お酒特集記事一覧 page12 of 43

お酒特集記事一覧 page12 of 43

お酒コラム|豆知識や銘柄ごとの情報など掲載中

ラーセン_ロゴ

Webmaster.M

畑をもたない純然たるネゴシアン「ラーセン」

ラーセン社の創業者は、イェンス・レインダール・ラーセンで、北欧ノルウェーの出身。若いころから、海外に雄飛びして名を揚げることを夢見ていた。彼が学校教育を終えた時は、ちょうど第1次大戦のさなかで、兵役義務が待っていた。それを務めあげたのち、1919年に、念願の海外渡航のチャンスをつかむことに成功した。ノルウェー商船の見習い船員に採用されたのである。 続きをみる24歳になっていたイェンス・レインダール・ラーセンは、希望に燃えてオスロを出港した。そして、船がフランスのボルドー港に着いた時、船員の職を辞して、コニャックに向かった。そしてプルニエ社に採用になり、そこで彼と酒の結びつきが始まった。 このプルエニ社で、ラーセンは日夜ブランデーづくりの仕事にはげんだ。そして、ブレンドのノウハウを充分に身につけ、1921年、念願の独立を果たした。...
2015/01/21

Webmaster.M

英国王室御用達を認められているコニャック|ハイン

酒名のHINEは、フランス式に読めばイーヌだろうが、このコニャックに関してはイギリス式にハインと読んでいる。 というのも、この銘柄を世に広めるのに力のあったのが、イギリス人トーマス・ハインという人物で、現在もその子孫ジャックとベルナール・ハインが経営に当たっているからだ。 続きをみる1791年(1782年説も)、イギリスのドーセットシャーから、トーマス・ハインはフランス語の勉強のため、コニャック市に渡ってきた。そして、1763年創業のコニャック商ランソン&ドラマン社の娘フランソワーズと結婚し、会社の共同経営者になった。 彼は、イギリスの酒類業者に樽詰めのコニャックを輸出し、それを瓶に詰めて売るときは、ハインと称してほしい、しかも貴族階級を売り先にしてほしいと望んだ。 こうして、このコニャックは、イギリスで知名度を上げ、貴族たちの間で愛飲されるようになり、社業は発展。1817年には、社名もハイン社に変わった。...
2015/01/21

Webmaster.M

アルマン・ド・ブリニャック|最上のプレステージュ・シャンパーニュ

「アルマン・ド・ブリニャック」は最上のプレステージュ・シャンパーニュとして世界中のセレブリティーに愛されます。伝統的なChampenois Coquartプレスを使い、ゆっくりと高品質な果汁を抽出します。収穫の初搾り物だけから作られ、プレステージ・キュヴェとして分類されます。このキュヴェは各収穫での最もリッチなものが使われます。 続きをみる封印されたボトルは、熟成のために 地下30mにあるセラーに貯蔵されます。シュンパーニュ地区で最も深いところにあり、自然でゆっくりとした熟成が出来る低温を維持します。熟成したボトルは、ルミアージュの間手作業にて毎日少しずつ傾けられ、沈殿物をボトルのネック部分に集めます。アルマン・ド・ブリニャックは伝統的な手法を用いることで、品質への妥協を許さないシャンパーニュ作りを徹底しています。今では、多くの著名人に愛されるメゾンとなっています。...
2015/01/21

Webmaster.M

アヤラ|シャンパーニュの名門が集まったグランド・マルク組合の設立メンバー

高品質なブドウが栽培されるアイ村で19世紀から続く老舗のメゾンです。スペイン貴族エドモンド・アヤラがシャンパーニュ地方でシャンパーニュ造りを学んだことからアヤラの物語が始まりました。1860年にはマルイユ子爵の娘と結婚し、妻の所有していたアイ村のシャトーと素晴らしいブドウ畑を手に入れました。 続きをみるシャンパーニュの名門が集まったグランド・マルク組合の1882年設立時のメンバーでもある老舗のメゾンです。丁寧に造り出されるワインは設立間もない頃から名声が高く、第二次大戦以前より、英王室とスペイン王室の御用達でした。旗艦銘柄ブリュット・マジュールに使用されるピノ・ノワールやシャルドネは、すべて最良のグランクリュやプルミエクリュで産出されています。2年半の瓶内熟成を行い、さらに出荷まで4~6ヶ月間かけるためにその味わいは、ピノ・ノワールが強く感じられますが、シャルドネを使っているのでいきいきとしています。心地よい泡立ちとともに、ブリオッシュやアップルパイのような甘く香ばしい風味があります。 豆知識 設立間もないころから名声が高く、シャンパーニュの名門が集まったグランド・マルク組合の1882年設立時のメンバーでもあります。家内工業的な生産から造り出されるワインは丁寧の一言に尽きます。2005年より、アヤラはボランジェ・ファミリーの持株会社であるソシエテ・ジャック・ボランジェのメンバー企業となっています。...
2015/01/21

Webmaster.M

ビルカール・サルモン|NMながら年産6万本ほどと少なく、品質至上主義を守る

マルヌ地区のマレイユ・シュル・アイ村に本拠を置く、中堅規模の老舗生産者です。 続きをみる1818年に、ニコラ・フランソワ・ビルカールと妻のエリザベス・サルモンによって設立されました。それ以来、妥協なき品質追求、独自の手作り製法、少量逸品主義をモットーに家族経営を行っています。生産量そのものが小さいため、自社畑も5haと小さいものの、契約栽培家から厳選された原料を調達しています。ビルカール・サルモンのシャンパーニュ造りにおけるこだわりは、keeping only Cuvee、最初に搾るキュヴェしか使用しないことです。4000kgのブドウからまず2050リットルのキュヴェを搾り、さらに“プルミエール・タイユ”と呼ばれる500リットルの搾汁を得ることができます。ビルカール・サルモンは、最初の2050リットルの部分しか使いません。品質は一流ながら生産量が多くないので、日本ではまだ知名度の低いものの、知る人ぞ知る銘酒です。 豆知識 1818年、ニコラ・フランソワ・ビルカールとエリザベス・サルモンの婚姻により、マルイユ・シュール・アイ村に設立。7世代家族経営を続け、NMながら年産6万本ほどと少なく、品質至上主義を守る。ブリュット・レゼルヴのブレンドは1945年以来、基本的に変わらず、またロゼにも定評がある。...
2015/01/21

Webmaster.M

アンリ・ビリヨ|日本では手に入りにくい「幻のシャンパーニュ」

1930年代からグラン・クリュのみのシャンパーニュを造り続けるメゾンで、その名称は、現当主セルジュ・ビリオの父の名にちなんでいます。 続きをみるアンリ・ビリヨの関心は、シャンパン造りよりもブドウ栽培にあり、アンボネイ村の畑のテロワールを知り尽くした本物のブドウ栽培家でした。 5haのブドウ畑は最上の区画として知られています。ピノ・ノワールもシャルドネも南向きの恵まれた畑に植えられている。アンボネイの畑から収穫される力強いピノ・ノワールと、丁寧に保存されているリザーブワインを混ぜることで、バランスの良いワインを造り上げています。...
2015/01/21

読込完了

ページ読み込みエラー