お酒の豆知識|お酒特集記事

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お酒買取専門店|買蔵

店舗の過剰在庫を整理したいときはぜひ出張買取を

店舗の過剰在庫を整理したい メニューのリニューアルとともにお客様に提供しなくなったお酒が余っている お店が閉店することになったので不要なお酒を処分したい こんな事を考えて、買取に出そうとされておられる飲食店オーナー様ではぜひご一読下さい。 リサイクル業界は世間の景気を反映している業界です  リサイクル業界は景気が良いときはあまり注目されませんが、悪くなってくると出費を抑えたり、不用品を売って現金に変えることが多くなり、注目されるようになります。お酒の買取店も例外ではなく、景気が良いときはお酒の消費も増えるのか、あまり大型の閉店での買取はありません。リーマンショックのときはあまりまだこの業界も成熟していなかったですが、それでもかなり引き合いが多かったのを記憶しております。  最近では比較的景気が良い為か、飲食店の閉店は少なくなったように感じます。とは言え、代替わりで廃業される酒屋さんや、店舗の営業形態を変えるため、一度閉店して、在庫の入替えを行うオーナー様がいらっしゃることも事実です。...
2017/08/29

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シャンパーニュ|シャンパーニュ地方産のスパークリング・ワインのみに許される名称

フランスのシャンパーニュ地方産のスパークリング・ワインのみが「シャンパーニュ」という名称の使用を許されている。 シャンパーニュの歴史 17世紀まで、この地方のワインは普通の非発泡性ワインであったが、17世紀後半に、盲目の修道僧、ドン・ペリニヨンの功績が、現在のような発泡性ワインが生まれるきっかけになった。 シャンパーニュ地方は北緯49度にあるが、丘陵地の斜面にぶどうを植えることにより、ぶどう栽培が可能となっている。また、キンメリジャンと呼ばれる独特の石灰質の混在した泥土質の土壌により、適度な湿度と温度の調整がなされていることも特徴の一つである。この地方はぶどう栽培の北限にあたるため、毎年ぶどうの出来が異なる。そのため、複数の年、村、ぶどう品種をブレンドするのが一般的で、最低15カ月熟成した「ノン・ヴィンテージ(NV)」が主流である。しかし、ぶどうの出来が良い年は最低36か月間瓶熟成した「ヴィンテージ」や、「プレスティージュ」も造っている。現在、シャンパーニュ地方3万ha以上のぶどう畑があり、その75パーセントは北部のマヌル県に集中している。ランスの南に広がるモンターニュ・ド・ランスでは、主にピノ・ノワール種が栽培され、マヌル川沿いのヴァレ・ド・ラ・マヌルでは、主にピノ・ムニエ種が、エペルネ南方の東向き斜面コート・デ・ブランには、シャルドネ種が植えられている。これらの畑の90パーセントは2万件ほどの小規模な栽培家によって所有され、大手(ぶどうを購入するネゴシアン・マニピュラン=NM)の自社畑は10パーセントほどに過ぎない。また、白ぶどうのみを使った「ブラン・ド・ブラン」、黒ぶどうのみを使った無色の「ブラン・ド・ノワール」、ピンク色の「ロゼ」も近年人気が高まっている。...
2015/01/15

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ブランデー|もともとは『焼いたワイン』

ブランデーは、もともと、ぶどうを発酵、蒸留した酒だったが、現在では果実を主原料にする蒸留酒すべてについてこの名称が使われている。つまり、狭義のブランデーと、広義のブランデーとの2種類がある。 ブランデーの歴史 狭義のブランデー ぶどう原料のブランデーが、フランス西南部のアルマニャック、コニャック地方で造られるようになった。その後、17世紀後半から商業化の時代に入る。また、ブランデーの一種として、ぶどう以外を原料にしたブランデーも、フランス各地で製造・販売されるようになったと考えられる。ブランデーという名称は、コニャック地方でぶどうをワインにし、さらにそれを蒸留したものを、“Vin Brule(ヴァン・ブリュレ:ワインを焼いたもの)”と呼び、それをこの地に取引にやってきたオランダ人貿易商たちが、オランダ語に直訳して“Brandewijn(ブランデウェイン)”と称して輸出した。主な輸出先はイギリスで、彼らはこの語を縮めて“Brandy(ブランデー)”と呼ぶようになった。ブランデーの当初の意味は、ワインの蒸留酒のことだった。このワイン蒸留酒の代表例が、フランスだとコニャック、アルマニャック、フレンチ・ブランデー、およびオー・ド・ヴィー・ド・ヴァンなどである。また、ドイツ、イタリア、スペイン、東ヨーロッパ、アメリカ、日本のブランデーも、このタイプのものが主流である。 広義のブランデー ぶどうから果汁を搾った後、残りカスを発酵させて蒸留したものをカスとりブランデーという。フランスでは、オー・ド・ヴィー・ド・マール(マール)、イタリアでは、グラッパと呼んでいる。マールは、コニャックと同じように樽熟成を経て琥珀色になってから製品化するものがほとんどだ。逆にグラッパは、樽熟成されずに無色透明のまま製品化するのが一般的なスタイルである。スペインやポルトガル、南米諸国でアグアルディエンテ、バガセイラ、ビスコなどと呼ばれている焼酎に近い感じの蒸留酒だが、その中にはカスとりブランデーの一族が含まれる。ぶどう以外の果実を原料にして造られるブランデーでは、りんごを原料としたカルヴァドスが有名である。フランス西北部のノルマンディ地方の特産酒で、蒸留後、樽熟成させて琥珀色になったところで製品化している。...
2015/01/15

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さまざまなワイン|人類はワイン醸造上の失敗から、様々な酒を生み出した

  ワインはぶどう果、またはぶどう果汁を発酵させてつくった「ぶどう酒」をいい、人類はワイン醸造上の失敗から、様々な酒を生み出した。  たとえば、ワイン貯蔵中の事故である再発酵からスパークリング・ワイン(発泡性ワイン)が生まれ、産膜性酵母の汚染からは『シェリー』、貯蔵中の品温の異常上昇から『マディラ』が生まれた。また、ヴェルモットや、ブランデーもワインの仲間である。 ワインの生産量  世界のワイン生産数量は欧州を中心に毎年2700万kl前後である。国別にみるとフランス、イタリア、スペイン、アメリカ、アルゼンチン、オーストラリア、中国等の生産数量が多い。ワインの主産国における消費量が減少しているため、世界的にみるとワインは生産過剰である。...
2015/01/15

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ウイスキー|穀物を原料に、樽で熟成した生命の水

ウイスキーは、世界中のいろいろな国で造られているが、「穀物を原料とした蒸留酒で、樽で熟成させたもの」という共通した認識がある。【穀物原料】【蒸留酒】【熟成】という3つの要件を満たしてはじめて、ウイスキーと呼ぶことができる。 ウイスキーの歴史  ウイスキーの蒸留がいつ頃始まったのか、はっきりしていないが、中世に錬金術の恩恵を受けて、アイルランドで生まれたとされるのが定説となっている。錬金術は4世紀ごろエジプトで盛んになり、地中海沿岸を通じて中世初期にスペインに伝わった。この錬金術の過程で、錬金術用のるつぼに何らかの発酵液が入り、アルコール度数の高い強烈な液体が偶然生まれ、それが、蒸留酒というものを経験した始まりだと考えられている。錬金術師たちはその酒をラテン語で『Aqua Vitae(生命の水)』と呼び、不老長寿の秘薬として珍重したという。  この『生命の水』の製法が、スペインを通じてヨーロッパ諸国、さらに海を渡りアイルランドに伝わり、ぶどうの取れない北の大地ではビールを蒸留して、火のように強い酒を造った。これがウイスキーの起源であり、アイルランドの人々は『生命の水』をケール語に直訳してUisge beatha(ウシュク・ベーハ:ウシュクは水、ベーハは命)と呼んだ。...
2015/01/15

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焼酎|本格焼酎は、複雑な香気を持った酒

 焼酎は酒税法上、甲類と乙類に分けられる。甲類は連続式蒸留機により得られた純粋のエチルアルコールをアルコール分36%未満まで水で薄めたもので、ホワイトリカーとも呼ばれる。これに対し乙類は、単式蒸留器で蒸留し蒸留し、エチルアルコールとともに微量の香気成分なども蒸留されるので複雑な香気を持った酒となり、本格焼酎と呼ばれている。本格焼酎は、沖縄の泡盛を除くと各地の代表的な農産物で造られており、地域色が豊かである。 芋焼酎|芋焼酎は原料の新鮮さが命 続きをみる昨今の焼酎ブームの中心となっているのが甘藷焼酎で、さつま芋の主産地の鹿児島県と宮崎県の南部で造られている。原料は食用芋ではなく、皮が白いか淡黄色、デンプンを多く含んだものが使われる。コガネセンガン※という品種が最も多く、鹿児島県では9割以上をこの品種が占めている。他には、焼酎専用に開発されたジョイホワイトや、製菓用のアヤムラサキ、ベニハヤト※などが使われることもある。 米や麦などの穀類と違い、さつま芋は傷みやすく、傷んだ原料で仕込むと、異臭や苦みが酒に出ることになるので、酒造場では、掘りたての新鮮で健全なものによる仕込みに努めている。 ※コガネセンガン 萌芽数は中程度である。地上部の生育は初期生育は他の品種よりも旺盛であるが、収穫時の茎葉重はでん粉用品種よりも少ない。芋揃いが良く、条溝がやや深いが、外観は概ね良好である。でん粉歩留りが高く、蒸しいもブリックスも高いことから、焼酎原料など幅広い用途で使われており、鹿児島県で最も栽培面積が大きい品種である 出典:独立行政法人農畜産業振興機構(http://www.alic.go.jp/index.html)...
2015/01/15