リンゴのように甘く香るキース地区自慢の個性派モルト

スコットランド・ハイランド地方のスペイサイドは、50以上もの蒸溜所が集まるスコッチのメッカ。スペイ川の流域に位置する湿地帯ですが、ウイスキーの主原料となる大麦の生育には最適で、湿地帯はピート(泥炭)を生み出しました。このピートを使い大麦麦芽を乾燥させることで生まれるのがスコッチ独特のスモーキーフレーバー。この豊かな香りこそが、スコッチ・ウイスキーの特徴といえます。

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スペイサイドでスコッチ・ウイスキーが発展したのは、1644年ごろから1820年まで続いた密造時代にさかのぼります。イングランドへの反感と課税を嫌う蒸溜家たちは北部へと逃れ、スペイ川の流域に集まりました。この時代にピートによる麦芽乾燥が始まり、樽熟成の発見があったとされています。大麦麦芽を乾燥させるために、近くに埋もれているピートを燃料として代用。蒸溜したモルト原酒を入れて隠すために、シェリー酒の空き樽を流用するようになりました。これを数年後に開けてみたところ、まろやかな酒に変わっていたことが木樽熟成をおこなうきっかけになったのです。
グレンキースは、このスペイサイド・キース地区にストラスアイラの姉妹蒸溜所として1957年に創業した蒸溜所。当初は『シーバスリーガル』などのブレンド用に3回蒸溜したライトタイプのウイスキーづくりが行われていた珍しい蒸溜所です。1994年に初めてオフィシャルボトル(10年スクエアボトル)がリリースされました。
『グレンキース』は、キース地区の特徴ともいえる独特の熟したりんごや洋なし、フレッシュなミントなど華やかなでフルーティな香りが自慢。甘さと辛さのバランスがよく、気持ちよく飲めるシングル・モルトウイスキーです。

この記事を書いた人 Webmaster.M ウェブマスター兼錦糸町店バイヤーのMです。錦糸町の定休日廃止に伴って、錦糸町勤務も増えてます。来年こそ痩せたい…