ジョニーウォーカー|JOHNNIE WALKER
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前身は、キルマーノックにある小さな食料雑貨店。1820年、弱冠14歳のジョン・ウォーカーが農場を売却した資産を元手に開いたことが始まりです。
続きをみる店を引き継いだ息子アレキサンダーは、1860年に航海へと出る船長たちにオリジナルウイスキーの販売を委託。世界中へと出荷を始めます。1877年には、「ジョニーウォーカー」ラベルの意匠を登録。昔ながらのハイランドウイスキーの象徴として、世界中で広く知られるようになります。1889年には、アレキサンダーの息子2人が事業を継承。アレキサンダー2世はブレンダーとして、ジョージは経営者として力を発揮します。
1893年には、カーデュ蒸溜所を買収。1906年には、ブラックラベルの前身となるオールドハイランド、スペシャルオールドハイランド、エクストラスペシャルオールドハイランドという3つの主力ブランドを確立。
1910年には、『ジョニーウォーカー レッドラベル』と『ジョニーウォーカー ブラックラベル』が登場。1920年には商業100周年を記念し、後に『ジョニーウォーカー ゴールドラベル』として販売されることになる特別なブレンドが製造されます。同時にジョニーウォーカーを象徴する四角いボトルもこの年に採用されています。
1932年には、『スイング』と呼ばれる金色のウイスキーが登場。個性的なフォルムのボトルは、荒れた海の振動からウイスキーを守るためでした。
1934年にはイギリス王室御用達のお墨付きを獲得。以来、ジョニーウォーカーは、イギリス王室へ納め続けられています。1970年に150周年を記念して、希少ブレンドとクリスタルデキャンタが納められた限定ケースを製造。当時2,000ドルの値がつけられました。また、1991年には秘蔵の長期熟成モルトを贅沢に使用した希少なブレンド『プレミア』を販売。閉鎖された蒸溜所のモルトも使用されていたため、今では入手困難の貴重なウイスキーとなっています。
- タイプ
- スコッチ・ブレンデッド
- 蒸留所
- John Walker & Sons Ltd.