ブッシュミルズ|BUSHMILLS
1608年に誕生した『ブッシュミルズ』。北アイルランドのアントリムにあり、イングランド王ジェームズ1世から蒸溜免許を受けた、世界最古の蒸溜所として知られるジ・オールド・ブッシュミルズ蒸溜所でつくられる北アイルランド原産のアイリッシュ・ウイスキーです。今日まで約400年にわたり、変わらぬ技術と経験により世界中の愛飲家たちから高い支持を集めています。
続きをみるブレンデッドが主ですが、ラインナップの中にはシングルモルトあります。ちなみに『ブッシュミルズ』とは、アントリム郡にある町の名で“林の中の水車小屋”の意。
ブッシュミルズ蒸溜所ではアイリッシュ・ウイスキーには珍しく、大麦麦芽だけで原酒を作ります。蒸溜器は10基、熟成用の樽は20%がシェリー樽、残りはバーボン用新樽と再使用樽、再々使用樽などを使用。それらで5?10年熟成させて製品化しています。
その製法はユニークで、特長としてあげられるのが「トリプル(3回)蒸溜」と「アンピーテッドモルト(スモークしていないモルト)の使用」を組み合わせていること。アイリッシュウイスキーの伝統的な特長である「トリプル蒸溜」によって軽やかでフルーティなテイストを、そして「アンピーテッドモルト使用」によってスモーキーさや土臭さがなくなり、親しみやすい味わいを生み出しています。
主なラインナップには次のようなものがあります。
10年?12年熟成させた芳醇で香り高いスタンダードなアイリッシュ・シングルモルト『ブッシュミルズ』。
オロロソシェリーの古樽で8年熟成させたシングルモルトに、香り高いグレーンモルトをブレンドしたリッチな味わいの『ブラックブッシュ』。
100%大麦麦芽を使用し、ピートの薫香をつけない個性的な味わいが特徴の『ブッシュミルズモルト10年』。
バーボン樽、シェリー樽、ポートワイン樽の樽で熟成され、3種の樽香をもった『ブッシュミルズモルト16年』など。