タラモア・デュー|TULLAMORE DEW
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『タラモア・デュー』はアイリッシュ・ウイスキーを代表する名ブランドで、アイリッシュ・ウイスキーの中では『ジェムソン』の次に出荷量を誇ります。軽く、まろやか、スモーキー香のまったくないやや甘くクリーミーな香り、3回蒸留ならではのすっきりとした親しみやすい味わいが特徴です。アイリッシュ・コーヒーに初めて使われたウイスキーでもあり、その軽さを活かしてカクテルにもよく使われます。
続きをみる元々は、アイルランド中部オッファリー州の州都タラモアにあったタラモア・デュー蒸留所で製造していましたが、現在では南部コーク市郊外にあるミドルトン蒸留所で生産されています。
2010年7月にはタラモア・デューを買収した、スコットランドのウィリアム・グラント&サンズ社が、タラモアの町に新しいタラモア・デュー蒸留所を建設すると発表。現在も建設中で、蒸留所と共にビジターセンターもオープンする予定です。
『タラモア・デュー』とは“タラモアの露”という意味があり、古き良き町タラモアの“露”からネーミング、ほかにも、創業者のマイケル・モーリーから事業を引き継いだウィリアム・E・ダニエルが、自らの頭文字“D.E.W”をタラモアに付け加えたとも言われています。
『タラモア・デュー』は、原料大麦の穏やか風味とクセのないクリーミーな香りが特徴。ほのかにバニラ香がするため甘めな印象を受けるのですが、アルコールのツンとさすような刺激が少なく、専門家の間では「繊細で滑らかで快いモルティネスがある」と高く評価されています。
『タラモア・デュー12年』は12年熟成のリッチな味わいが魅力。バーボン樽とシェリー樽で熟成させた原酒を絶妙にブレンドしました。口に含むとしっかりとしたボディにほのかなシェリーの甘みを感じることができ心地よい余韻を楽しむことができます。
『タラモア・デュー・フェニックス』はグレーン、モルト、ピュアポットスティルの3つの原酒をブレンド。アイリッシュ・ウイスキーでは珍しい、オロロソシェリーカスクで熟成させた後、50度後半でボトリング。酸味が強くシャープな味わいが特徴です。