ヴーヴ・クリコ|Veuve Clicquot
1772年に銀行家のクリコが設立し、1775年に世界で初めてロゼ・シャンパーニュを製造したメゾンです。1805年に2代目の夫から事業を引き継いだのがシャンパーニュ史上でもっとも有名な女性フランソワ・クリコです。
続きをみる未亡人(ヴーヴ)である彼女は、ほどなく社名をヴーヴ・クリコ・ポンサルダンと改名します。彼女の経営手腕は非常に高く、ロシアに輸出したワインが好評を得る一方で、彼女のこだわりはワインの製造にも及んでいました。
自らセラーを管理するほか、濁ったシャンパーニュが普通だった時代に、濁りのないワインを造るため、瓶を回してオリを取る動瓶(ルミアージュ)を考案します。
事業の成功と並行して最高区画のブドウ畑を拡大し、現代の名声の礎を築き上げました。
マダム・クリコの「品質はただひとつ、最高級だけ」と言うマダム・クリコの信念は、イギリスのエリザベス2世の御用達の指名となって実を結んでいます。
■生産者情報
1772年の創業以来、2世紀以上も変わることなく大胆でスリリングなシャンパンであり続けるヴーヴ・クリコは常に最先端の感覚をまとい、真のラグジュアリーブランドとして人々を魅了するそのスタイルは、シャンパーニュ地方で今もラ・グランダム(偉大な女性)と呼ばれるマダム・クリコの「品質はただひとつ、最高級だけ」という信念に導かれてる。代表的なイエローラベルから数々の賞に輝いてきたヴィンテージラインに至るまで、力強さと繊細さの見事なバランスが表現された味わいときらめきは、どんな時も、どこにいても、エレガントな悦びをもたらす。
- 原産地
- フランス・シャンパーニュ地方