カナディアン・ウイスキーの特集記事|お酒特集記事

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カナディアン・ウイスキー特集。カナディアンの豆知識や銘柄ごとの情報など掲載中

ブラック・ヴェルヴェット

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ベルヴェットのような滑らかさで、全米トップ5の実力派|ブラック・ヴェルヴェット

1950年代初頭にリリースされた『ブラック・ベルヴェット』。全米トップ5の販売を誇り、55カ国以上で販売されているカナディアン・ウイスキーの主力ブランドのひとつです。 続きをみる当初は“ブラック・レーベル”という商品名でしたが、繊細なベルヴェットのような、その滑らかな味わいに感動した当時の醸造責任者ジャック・ネピアが、『ブラック・ベルヴェット』と改めて命名し直しました。 カナダ・アルバータ州にあるポリサー蒸留所にて『ブラック・ベルヴェット』は製造されています。製造元はジンのブランドでおなじみのイギリス・ギルビー社。原料には自然豊かな大地で育まれたカナダ・アルバータ州産のモルトとライ麦、澄み切ったカナディアン・ウォーターを使用し、ホワイトオーク樽で熟成。...
2016/09/16
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国王ジョージ6世への献上酒として誕生|クラウン・ローヤル

1939年、イギリス国王として初めてカナダを訪問したジョージ6世への献上酒として誕生したのが『クラウン・ロイヤル』。シーグラム社でつくられた、高貴で格調高い世界No.1のカナディアン・ウイスキーともいわれる銘柄です。 続きをみる豊富な穀類と清冽な水に恵まれたラ・サール蒸溜所では、600種ものブレンドを試作し、軽快な口当たりとまろやかな味わいを実現。国王の王冠からヒントを得たとされる優美なボトル、そして王室調の紫のオペラバッグにおさめられたクラウン・ロイヤルを誕生させます。 当初、シーグラム社の賓客をもてなす際のウイスキーとして少量生産されていましたが、今では世界No.1のカナディアン・ウイスキーとして世界各国で愛飲されており、プレミアムカナディアンといえば、『クラウン・ロイヤル』といわれるほど。...
2016/09/14
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ライトな口当たりのカナディアン・ウイスキー「タイム」

タイムは、各種スピリッツ、リキュールなども製造するインターナショナル・ポッター・ディスティリング社が発売しているカナディアン・ウイスキー。同社は、海抜1600mのカナディアン・ロッキーの山中で創業。その高地でつくられていたカナディアン・ウイスキーは、カナダにおけるベストセラーのひとつとなっています。 続きをみるカナディアン・ウイスキーは、穀類のみを原料とし、カナダ国内で蒸溜し、180ml以下の樽を用いて少なくとも3年以上の熟成期間を経たものと定義されています。『タイム』も、コーン、大麦、ライ麦などを蒸留し、カナダ産のオーク樽で10年熟成させたのち、バランスよくブレンド。カナダのオンタリオ州で発売されています。五大ウイスキーの中ではもっともソフトであるといわれ、ライトでスムーズな口当たりが特徴のカナディアン・ウイスキーらしく、ライトで樽香に富んでいます。...
2016/09/14
ロイヤルカナディアン

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コクと軽やかさが特徴のカナディアン・ウイスキー|ロイヤル・カナディアン

カナディアン・ウイスキーは、トウモロコシを主原料とするベース・ウイスキーとライ麦を主原料とするフレーバリング・ウイスキーをブレンドして作られる5大ウイスキーのひとつ。 続きをみるとうもろこしが主原料のべ-ス・ウイスキーは、連続式蒸留によるきわめてクリーンな酒。ライ麦が主原料のフレーバリング・ウイスキーは、連続式蒸留ののち、さらに単式蒸留をした、おだやかな穀物香味の酒。両者ともに、ホワイト・オーク新樽、同古樽のほか、シェリー樽などさまざまな樽で三年以上熟成。それらを巧みにブレンドして、市場に出されることになります。その味わいは、アイリッシュ・ウイスキーよりライトでスムーズな口当たりが特徴です。 ロイヤル・カナディアンは、ワイルド・ターキーで有名なオースティン・ニコルズ社が、カナダに進出し、発売している製品。フレーバリング・ウイスキーとベース・ウイスキーをバランス良くブレンド。軽やかだが、穀物由来のコクがしっかりあるのが特徴です。...
2016/09/14

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軽やか&まろやかな口当たりで、世界150カ国以上で愛飲「カナディアンクラブ」

カナダで最も古くからあるウイスキーブランド『カナディアン・クラブ』。製造元のハイラム・ウォーカー社は、カナダ最南端オンタリオ州ウォーカーヴィルに本社と工場を持つ。同社は、カナダを代表する酒類企業で、現在はアライド・ドメックの傘下に入っている。発祥は1858年、デトロイトの穀物商だったハイラム・ウォーカーによって創業されました。 続きをみる彼は穀物の収穫量が豊富で、広大な土地があるカナダの地に蒸溜所を設立し、それまでにない軽いタイプのウイスキーを世に送り出しました。するとアメリカ紳士の社交場であった“ジェントルメンズ・クラブ”で好評を博しました。 当時はまだ“クラブ・ウイスキー”の名で人気を集めていましたが、この人気に脅威を感じたアメリカ・ケンタッキー州のバーボン業者は、カナダ産ウイスキーとアメリカ産ウイスキーを区別するよう政府に嘆願書を提出。それを受けて政府は“クラブ・ウイスキー”を“カナディアンクラブ・ウイスキー”とする法律を制定、1890年に『カナディアン・クラブ』が市場に出回ると、以前に増してますます人気のウイスキーになりました。...
2015/01/21