コニャック・フラマン・ルイ・ロワイエ|Louis Royer
創業は1853年。150年以上続くコニャックの製造・販売会社。コニャックのほか、ブランデーやリキュール、スピリッツの販売も行っています。
コニャックのブレンダーを生業としていた創業者ルイ・ロワイエが、1853年に自らのコニャック会社を設立。創業当時は、質の高い原酒の安定した供給を確保するために、数多くのブドウ畑や蒸溜所を訪問することに多くの時間を費やしていました。
続きをみるこの真摯な姿勢が代々受け継がれ、ロワイエ社は優れた原酒を厳選し、気品あるコニャックをうみだすコニャックメーカーとしての名声を博すこととなります。
現在も、その丁寧なコニャックづくりへの情熱は変わることなく脈々と生き続けています。コニャックは複数の蒸溜所でつくられる異なる原酒をブレンドしてつくるのが一般的で、その原酒の個性を語られることはありませんでした。
しかしながら、初代ルイは、よいコニャック原酒を求めて精力的に各地のぶどう畑や蒸溜所を訪ねて歩く中で、それぞれの土壌や蒸溜所は独特の特徴を持っており、そこからつくられる原酒にはその特徴が色濃く反映されることを学びました。
その原酒への徹底的なこだわりを持ち続けたロワイエ社は、コニャックの奥深さをもっと知ってもらいたいとの思いから、これまでとは一線を画す際立った個性を持つ“シングル ディスティラリー コニャック”を世に送り出しています。
『ディスティラリーコレクション ボルドリー』は、冬季に水分を多く蓄え、夏季は乾燥する土壌をもつボルドリーの畑の薫り高いぶどうからできたワインを、収穫地域内にあるソール蒸溜所で蒸溜。地域のぶどうの特徴が強く表現された、個性的なコニャック。
『ディスティラリーコレクション プティット シャンパーニュ』は、プティットシャンパーニュ地区の水はけの良いもろい石灰岩でできた土壌が生んだバランスの良いワインを蒸溜して長期熟成。プティットシャンパーニュ特有のフローラルな香りと、長期熟成によるウッディな香りがとけあった深く力強い香りが楽しむことができます。
正規輸入は上記の2点ですが、他にも『ルイ・ロワイエ V.S.O.P』や陶器製ボトルに詰められたコニャックも存在。陶器製コニャックは希少価値も高くなっています。