クリュッグ|熱狂的な支持者が多くいる「シャンパンの帝王」

Krug Grande Cuvee|クリュッグ・グランド・キュヴェ

ランスに本拠を置く中堅規模の生産者で、シャンパーニュの最高峰と讃えられます。

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「シャンパンの帝王」と呼ばれるクリュッグには、クリュギストと呼ばれる熱狂的な支持者が多くいます。
1843年設立から創業家の名前を掲げる老舗で、現在はLVMHグループの傘下に入っていますが、家族経営のスタイルはそのまま守られています。
1970年代にはメニル・シュール・オジェ村にあるクロ・デュ・メニルという単一畑を購入し、収穫年や畑名を掲げるウルトラ・プレミアムとしてクロ・デ・メニルを発売しています。
しかし、メイン銘柄であるグラン・キュヴェは、あまり熟成感は強くないエレガントなスタイルに造られています。
小樽で一次発酵を行い、40数種におよぶキュヴェ、クリュの異なる6~10年ものヴァン・ド・レゼルヴを工芸品のようにブレンドしています。これこそ同社がグランド・キュヴェを「ノンヴィンテージ」と呼ばずに「マルチ・ヴィンテージ」と呼ぶゆえんです。

豆知識

最良のブドウを厳選し、原料となるワインの第一次発酵はすべてオークの小樽で行われます。さらに、芸術にも喩えられるアッサンブラージュと、ノン・ヴィンテージ商品でも法的期間の4倍にも達する6年以上もの長く静かな熟成を経て、独特の深く複雑な味わいが生まれるのです。

クリュッグは、世界の最高峰として広く認められているだけでなく、世界のワイン通やワイン評論家たちのお気に入りでもあります。

原産地
フランス・シャンパーニュ地方