スモーキーフレーバーの元になる“白いヒースの花”、ホワイト・ヘザー

ホワイト・ヘザー|WHITE HEATHER

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スコッチ・ウイスキーは、イギリス北部のスコットランド地方で製造されるウイスキー。その歴史はとても古く、15世紀にはすでに王がたしなんでいたと考えられています。スコットランドは一年中気温が低く湿地に覆われたやせた大地ですが、ウイスキーの主原料となる大麦の生育には最適で、湿地帯はピート(泥炭)を生み出しました。このピートを使い大麦麦芽を乾燥させることで生まれるのがスコッチ独特のスモーキーフレーバー。この豊かな香りこそが、スコッチ・ウイスキーの特徴といえます。

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『ホワイト・ヘザー』は、キャンベル社の子会社であるホワイトヘザー・ディスティラリー社が手掛けた“白いヒースの花”という意味を持つブレンデッド・スコッチ・ウイスキーです。このヒースこそが『ホワイト・ヘザー』の味わいの秘訣。ヒースとはツツジ科の植物でふつうはピンク色の花が咲きますが、まれに白い花が咲くことがあります。スコットランドでは四葉のクローバーのように、その白い花を見つけると幸運になれると言い伝えられているのです。このヒースが枯れて土に返ると、やがてウイスキーの製造に欠かせないピート(泥炭)になります。
『ホワイト・ヘザー』は、ピートの元となるヒースの名前がついているだけあって、味わいにもスモーキーフレーバーが強く香り、ほどよく辛口。キーモルトにはハイランド地方スペイサイドのラワー川沿いに1826年に創業したアベラワー蒸溜所のモルト原酒を使用。アベラワー独特のシェリー感を残しながら、モルトウイスキーとグレーンウイスキーをバランスよくブレンドし、スコッチらしい重厚さとコクのあるなめらかなウイスキーに仕上げています。スコットランドの民族衣装を着たバグパイパーがかわいらしい『ホワイト・ヘザー バクパイパー』の陶製ボトルは、応接室の飾りや贈り物としても人気があります。