お酒特集記事一覧 page20 of 43

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お酒コラム|豆知識や銘柄ごとの情報など掲載中

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毎年同じ季節に蒸留されるシングルモルトが特徴【ノッカンドウ】

“小さな黒い丘”という意味を持つノッカンドゥは、1898年に創業した蒸留所。質の良いウールを生み出す条件が整っていることから上質なウール製品を生み出すことでも知られている、スぺイ川上流のノッカンドゥ地区に位置。ブレンテッド・スコッチとして有名なJ&B(ジャステリーニ&ブルックス社)のメインモルトとしても使用されています。 続きをみるノッカンドゥでは、「もっとも自然な形の原料を使用すること」にこだわり、原料の大麦やイースト、蒸留所の上にある丘の湧き水などを自然のままで使用。さらに、毎年同じ季節に蒸留することを伝統としているため、この蒸留所で造られたオフィシャル・ボトルでは、蒸留された年と瓶詰めした年がそれぞれラベルに明記されているのが特徴です。 ラインナップには『ノッカンドゥ マスターリザーヴ』、『ノッカンドゥ スローマチュアード』『ノッカンドゥ 12年』、シングルカスク・レア・リミテッド・エディションとなる『ノッカンドゥ12年 ザ・マネージャー・チョイス シングルカスクコレクション』などがあります。...
2016/09/14

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世界的に知られるスペイサイドのシングル・モルト・ウイスキー|ザ・グレンロセス

ザ・グレンロセスは、卓越した品質により、数々のアワードを受賞しているシングル・モルト・ウイスキー。独自のスタイルを持つ高品質なシングル・モルト・ウイスキーの中心地として世界的に知られているスペイサイドの中心部・ロセス川のほとりにある蒸留所で、1879年からウイスキーを製造。元々、モルト原酒として使用され、ブレンダー達から味わいとクオリティーの核となる “TOP DRESSER”と珍重されてきました。 続きをみるグレンロセスならではの甘くフルーティーエレガントなスピリッツは、大きな銅製の蒸留器でじっくり時間をかけて蒸留後、上質なオーク樽で熟成するというプロセスの中で生まれています。熟した果実味、柑橘系やヴァニラの香り、スパイシーなフィニッシュなどの複雑な風味がなめらかなテクスチャーの中に絶妙なバランスで包みこまれており、その味わいもまた伝統と経験に基づいた技術と独自の手法が生み出したもの。澄んだ山の水がピートの上を流れるスペイサイドの涼しく湿った気候も、独特な味わいのモルトウィスキー作りの一端を担っています。 丸みを帯びたボトルは、古くから蒸留所で使われてきたサンプル・ボトルをかたどったもので、ラベルには、テイスティング・ノート、蒸留年、瓶詰年の他、モルト・マスターのサインが記されており、確かな品質を保証しています。 ラインナップは、「ザ・グレンロセス ヴィンテージ・リザーヴ」「ザ・グレンロセス アルバ・リザーヴ」、「ザ・グレンロセス ヴィンテージ」などがあり、中でも非常に希少な1970年代のヴィンテージである「1978ザ・グレンロセス」やシングルカスクの限定コレクションである「1970ザ・グレンロセス エクストラオーディナリー・カスク」にはかなりの価値がついています。...
2016/09/14
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バーボンの原点〟を目指したやわらかな味わい|ベンチマーク

開拓者たちが造り上げ、禁酒法を乗り越えて生き残ったアメリカン・ウイスキー。世界5大ウイスキーのなかでも、軽く飲みやすい味わいが特徴です。実り豊かなアメリカでは、トウモロコシ、大麦、小麦、ライ麦などさまざまな材料でウイスキーが造られますが、その半分を占めているのがトウモロコシを主原料としたバーボン・ウイスキーです。 続きをみるバーボン・ウイスキーとは、原料に51%以上のトウモロコシを使い、内部を焦がした新しい樽で熟成させたウイスキーのこと。2年以上熟成させると、ストレートバーボン・ウイスキーになります。 バーボン発祥の地であるケンタッキー州は、石灰岩層(ライムストーン)が続き、主原料のトウモロコシが豊かに実るため東部から蒸溜業者が多数移住。世界的に知られる蒸溜所がいくつも点在しています。...
2016/09/14
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力強いコクとまろやかさが際立つ名品、ティーチャーズ

世界五大ウイスキーのなかでも、ウイスキーを確立した存在感をもつスコッチ・ウイスキー。イギリス北部のスコットランド地方で製造されるウイスキーの総称ですが、生産地域によってハイランド、ローランド、アイラ(アイレイ)、キャンベルタウンと大きく4つにタイプ分けされ、味も香りも大きく異なります。なかでもハイランド地方は、スコットランドの全蒸溜所の8割、100近い蒸溜所が集まるスコッチ・ウイスキーの中心地です。 続きをみる『ティーチャーズ』は、そのハイランド東部ハントリーの郊外にあるグレンドロナック蒸溜所のモルトを使用した代表的なウイスキー。1826年に創業したグレンドロナック蒸溜所は、1996年まではフロアモルティングを行い、石炭の直火焚きを最後まで行っていた伝統があり、長年クラフトマンシップを大切にしてきた蒸溜所です。 『ティーチャーズ』の歴史は、創業者ウイリアム・ティーチャーがグラスゴーに食料品店を開いた1830年までさかのぼります。ティーチャーは開店後にスピリッツのブレンディング事業に手を広げ、のちに息子が事業を引き継ぐと、ますますブレンディングに力を注ぐようになります。そして1884年に『ティーチャーズ・ハイランド・クリーム』を商標登録すると、ウイスキー造りが完全に本業に。彼が造るウイスキーは品質が常に一定していたため、「スコッチの先生 (ティーチャー)」として愛されました。 『ティーチャーズ』は、グレンドロナック蒸溜所の重厚なモルト原酒を中心に、アーモンドなどの原酒を使用。テイストの違う原酒が織りなす新たな味わいを楽しめるブレンデッド・スコッチ・ウイスキーです。モルトの含有量が高いため力強いコクとまろやかさが特徴。スコッチ好きにこそ飲んでほしい、個性の強い銘酒といえます。...
2016/09/14

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スモーキーフレーバーの元になる“白いヒースの花”、ホワイト・ヘザー

スコッチ・ウイスキーは、イギリス北部のスコットランド地方で製造されるウイスキー。その歴史はとても古く、15世紀にはすでに王がたしなんでいたと考えられています。スコットランドは一年中気温が低く湿地に覆われたやせた大地ですが、ウイスキーの主原料となる大麦の生育には最適で、湿地帯はピート(泥炭)を生み出しました。このピートを使い大麦麦芽を乾燥させることで生まれるのがスコッチ独特のスモーキーフレーバー。この豊かな香りこそが、スコッチ・ウイスキーの特徴といえます。 続きをみる『ホワイト・ヘザー』は、キャンベル社の子会社であるホワイトヘザー・ディスティラリー社が手掛けた“白いヒースの花”という意味を持つブレンデッド・スコッチ・ウイスキーです。このヒースこそが『ホワイト・ヘザー』の味わいの秘訣。ヒースとはツツジ科の植物でふつうはピンク色の花が咲きますが、まれに白い花が咲くことがあります。スコットランドでは四葉のクローバーのように、その白い花を見つけると幸運になれると言い伝えられているのです。このヒースが枯れて土に返ると、やがてウイスキーの製造に欠かせないピート(泥炭)になります。 『ホワイト・ヘザー』は、ピートの元となるヒースの名前がついているだけあって、味わいにもスモーキーフレーバーが強く香り、ほどよく辛口。キーモルトにはハイランド地方スペイサイドのラワー川沿いに1826年に創業したアベラワー蒸溜所のモルト原酒を使用。アベラワー独特のシェリー感を残しながら、モルトウイスキーとグレーンウイスキーをバランスよくブレンドし、スコッチらしい重厚さとコクのあるなめらかなウイスキーに仕上げています。スコットランドの民族衣装を着たバグパイパーがかわいらしい『ホワイト・ヘザー バクパイパー』の陶製ボトルは、応接室の飾りや贈り物としても人気があります。...
2016/09/14
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スペイサイド地区の軽く華やかなスコッチ、トミントール

製造元のトミントール蒸留所は、スコッチ発祥の地とされるスペイ川の支流・エイボン川の上流で1964年に創業。夏は涼しく、冬は冷涼な気候で、ハイランド地方でもっとも標高が高い地域として知られています。トミントールとは、ゲール語で“納屋の形をした小さな丘”という意味。 続きをみる1970年代に、ホワイト&マッカイグループが買収。以後、ブレンデッドスコッチのモルト原酒として使われてきました。2000年には、ロンドンのブレンダーであるアンガス・ダンディ社が買収し、傘下となっています。トミントール蒸留所では、バラントルーアン山の良質な水を使用し、ウイスキーを生産。スペイサイドでもっとも軽く華やかなウイスキーともいわれ、フローラルな風味と少し甘みを帯びたバランスのよい味わいが特徴。 ラインナップには、『トミントール10年』、『トミントール14年』、『トミントール16年』、『トミントール33年』、『トミントール シングルカスク』などがあります。...
2016/09/14

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