コンニチワ。
買蔵 錦糸町店です。
11月もいよいよ後半に入り、
街中ではクリスマスのイルミネーションをよく見かけるようになりました。
あと1カ月半足らずで2014年も終わりますが、
皆さんにとって今年はどのような1年でしたか?
今年もたくさん美味しいお酒、飲めました?
まだあまり...という方も、
何かと飲む機会が増える季節です。
最後に良い出会いがあるコトを期待しましょう。
さて本日も絶賛営業中ですが、
先ほどお持ち込みいただいたお酒をご紹介しましょうか。
『ラフロイグ 10年&18年』
アイラ島にある蒸留所・ラフロイグ。
この「ラフロイグ」という名前は、
ゲール語で「広い湾の美しい窪地」という意味だそうです。
ウイスキーがお好きな方ならお分かりになると思いますが、
その独特な個性は、
「潮っぽく、スモーキー」と表現される事が多いんです。
スモーキー。
平たく言ってしまえば、煙いという事なんですが、
それにはちゃんと理由があります。
スコッチ(モルト)を造る中で
実際に大麦を燻すという工程があるんです。
野草や水生植物などが炭化した泥炭の事をピートと言います。
そのピートを燃やす際に出る煙で大麦を燻すんです。
ラフロイグの製造過程においても
もちろんこの作業が行われます。
この煙と土地特有の海(湾)から吹き上がる潮風がミックスされ、
個性的な香りのもととなっているワケです。
とまぁそんな理由もあり、
ラフロイグは好きか嫌いかがはっきり分かれるのも事実です。
そしてその武骨なイメージとは裏腹に、
実はプリンス・オブ・ウェールズ御用達だったりする辺りも
面白いところではあります。
(チャールズ皇太子の大のお気に入りなんだとか。)
こんな個性的なウイスキーをお譲りいただきまして、
誠にありがとうございました。