ウイスキーの特集記事|お酒特集記事 page10 of 24

ウイスキーの特集記事|お酒特集記事 page10 of 24

ウイスキー特集。ウイスキーの豆知識や銘柄ごとの情報など掲載中

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“スコッチの王様”を意味するスコッチ|キング・オブ・スコッツ

“スコッチの王様”を意味する『キング・オブ・スコッツ』は、1950年に創業したボトラーズとして有名なダグラスレイン社の作るブレンデッド・ウイスキー。もともと量り売りのウイスキーとして売られており、樽から客の持っている陶器製の容器に移して販売されており、その品質の素晴らしさから“スコッチの王様(キング・オブ・スコッツ)”と呼ばれていました。ダグラス・ラング社がその商標権を取得し、世界中に販売されるようになったのです。 続きをみるラインナップは『キング・オブ・スコッツ エクストラ・オールド』、メイソン社製のボトル(セラミックボトル)が用いられた『キング・オブ・スコッツ 17年』、英国王室御用達のスポード社による陶器ボトルが用いられた『キング・オブ・スコッツ 25年 レッド』『キング・オブ・スコッツ 25年 ブラック』などがあります。...
2016/09/14
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ツバメがシンボルマークのブレンデッド・スコッチ|ジェイムス・マーチン

ジェームズ・マーチンは、同氏によって1878年に生まれたブレンデッド・スコッチ・ウイスキー。情熱を傾けていたボクシングで、そのリングマナーが粘り強いことで知られており、スパロー(ツバメ)というニックネームで呼ばれていました。そのことから、このウイスキーのシンボルマークとしてツバメが使われています。 続きをみる モルト原酒は、ハイランド地区に1843年創業したグレンモーレンジ蒸溜所、スペイサイド地区にある1897年創業のグレン・マレイ蒸溜所、1824年に政府公認蒸溜所の第1号として創業したザ・グレンリベット蒸溜所などの原酒を使用。ラインナップには、『ジェイムズ・マーチン スペシャル』、モルト・フレイバーを生かした『ジェイムズ・マーチン 12年』、『ジェイムズ・マーチン 17年』、卓越したブレンド技術が高く評価されている『ジェイムズ・マーチン 20年』などがあります。...
2016/09/14
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ダグラス・ラング社の自信作「ロイヤル・スターリング」

製造元はダグラス・ラング社。同社の創業は1950年。スコッチ・ウイスキーのブレンドと輸出を主としており、スコットランド各地から、モルト・ウイスキーやグレーン・ウイスキーを吟味して厳選。世界市場の嗜好に応じたブレンデッド・ウイスキーを製造しています。 続きをみるロイヤル・スターリングは、モルト・ウイスキーのなかのプレミアム品を目指して生まれたヴァッデッド・ウイスキー。スコッチの伝統的な生産地域として知られるハイランド、ローランド、アイラ、キャンベルタウンの各地から15種類のモルト・ウイスキーを選んだ後、25年熟成の原酒も加えてヴァッティング。ダグラス・ラング社の自信作として知られています。『ロイヤル・スターリング レアオールド』、『ロイヤル・スターリング エクストラオールド』には、高い価値がついています。...
2016/09/14
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甘さと潮の香りが調和した新しいキャンベルタウン・モルト、グレン・スコシア

スコットランド西岸・キンタイア半島の南方に位置するキャンベルタウン。このエリアに区分されている蒸溜所は、現在はふたつしか残っていません。かつてはウイスキーの一大産地として栄えた地域であり、19世紀中頃の最盛期には、なんと30もの蒸溜所が存在していました。しかしその勢いにも次第に陰りが見え始めます。その大きな原因となったのが、スペイサイド・モルトの台頭です。比較的重厚な味わいのキャンベルタウン・モルトは、当時では時代遅れの存在になってしまったのです。またその頃はアメリカの禁酒法時代。キャンベルタウンの一部の蒸溜所が密造酒の製造に手を出したことから、粗悪なウイスキーが造られるようになり、キャンベルタウンのウイスキー産業は衰退の一途をたどることとなったのです。 続きをみるこうした時代を生き抜いたふたつの蒸溜所のうちのひとつが、グレン・スコシア蒸溜所です。しかし閉鎖と再開を繰り返してきたため、その味わいが知られることはなく、過小評価されがちでした。1994年にはグレン・カトライン・ボンデッド・ウェアハウス社が所有。主にウイスキーの保管場所として使用されていましたが、現在はロッホローモンド・ディスティラリー社が所有し、1999年より再び操業、蒸留を開始。2008年からはイアン・マカリスターという蒸留所マネージャーによって、蒸留所は改修、改革され、待望のオフィシャルボトル『グレン・スコシア』がリリースされました。 その魅力は、熟成にバーボン樽を使用したフルーティ、フローラル、スパイシーな味わい。さらに潮の香りを感じることができるのは、キャンベルタウン・モルトならでは。甘さと潮の香りが見事に調和した新しいタイプのシングル・モルトウイスキーです。...
2016/09/14
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カティーサークの原酒にもなるエレガントな味わい【グレンゴイン】

グレンゴイン蒸溜所は、スコットランド南西部、グラスゴーの北約20kmの山中にある蒸溜所。スコットランドで最も景色が美しいといわれている蒸溜所のひとつで、敷地内には丘から流れ出る美しい滝があります。グレンゴインとは、ゲ―ル語で〝雁の谷〟を意味します。ここはハイランドとローランドの境界線でもありますが、ハイランド側にあるグレンゴインという名の小川の水を利用しているため、昔からハイランド・モルトとされてきました。創業は1833年。現在はロバートソン&バクスター社系列のラング・ブラザーズが所有しています。 続きをみるこの蒸留所の最大の特徴は、他のスコッチ・モルトウイスキーとは異なり、麦芽を乾燥させる際、全くピートを焚きこまないところにあります。ピートを焚き込んでいないシングルモルト・スコッチは、スキャパと、グレンゴインの2箇所といわれています。また原料の大麦はゴールデンプロミス種を使用。ピート香をつけず、ゴールデンプロミス種を使用するのは、〝麦芽本来の風味を純粋に楽しんでもらいたい〟という蒸溜所の思いがあるためです。また熟成樽は、スペインのヘレスにあるシェリー業者にグレンゴイン用のシェリーの空き樽を造るように依頼したものを使用。パロコルタドという種類のシェリーの空き樽のほか、フィノやアモンティリャードの空き樽も使われています。 『グレンゴイン』の特徴は、麦芽のフレーバーを純粋に追及したストレートな麦芽の豊かな風味。ナッツのようなニュアンスがあり、上品でバランスの取れた味わいが楽しめます。『カティーサーク』や『フェイマスグラウス』の原酒にもなるシングル・モルトウイスキーです。...
2016/09/14
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オーク樽を焦がして貯蔵する真っ黒なモルトウイスキー|ロッホ・デュー

スコットランド・ハイランド地方のスペイサイドは、50以上もの蒸溜所が集まるスコッチウイスキーのメッカ。スペイ川の流域に位置する湿地帯ですが、ウイスキーの主原料となる大麦の生育には最適で、湿地帯はピート(泥炭)を生み出しました。このピートを使い大麦麦芽を乾燥させることで生まれるのがスコッチ独特のスモーキーフレーバー。 続きをみるこの豊かな香りこそが、スコッチウイスキーの特徴といえます。 スペイサイドでスコッチウイスキーが発展したのは、1644年ごろから1820年まで続いた密造時代にさかのぼります。イングランドへの反感と課税を嫌う蒸溜家たちは北部へと逃れ、スペイ川の流域に集まりました。この時代にピートによる麦芽乾燥が始まり、樽熟成の発見があったとされています。 こうしたスペイサイド・モルトのなかでも、強い個性を放っているのが、真っ黒なシングル・モルトウイスキー『ロッホデュー』。バーボン貯蔵後のオーク樽の内側を真っ黒に焦がして、それを2回繰り返して貯蔵するため、真っ黒なモルトウイスキーが生まれるのです。この『ロッホデュー』を製造しているのは、マノックモア蒸溜所。ロッシー川の谷に建つグレンロッシー蒸溜所の敷地内に1971年新設された第2蒸溜所で、原料や仕込み水も同じものが使われています。ここで生産される名酒『マノックモア』が全モルトウイスキーの中でも色が薄いことで有名になったため、真っ黒なモルトウイスキーを製造したのがはじまり。ラベルには「ブラック・ウイスキー」と表記されています。  『ロッホデュー』の香りは濃厚でわずかな甘さもあり、飲み口は想像以上になめらか。焦げくささはなく、飲みごたえがあります。生産数が少ないため、貴重なモルトウイスキーです。...
2016/09/14

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