7割を賄っています。また、リザーブ・ワインの熟成年数が長く、その比率も他社より高いなど、強いこだわりを持っています。

原産地
フランス・シャンパーニュ地方