お酒特集記事一覧 page32 of 43

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お酒コラム|豆知識や銘柄ごとの情報など掲載中

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スカイ島で生まれた唯一のシングルモルト、タリスカー

タリスカーは、スコットランドのヘプリディーズ諸島最大の島であるスカイ島で唯一の蒸溜所。1830年の創業以来、ミストアイランドと呼ばれる厳しい海洋性気候の島で唯一生き残った蒸溜所として独自の発展を遂げてきました。荒れ狂う風雨にも不毛な大地にも屈しない孤高のスピリットから生まれた175年以上に渡って続く伝統的な製法をそのままに、海に育まれた力強く深い味わいのシングルモルトを作り続けています。口に含むとスモーキーかつ力強い潮の香味が残り、挽きたてのコショウを思わせるパワフルなアフターテイストは、まさに“海生まれ”ならでは。スコットランドの小説家であるロバート・ルイス・スティーブンソンがかつて“酒の王様”と評したタリスカーの味わいは、2回の蒸溜をはじめとする一切の妥協を許さない姿勢と長い年月をかけて生まれています。 続きをみる『タリスカー ストーム』は、蒸溜所のあるスカイ島の自然を体現した個性際立つモルト・ウイスキー。甘みとスモーキーさ、そして塩気のほどよくバランスのとれたエレガントな味わい。『タリスカー ポートリー』は、原酒をポートワインの樽で追加熟成させた、スカイ島の港町ポートリーの名前を冠した一品。力強い潮と黒コショウの風味、ポート樽由来のリッチな甘い香りが融合し、最高のコントラストを楽しめます。『タリスカー57° ノース』は、タリスカー蒸溜所の緯度にちなんだアルコール度57°でボトリングされたもの。100%アメリカンオークのリフィル樽で熟成されたシングルモルト。『タリスカー10年』は、ほのかな海水の塩、生ガキ、柑橘系の甘味を感じさせるスモーキーな香と、暖かく情熱的な味わいが特長。『タリスカー18年』は豊かでフルーティな香り、甘みの後に変化するかすかなスモーキーさを伴った主張の強い味わいと暖かみのある味が魅力。...
2016/09/14
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ローランド地方を代表するシングルモルト|オーヘントッシャン

オーヘントッシャンは、ゲール語で“野原の片隅”という意味を持ち、味わいの特徴と立地条件から都会的でカジュアルなシングルモルトとして楽しまれているローランドモルト・ウイスキー。オーヘントッシャン蒸溜所は、スコットランド随一の大都市グラスゴーから北西16キロほどのクライド湾を見下ろす斜面上に立地。1820年頃にアイルランド移民が建設したとも言われていますが、はっきりしたことはわかっていません。 続きをみるグラスゴーの歴史とともに歩んできた蒸溜所であり、第2次世界大戦中での空爆による破壊等を乗り越えながら、ローランドモルトの伝統である3回蒸溜を守り続け、現在ではローランドを代表する蒸溜所として、確固たる存在感を保っています。 ローランド地方は気候が穏やかなことからライトなウイスキーが多く、この地域を代表するシングルモルトであるオーヘントッシャンも、さわやかな香りと軽やかでライトな味わいが特徴。ピート香の軽い麦芽を厳選し、発酵は昔ながらの木桶発酵槽で行います。最大の特徴はローランドの伝統である3回蒸溜を行っていること。通常のモルトウイスキーが2回蒸溜であるのに比べ、3回の蒸溜を行うことによって蒸溜されるアルコール度数は高くなるため、ピュアなアルコールに。この製法によって、軽やかで都会的なすっきりとした味わいになっています。 ラインナップには、デリケートでスムーズな味わいの『オーヘントッシャン アメリカンオーク』、繊細な香とスムーズな飲み口が特徴の『オーヘントッシャン12年』、3種の樽での3回熟成で濃厚な味わいに仕上げた『オーヘントッシャン スリーウッド』などがあります。...
2016/09/14
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ライトな口当たりのカナディアン・ウイスキー「タイム」

タイムは、各種スピリッツ、リキュールなども製造するインターナショナル・ポッター・ディスティリング社が発売しているカナディアン・ウイスキー。同社は、海抜1600mのカナディアン・ロッキーの山中で創業。その高地でつくられていたカナディアン・ウイスキーは、カナダにおけるベストセラーのひとつとなっています。 続きをみるカナディアン・ウイスキーは、穀類のみを原料とし、カナダ国内で蒸溜し、180ml以下の樽を用いて少なくとも3年以上の熟成期間を経たものと定義されています。『タイム』も、コーン、大麦、ライ麦などを蒸留し、カナダ産のオーク樽で10年熟成させたのち、バランスよくブレンド。カナダのオンタリオ州で発売されています。五大ウイスキーの中ではもっともソフトであるといわれ、ライトでスムーズな口当たりが特徴のカナディアン・ウイスキーらしく、ライトで樽香に富んでいます。...
2016/09/14
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国王ジョージ6世への献上酒として誕生|クラウン・ローヤル

1939年、イギリス国王として初めてカナダを訪問したジョージ6世への献上酒として誕生したのが『クラウン・ロイヤル』。シーグラム社でつくられた、高貴で格調高い世界No.1のカナディアン・ウイスキーともいわれる銘柄です。 続きをみる豊富な穀類と清冽な水に恵まれたラ・サール蒸溜所では、600種ものブレンドを試作し、軽快な口当たりとまろやかな味わいを実現。国王の王冠からヒントを得たとされる優美なボトル、そして王室調の紫のオペラバッグにおさめられたクラウン・ロイヤルを誕生させます。 当初、シーグラム社の賓客をもてなす際のウイスキーとして少量生産されていましたが、今では世界No.1のカナディアン・ウイスキーとして世界各国で愛飲されており、プレミアムカナディアンといえば、『クラウン・ロイヤル』といわれるほど。...
2016/09/14
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古くから熱狂的に支持されてきたアイラモルト、アードベッグ

ゲール語で“小さい岬”という意味をもつ、アイラモルト・ウイスキー。アードベッグ蒸溜所は、アイラ島南部の海沿い、岩の多い小さな岬に1815年に設立。古くから熱狂的に支持されてきたものの、蒸溜所閉鎖の危機にたびたび見舞われます。そして80年代には閉鎖を余儀なくされますが、1997年にグレンモーレンジィ社が買収。修繕・改修を行い、復活を遂げます。 続きをみるアードベッグならではのピーティでスモーキー、かつフルーティで自然な甘味も感じられる味わいは、麦芽を乾燥させる工程でのピート使いや、アイラ島の蒸溜所に唯一蒸留器にとりつけられているピューリファイアーによるもの。また、インパクトのあるロゴは、蒸溜所近くの教会跡にある「キルダルトン クロス」の紋様をモチーフにしたもの。“永遠”の象徴として使用されています。 過去のラインナップには、復活した1998年に蒸溜された原酒を数年おきにボトリングした“Peaty Path to Maturity”シリーズとして、2003年発売の『ベリー・ヤング アードベッグ フォーディスカッション』、2004年発売の6年熟成『ベリー・ヤング』、2006年発売の8年熟成『スティル・ヤング』、2007年発売の『オールモスト・ゼア』、2008年発売の10年熟成『ルネッサンス』があります。現在のラインナップには、新体制移行後に蒸溜した原酒のみを使用した『アードベッグ10年』、スモーキーながら温かさのある甘味が際立つ『アードベッグ ウーガダール』、フレンチオーク新樽熟成によるスパイシーで力強い味わいの『アードベッグ コリーヴレッカン』などがあります。...
2016/09/14
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蒸溜初期の時代に活躍した人物の名を冠したバーボン「ジョン・ハミルトン」

世界五大ウイスキーのひとつであるアメリカン・ウイスキー。アメリカでは多様な穀物が収穫されることから、ウイスキーの原料として用いられる穀物もさまざま。そのため、主要な原料と製法の違いによって、バーボン・ウイスキー、コーン・ウイスキー、モルト・ウイスキー、ライ・ウイスキー、ホイート・ウイスキーの5つに分類されています。 続きをみるバーボンは、原料にトウモロコシが51%以上を占め、内側を焦がした新しい樽で熟成したもの。そのバーボン原酒を、独立戦争直前の1774年に初めて製造したと言われているのがジョン・ハミルトン氏。 ケンタッキーにおいて蒸溜初期の時代に活躍した人物です。そんな彼の名が冠したのが『ジョン・ハミルトン』。ヘヴン・ヒル社の原酒を独自に熟成し、ブレンド。気軽に楽しめるライトでドライな味わいながら、独特な個性を放つ逸品です。...
2016/09/14

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