アメリカン・ウイスキーの特集記事|お酒特集記事 page2 of 6

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アメリカン・ウイスキー特集。アメリカンの豆知識や銘柄ごとの情報など掲載中

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違いがわかるバーボン通のための本格派|オールド・グラン・ダッド

1796年、開拓初期のケンタッキー州で、バーボンの先駆けであったベイジル・ヘイデンが蒸留したのが始まりでした。当時は単一の蒸留所で作られ、2年以上の熟成期間を経た本格的なケンタッキーストレートバーボンにこだわっていました。のちに1882年、3代目である孫のレイモンド・B・ヘイデンが祖父の創業に敬意を払い、自社バーボンに“オールド・グラン・ダッド(偉大なるおじいちゃん)”と名付けたことが酒名の由来と言われています。 続きをみるレイモンド・B・ヘイデン亡き後、オールド・グランダッド蒸溜所は数々の会社に買収をされます。そして現在はジム・ビーム社で生産されていますが、昔ながらのフルーティな芳香やライ麦由来の味などの特徴はそのままに、今でも当時の製造方法が受け継がれています。 原料であるトウモロコシは極上品のみが使用されていて、ライ麦の比率や使用酵母なども100年以上変わらないと言われています。ちなみにラベルに描かれているやさしそうなおじいちゃんが、創業者ベイジル・ヘイデン氏です。...
2016/09/16
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品質を追求して、瓶詰めに踏み切った最初のバーボン「オールド・フォレスター」

1870年アメリカ・ケンタッキー州・ルイヴィル地区にある、ブラウン・フォーマン蒸留所で製造された『オールド・フォレスター』。創業者であるジョージ・ガーヴィン・ブラウン氏が尊敬する、南北戦争時代の南側将軍のネイサン・ベッドフォード・フォレストにちなんで名付けれました。 続きをみるそれまでは“樽詰め”で販売されていたバーボンウイスキーでしたが、安酒を混入して販売されることが多く、それを懸念したジョージ・ガーヴィン・ブラウン氏が高品質を守るため業界で初めて“瓶詰め”にして製造元からの出荷をしたウイスキーでも有名です。 当時ガラス瓶は大変高価で、それだけに商品価格も他に比べて高いものでしたが、品質を優先したことで消費者からの信頼を得て、ハイクオリティのウイスキーと認められるようになりました。ちなみにボトルのラベルには、品質を保証するという内容のジョージ・ガーヴィン・ブラウン氏による手描きサインが記されてあります。...
2016/09/16

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サワーマッシュ製法で作られた、バーボンの第一号|オールド・クロウ

アメリカのケンタッキー州バーボン郡で、トウモロコシを原料に生まれたウイスキー『オールド・クロウ』。1835年創業のオールドクロウ蒸留所で生まれた170年余りの歴史を誇るバーボンです。 続きをみる現在はジム・ビーム社のクラーモント、ボストン両蒸留所の原酒から作られていて、バランスのとれたさわやかな香りと味わい深いコクが特長で、“気軽に飲めるバーボン”として多くのバーボン通から親しまれています。ちなみに『オールド・クロウ』のネーミングは、創業者であるジェイムズ・クロウ博士が由来とされています。 ジェイムズ・クロウ博士は、バーボンの製造において現在はポピュラーな“サワーマッシュ製法”の開発や、発酵工程にリトマス試験紙を使って酸度を測る方法を採用した人物で、バーボン業界の技術向上に多大な貢献をした人物としても有名です。...
2016/09/16
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頑なに守られ続けている、ライ麦香る奥深い逸品|オールド・テーラー

禁酒法時代にも薬用酒として製造を認められていた希少なバーボン『オールド・テーラー』。製造者はもともと銀行員で、南北戦争の勇士でもあったエドモンド・H・テーラー。同氏はウイスキービジネスに興味を抱き蒸留技術を習得、1887年に自分の蒸留所を建設しました。 続きをみる当時、混ぜ物が多く品質の良くないウイスキーが多く出回っていましたが、同氏はそれに憤慨し、品質の良いバーボンを造るための法律の制定を政府に対して提案。それを受けて、1897年、政府が“ボトルド・イン・ボンド法”を制定しました。それに貢献したエドモンド・H・テーラーは、のちに“ボトルド・ボンド法の父”と呼ばれるようになり、広くその名が知られるようになりました。 『オールド・テーラー』は、この偉大な彼の名前が由来と言われています。その後1933年にはアメリカ禁酒法が撤廃され、1936年にはナショナル・ディスティラリーズ社に買収され、1987年にはジム・ビーム社が買収し、現在販売されている『オールド・テーラー』は、ジム・ビーム蒸留所で造られています。...
2016/09/16
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バーボンの聖地で生まれた、8年熟成のデラックス品「ケンタッキー・シュープリーム」

『ケンタッキー・シュープリーム』は、バーボン製造の聖地、アメリカ・ケンタッキー州ネルソン郡バーズタウンで誕生した生粋のバーボン・ウイスキーです。トウモロコシを主原料に、ケンタッキー州バーボン郡で生まれたことからバーボンという名がついたこのウイスキーですが、世界のウイスキーの中でも最も強い個性を持っていて、色が濃く、華やかで厚みのある風味が特徴と言われています。 続きをみるこの『ケンタッキー・シュープリーム』もまた、そんなバーボンの特性をストレートに味わえる美酒のひとつ。蒸留した後、チャコールフィルターでろ過して8年間熟成させて、原酒の純粋な風味と味わいを最大限に引き出しました。甘い香りとライ麦の香りが絶妙に混じり合った心地よい香り、バーボン特有のコクとリッチな風味、長期熟成ならではのまろやかな口当たりで魅了します。...
2016/09/14
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貴人の名にふさわしい、豊かで落ち着いた味わい|ケンタッキー・ノーブルマン

“ケンタッキーの貴人”を意味する『ケンタッキー・ノーブルマン』。アメリカ・ケンタッキー州ネルソン郡バーズタウンのヘヴン・ヒル社の原酒を使用し、独自に熟成。ほかのバーボンよりもライ麦の使用比率が高く、ネーミングどおり豊かで奥行きのある味わいが持ち味のバーボンです。 続きをみるちなみに、このヘブン・ヒル社が所有する蒸留所はケンタッキー州の蒸留所の中でも多くの銘柄を産出する蒸留所で、現在では約250銘柄ものバーボン・ウイスキーが生産されています。自社製品のほかにも、数多くの原酒を提供してバーボン通が愛してやまない佳酒を世に送り出しています。1996年にはバーズタウン地区の蒸留施設が火災により消失してしまいましたが、現在ではルイヴィル地区のバーンハイム蒸留所を買収し、バーンハイム蒸留所で蒸留を再開しています。...
2016/09/14

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