アメリカン・ウイスキーの特集記事|お酒特集記事 page3 of 6

アメリカン・ウイスキーの特集記事|お酒特集記事 page3 of 6

アメリカン・ウイスキー特集。アメリカンの豆知識や銘柄ごとの情報など掲載中

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サワーマッシュ製法で、まろやかながらも複雑味を実現|ケンタッキー・クラブ

アメリカ・ケンタッキー州ネルソン郡バーズタウンにある業者が、同地のバーボン原酒を独自に熟成、ブレンドしたバーボンウイスキー。伝統的なサワー・マッシュ製法による複雑に混じり合った原酒をオーク樽で7年間熟成させます。 続きをみるこのサワーマッシュとは、バーボン・ウイスキー製造において採用されている製法で、蒸留の際に生じた蒸留残液(アルコール分が取り除かれた残液で“スティレージュ”と呼びます)の上澄みを、新しく糖化させようとするコーンなどの仕込み水に25%ほど加えます。 これによって酵母の栄養が補給され、製品の香味が増すといわれています。このサワー・マッシュ製法によって絶妙にブレンドされた原酒を、オーク樽でじっくり熟成させることでまろやかな香味が加わり、バーボン特有のコクやリッチな風味に長期熟成の奥深い旨味が楽しめます。...
2016/09/14

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名声を欲しいままに得た、キング・オブ・バーボン|アーリー・タイムズ

誰もが一度はその名を耳にしたことがある、不朽のベストセラー・バーボン『アーリー・タイムズ』。 続きをみるリンカーンがアメリカ大統領に就任した1860年、ケンタッキー州バーズタウン近郊“アーリータイムズ・ステーション”と呼ばれていた村に、最初のアーリー・タイムズ蒸留所が誕生しました。 その後、1920年にアメリカ全土で禁酒法が施行されるようになりますが、『アーリー・タイムズ』は医師が処方する薬用ウイスキーとして認められ、例外的に広く飲まれるようになりました。 その人気ぶりに、『オールド・フォレスター』のメーカーで知られるブラウン・フォーマン社が注目し、1923年アーリー・タイムズを買収。現在もケンタッキー州ルイヴィルの蒸留製造所で生産、アメリカのみならず日本でも、トップクラスの販売数を誇るバーボン・ウイスキーが世に送り出されています。...
2016/09/14

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「バーボンの始祖」が後世に残した、男味あふれるバーボン-エヴァン・ウイリアムズ

アメリカ合衆国の建国とほぼ同時期に出来上がった、歴史のあるバーボン・ウイスキー『エヴァン・ウィリアムズ』。 続きをみる酒名は“バーボンの始祖”とされるエヴァン・ウィリアムズに由来しています。同氏はライムストーンから湧き出る水を発見し、トウモロコシからウイスキーを初めて造ったとされる人物で、ケンタッキー州でウイスキーを蒸留した1783年が始まりと言われています。 “バーボンの父”と呼ばれた、エライジャ・クレイグ牧師がバーボンを造ったとされる年よりも前であると言われていますが、はっきりとした文献や記述が残っていないので、事実は現在も謎とされています。 しかしながら、その彼の功績を称えて、『エヴァン・ウィリアムズ』のすべてのボトルには“SINCE 1783”の文字が記されています。現在もケンタッキー州バーズタウンの名門蒸留所、ヘヴン・ヒル社で造られていて、『ジム・ビーム』に次いで世界第2位の販売実績を誇る、同社の主力バーボンです。...
2016/09/14
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香り高く、美しい味わい。まさにバラのようなバーボン|フォア・ローゼズ

『フォア・ローゼズ』の誕生は1888年。アメリカ・アトランタでポール・ジョーンズ親子がウイスキー造りを行ったのが始まりでした。1910年にはローレンスバーグ近郊にスパニッシュミッション様式のフォア・ローゼズ蒸留所を設立。 続きをみる原料、酵母、そして技術にこだわった香りの異なる複数の原酒をブレンドして、バラのようなバーボンが生まれたのです。そのマイルドな味わいは、時として“トゲのないバラ”とも表現されるほど。 ちなみに酒名の由来にはこんな素敵なエピソードがあります。ある時、息子のジョーンズが美しい女性にプロポーズをしたところ、その女性は舞踏会に4輪のバラをつけたドレスで現れ、結婚を承諾しました。それに感激したジョーンズは自身のバーボンに『フォア・ローゼズ(4輪のバラ)』と名付けたと言われています。...
2016/09/14
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一日一樽。頑なに守られてきた幻のバーボン、ヘンリー・マッケンナ

1839年アイルランド出身のヘンリー・マッケンナ氏がアメリカ・ケンタッキー州フェアフィールドへ移住。故郷アイルランドの蒸留所で働いていた時の経験を活かし、1855年にバーボン造りを始めました。 続きをみる1883年にはレンガ造りの蒸留所が完成しますが、同氏はウイスキーの質低下することを何よりも嫌い、製造工程のほとんどが人の手によって行われ、その生産量は一日一樽にも満たないものでした。それゆえ、“オールド・ファッションド・ハンドメイド・ウイスキー”と呼ばれ、幻のバーボンとしてウイスキーファンから称えられてきました。 その後、蒸留所が変わり、現在ではケンタッキー州ネルソン郡バーズタウンに本拠地を構えるヘヴン・ヒル蒸留所で生産されています。充実した設備が整った環境においても、1855年からその味は変わらず、頑なまでに忠実にアイリッシュ魂を守り続けています。...
2016/09/14
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さっぱり軽やかな味わいのスタンダードバーボン「ヘヴン・ヒル」

ケンタッキー州ネルソン郡バーズタウンを本拠地とする、世界第2位バーボンメーカーヘヴン・ヒル社からリリースされているバーボン・ウイスキー。 続きをみるヘヴン・ヒル蒸溜所は、1935年から本格的に稼働を開始。ケンタッキー州の中でもっとも多くの銘柄を産出している蒸溜所で、現在では『ヘヴン・ヒル』をはじめ、エヴァン ウィリアムズ、エライジャクレイグ、クレメンタイン、ダニエル スチュワートなど約250銘柄ものウイスキー原酒を生産。 1996年に、バーズタウン地区の蒸溜施設が火災によって焼失したものの、ルイヴィル地区のバーンハイム蒸溜所を買収し、同所で蒸溜を再開しています。...
2016/09/14

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