アルマニャックの特集記事|お酒特集記事

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アルマニャック特集。コニャックと双璧をなすフランスのブランデー・アルマニャック。アルマニャック・ブランデーの豆知識や銘柄ごとの情報など掲載中

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紫青の飛翔するチョウがトレードマーク|マルキ・ド・コサード

コサード侯爵という意味をもつマルキ・ド・コサード。アルマニャック地方に1242年から約700年続いた名門貴族の家名です。このコサード家が、1930年代初期にマルキ・ド・コサードという名を付けたアルマニャックを発売。独自にブレンドしたアルマニャックを世に送り出すようになります。 続きをみる1934年、瓶詰めのマルキ・ド・コサードは豪華客船ノルマンディー号の処女航海に積み込まれ、アメリカに初輸出。禁酒法以前のアメリカは、アルマニャックを樽でしか輸入していなかったので、このマルキ・ド・コサードは瓶詰めの姿でアメリカ市場に出回ったアルマニャックの第1号となります。 第2次世界大戦末期の1944年に、ド・コサード家は断絶。ブランド権はド・コサード家の友人の手に渡ることになります。その後、所有者は二転三転し、1960年代に現在のUCVA(アルマニャック生産者協同組合)が所有することになります。1983年以降は大手酒類企業CCGグループに移り、マルキ・ド・コサード社は、その傘下として生産を行っています。...
2016/09/16

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アルマニャックの名門|サマランス

サマランス社は、バ・アルマニャック地区ロージュザン村にあるアルマニャックの名門。元々はワイン醸造の家系であったが、1882年からブランデーの製造を開始します。 続きをみる1972年にアルマニャックの製造にも単式蒸留器の使用が認められたため、サマランス社では、従来の連続式蒸留器での蒸留(アルマニャック方式)と、コニャックに用いられている単式蒸留器での蒸留をバランスよく配合。コニャックのエレガントな香りを持ちながら、アルマニャック独特の個性であるフレッシュで、プルーンの香りを併せ持つ上質なアルマニャックを造り出しており、これがサマランス アルマニャックの大きな特徴となっています。 主なラインナップに『サマランス V.S.O.P』『サマランス ナポレオン』『レリック ダージ アンコーニュ』、希少なものとしては『サマランス レリック クリスタルデカンタ』『サマランス レリックドシークル100年』などがあります。...
2016/09/16
ラフォンタン

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手作業で瓶詰めされるヴィンテージが有名なアルマニャック「ラフォンタン」

アルマニャックは、フランス南西部のアルマニャック地方で蒸留・熟成されるブランデーのこと。14世紀にはすでにつくられていて、当時は健康維持のための薬としての役割もありました。土の質によって、バ・アルマニャック、アルマニャック・テナレーズ、オー・アルマニャックの3つの産地に区分されています。 続きをみるフルーティな味が特徴的で、一般的にもっとも高級とされるのが、フルーティな味が特徴的なバ・アルマニャック産のアルマニャック。そのバ・アルマニャック地区ノガロで1897年に創業されたのが、ラフォンタン社。現在は、曽祖父から受け継いだ伝統的な製法を守りながら、4代目ラフォンタンがアルマニャックをつくっています。 通常は数種から数十種の原酒をブレンドし、ナポレオンやX.Oとして販売されますが、『ラフォンタン ヴィンテージ・アルマニャック』は単一年度のブランデーを樽から手作業で瓶詰めしているのが特長です。...
2016/09/16
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輸出量No.1のアルマニャックブランド「シャボー」

アルマニャックとは、アルマニャック地方で醸造されるブランデーのこと。コニャックと肩を並べるフレンチブランデーの二大名銘酒のひとつ。そのアルマニャックの代表的なブランドとして有名なのがシャボーです。 続きをみるシャボーとは16世紀のフランスの海軍元帥であるフィリップ・ド・シャボーの名前。彼は、航海に出る際、ワインが変質するのを嫌がり、蒸留してから積むようにしていたといいます。以来、彼の領地から算出されるブドウは発酵後に蒸留されるようになり、それが現在のシャボーアルマニャックの発祥となっているといわれています。 そして元帥の末裔が1828年にワイン・スピリッツ業界に参入し、アルマニャックのブランドとして販売を開始。1963年からは本格的な輸出が始まり、現在シャボーはフランスからの輸出数量No.1のアルマニャックとしての地位を確立しています。...
2016/09/16