“塩辛さ”が特長のキャンベルタウンモルト|スプリングバング

スプリングバング|SPRINGBANK

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スプリングバンクは、塩辛さが特長のキャンベルタウンモルト。ハイランド南西部のキンタイヤ半島に位置するスプリングバンク蒸留所は、キャンベルタウンモルトの最盛期ともいわれる1828年に創業。同蒸留所の特徴は、昔ながらの製法にこだわり、原料である二条大麦の発芽から瓶詰めまでを、一貫して蒸留所内で行っている点です。瓶詰め設備を持っている蒸留所は、こことグレンフィディックの2ヶ所のみ。また、カラメルなど色調整のための添加物を使用せず、冷却濾過しないで瓶詰めを行うなど、独自のテイストを追求しています。

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3基の蒸留器を使い、タイプの違う3種類のシングルモルトを製造。2回半蒸溜の『スプリングバンク12年』は、スプリングバンクのスタンダード品で、『スプリングバンク15年』、『スプリングバンク18年』と進むにしたがって、熟成感が深まっています。いずれも独特のコクのある風味をもちながら、しつこくないピート香を感じさせる一品。また、蒸留所が半島の南端に位置していて、長い間海風を吸い込みながら熟成するため、アイラモルトのような風味も加味されています。『ロングロウ』は、ヘビーピートで2回蒸溜している銘柄。14年物、18年物などのほか、『ロングロウ レッド シラーズカスク』、『ロングロウ レッド ポートカスク』といったワイン樽熟成の限定品もあります。『ヘーゼルバーン』は、ノンピートで3回蒸溜しているのが特徴。100%バーボン樽熟成の『ヘーゼルバーン10年』、100%オロロソシェリー樽熟成の『ヘーゼルバーン12年』、『ヘーゼルバーン ランドレッツ&キルダキンズ』があります。このほか、熟成樽によるウイスキーの風味の違いが楽しめることからファンが毎年待ちわびる限定品ウッドエクスプレッションとして、『スプリングバンク クラレットカスク12年』、『スプリングバンク マデイラカスク11年』、『スプリングバンク カルバドスウッド12年』などが登場しています。