ロマネ・コンティ|Romanee Conti
強化中
『ロマネ・コンティ』は、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ(D.R.C)が所有するフランス・ブルゴーニュ地域のヴォーヌ・ロマネ村にある1.8haのグラン・クリュ(特級畑)で収穫されたピノ・ノワール種のブドウから造られた赤ワイン。
続きをみるドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティでは、ロマネコンティ、モンラッシェ、ラ・ターシュ、リシェブール、ロマネ・サン・ヴィヴィアン、グラン・エシェゾー、コルトン、エシェゾーという8つの畑でブドウの栽培を行い、それぞれの畑の名前をつけた8種類の特級ワインを造っています。その中でも、ロマネコンティの畑はわずか1.8ha。1haあたり通常で3,000L、少ない年で1,000Lにまで収穫制限を行うことで、毎年高い品質を維持しています。栽培には有機農法を採用し、ブドウの木に与えられる肥料も最低限に抑制。その肥料も剪定の際に落とされた枝やブドウの搾りかすなどを再利用した堆肥を使うなど、ワインにも環境にも配慮したワイン造りを実践しています。
醸造方法も伝統的な手法を守り、発酵には専用木桶が使われ、樽熟には新樽を100%使用。18~24ヶ月の熟成期間に澱引きを一度だけ行い、出荷前には卵白を使って清澄させています。ロマネコンティの畑で収穫されたブドウをこの伝統的なスタイルで醸造することで、力強く、華やかな香りとのど越し、堂々とした骨格など誇るべき性質を兼ね備えた『ロマネ・コンティ』となるのです。
上記のような理由から、平均生産は年間約6,000本程度。極めて少ないため、世界でもっとも高値で取引される希少なワインのひとつとなっています。また、30~100万円を超えることもあるという価格と希少性から「飲むより語られることの方が多いワイン」と言われることも。特に、当たり年といわれる2009、2005、2003、1999年ものは非常に高い値が付いています。
- 原産国
- フランス
- 地方
- ブルゴーニュ
- 地区
- ヴォーヌ・ロマネ
- タイプ
- 特級
- ブドウ品種
- ピノ・ノワール 100%