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密造時代の酒造りに思いを込めたハードな味わい

現代に受け継がれるウイスキー造りの製法は、スコットランドの〝密造時代〟に確立されたといわれています。スコットランドでウイスキーに対する課税が初めて行われたのは1644年。その後、内乱によりスコットランドがイングランドに併合されると、ウイスキーに対する課税はさらに厳しいものになりました。イングランドへの反感と課税を嫌う人々は山奥へ逃れ、密造が増え始めます。

これが1820年代まで続くことになります。この密造の時代に、ピートによる麦芽乾燥が始まり、樽熟成の発見があったとされています。大麦麦芽を乾燥させるために、近くに埋もれているピートを燃料として代用、蒸溜したモルト原酒を入れて隠すのに、シェリー酒の空き樽を流用するようになりました。これを数年後に開けてみたところ、まろやかな酒に変わっていたことが木樽熟成をおこなうきっかけになったのです。こうしてスコットランドの地酒にすぎなかったウイスキーは、世界中で飲まれるほど味わい深い酒になったのです。
『オールド・スマグラー』はこうした密造時代の酒造りに思いを込めて誕生したブレンデッド・スコッチ・ウイスキー。スマグラー(Smuggler)という酒名には、“酒の密造者”という意味があります。製造元のジェームズ&ジョージ・ストダート社は、スコッチ密造時代が終わった1835年に創業。ブレンドしたウイスキーをシェリー樽に詰めて寝かせるマリッジの技法は、 創業者であるストダート兄弟が始めたものだという説もあります。
『オールド・スマグラー』は、スペイサイドで1810年に創業したグレンバーギー蒸留所産のモルト原酒を中心にブレンド。スモーキーフレーバーやモルトフレーバーなどの個性ある香りと、〝酒の密造者〟の名にふさわしい重厚でハードな味わいが魅力です。

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この記事を書いた人 Webmaster.M ウェブマスター兼錦糸町店バイヤーのMです。錦糸町の定休日廃止に伴って、錦糸町勤務も増えてます。来年こそ痩せたい…