ウイスキー高価買取

買蔵のウイスキー買取

買蔵では、ウイスキーの高価買取を実施しております。飲むご予定のないウイスキーがあれば、ぜひ買蔵に買取させてください。

お手持ちのウイスキーを売って、本当に飲みたいお酒を手に入れる。これが、男のかっこよい酒のたしなみ方なのではないでしょうか。
ウイスキーの買取や古酒の買取に実績のある弊社なら、ご満足いただける買取価格で高価買取を実現いたします。買取のご相談はぜひ買蔵までご連絡ください。

  • 最近のウイスキー買取結果
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  • ウイスキーのはなし

幸い買蔵では被害もございませんでしたが、宅配キットの発送が滞っている地域があるようです。1日も早い復興を願います。 さて、本日買蔵よりご紹介する買取商品です。 ケンタッキープリンス スペシャルリザーブ... »

さて、本日買蔵よりご紹介する買取商品は久しぶりにニッカのウイスキー竹鶴25年、21年、17年スリーラインナップです。まとめてお買取りしました。毎年2回ほど当店をご利用いただいているお客様で今回は夏休み... »

ヘネシー XO

さて、本日買蔵よりご紹介する買取商品です。 春先に実施した出張買取強化が好調に拡散したおかげで整理処分のお問合せでが増えています。今回は以前三軒茶屋店があった世田谷区にお呼ばれしての出張買取です。事情... »

サントリー 響21年

さて、本日買蔵よりご紹介する買取商品はその響17年です。他に響21年、山崎12年もまとめてお買取りしました。この2年半ほど当店をご利用いただいているリピーター様でいつも響、白州、山崎いずれかの銘柄をお... »

さて、本日買蔵よりご紹介する買取商品です。グレンリベット4種類4本買い取りました。グレンリベットも常々是非お譲り頂きたい銘柄のひとつです。今回は長年当店ご愛用のリピーター様でお酒関連職に従事されていま... »

山崎12年

さて、本日買蔵よりご紹介する買取商品です。 この3月買蔵では出張買取強化キャンペーン中です。卒業・進学・就職・転勤など転居引越しに伴う整理処分が増える季節だからです。東京・神奈川にとどまらず千葉・埼玉... »

響21年

サントリー響21年 サントリー知多 響21年はもう数年来買取定番品として人気です。 今回は贈答で頂いたものの飲めずに困っていたお客様が当店の看板をご覧頂きお持ち込み買取になりました。 愛飲又は収集され... »

リピーター様からのお持ち込みでマッカランをはじめご覧の商品をまとめて買取りしました。今回のマッカランはゴールドで比較的珍しい種類です。 錦糸町店近隣にお住まいですが職場が旧三軒茶屋店周辺の為そちらをご... »

トマーティン36年

出張買取にて全部で20本強買いました。画像は左から 山崎12年 白州12年 山崎リミテッドエディション 駒ヶ岳 富士山麓 グレンモーレンジ グレンリベット アベラワー スプリングバンク マッカラン ラ... »

グランツ21年 ロイヤルドルトン (Grant's) このお品、ウィリアムグラント&サンズ社が、自信作の長期熟成品の為に陶磁器メーカー ロイヤルドルトンに依頼して出来上がった終売品のウイスキー... »

取扱リスト

下のリストにはないウイスキーも買取させていただきます。まずは一度、買蔵までお気軽にご連絡ください。

ウイスキーの話

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「ウイスキーを知るには時間がかかる。だが、ウイスキーには時間をかける価値がある」

?ウイスキーを飲むたびに思い出す話がある。それは、「エンジェルズ・シェア」という話だ。

エンジェルズ・シェアとは、ウイスキーを蒸留するときに樽から自然に消えてしまう分のことをいう。蒸留されたウイスキーは、樽に移され、樽の成分を吸収し、酸素と触れ合うことで熟成される。しかし、この間に、年間で2%から4%のウイスキーが蒸発してしまうのである。ウイスキーの中には、10年以上に渡って樽の中で熟成されるものもある。そういったものの場合、その間におよそ20%から30%が消えてしまうのだ。なんともったいない話だと思うのだが、これは上質なウイスキーを造るためには欠かせない工程なのである。

さて、これをなぜエンジェルズ・シェアというのか。

エンジェルズ・シェアとは、日本語に訳すと「天使の分け前」である。つまり、蒸発したウイスキーが天にのぼって、それを天使たちが飲んでいるという意味なのだ。

昔のウイスキー職人は、なんてロマンチックな人たちだったのだろうか。天使たちが毎晩ウイスキーのグラスを片手に酒盛りをしているなんて、微笑ましいではないか。僕のような酒好きからしたら、毎晩タダでウイスキーが飲める天使たちが羨ましくも思えるが。

僕は、三度の飯よりウイスキーが好きである。家でも毎晩ウイスキーを飲むし、バーやレストランでもウイスキーを頼む。最近は、大衆居酒屋やチェーン店でもウイスキーのラインナップが充実していることも多く、嬉しい限りだ。

だが、若い頃はウイスキーが苦手だった。「とりあえずビール!」の体育会系文化で育ち、とにかく豪快に酒が飲みたかった若かりし日の僕には、ちびちびと舐めるように嗜むウイスキーの良さがわからなかった。

しかし、年をとるにつれ、ウイスキーの魅力がわかってきた。
そのきっかけは、一冊の小説との出会いであった。その小説の中で、主人公は毎日のようにウイスキーを飲んでいた。その男がとてもかっこよくて、まさに僕が理想とする30代を体現しているような奴だった。

仕事は順風満帆、独身だが、女にも金にも困っていない。そんな主人公が行きつけのバーでいつも飲んでいるのが、スコッチウイスキーだった。

小説の中で彼は言う。「ウイスキーを飲むようになって人生が変わった。見えなかったものが見えるようになって、見えなくていいものは見えなくなった。」ジャズが流れる静かなバーで、たまたま隣に座った美しい女性に彼はこう言うのである。彼女は、彼の言わんとすることを理解しようと考えるが、彼女には彼の言葉の真意はわからない。だが、それでいいのである。彼の言葉には、真意なんてそもそも無いのだから。

不思議なものである。かっこいい男がかっこよく酒を飲んで謎めいたセリフを口にするだけで、サマになるのだ。その空間に意味が生まれるのだ。僕は、この主人公のような男になりたいと思った。

こうして僕はウイスキーを飲むようになったのである。いささか不純な動機ではあったが、いざウイスキーを飲むようになると、僕はその魅力にどんどんハマってしまった。

とにかく、ウイスキーには種類がたくさんある。

歴史的に最も古いのは、アイリッシュ・ウイスキーだといわれている。世界最古の蒸留所といわれるブッシュミルズは北アイルランドにある。

スコッチ・ウイスキーの産地はスコットランドで、生産地によってスペイサイド、ハイランド、ローランド、キャンベルタウン、アイラ島、アイランズに分けられている。蒸留所の立地、風土、自然環境によって、味も香りもまったく違う。

日本のウイスキーも捨てがたい。マイルドで調和の取れた味わいは、ジャパニーズ・ウイスキー特有の魅力だ。

ウイスキーを知るには時間がかかる。そして、ウイスキーには、その時間をかける価値が十分にあると僕は思うのだ。