ローランド地方を代表するシングルモルト|オーヘントッシャン

オーヘントッシャン|AUCHENTOSHAN

オーヘントッシャンは、ゲール語で“野原の片隅”という意味を持ち、味わいの特徴と立地条件から都会的でカジュアルなシングルモルトとして楽しまれているローランドモルト・ウイスキー。オーヘントッシャン蒸溜所は、スコットランド随一の大都市グラスゴーから北西16キロほどのクライド湾を見下ろす斜面上に立地。1820年頃にアイルランド移民が建設したとも言われていますが、はっきりしたことはわかっていません。

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グラスゴーの歴史とともに歩んできた蒸溜所であり、第2次世界大戦中での空爆による破壊等を乗り越えながら、ローランドモルトの伝統である3回蒸溜を守り続け、現在ではローランドを代表する蒸溜所として、確固たる存在感を保っています。
ローランド地方は気候が穏やかなことからライトなウイスキーが多く、この地域を代表するシングルモルトであるオーヘントッシャンも、さわやかな香りと軽やかでライトな味わいが特徴。ピート香の軽い麦芽を厳選し、発酵は昔ながらの木桶発酵槽で行います。最大の特徴はローランドの伝統である3回蒸溜を行っていること。通常のモルトウイスキーが2回蒸溜であるのに比べ、3回の蒸溜を行うことによって蒸溜されるアルコール度数は高くなるため、ピュアなアルコールに。この製法によって、軽やかで都会的なすっきりとした味わいになっています。
ラインナップには、デリケートでスムーズな味わいの『オーヘントッシャン アメリカンオーク』、繊細な香とスムーズな飲み口が特徴の『オーヘントッシャン12年』、3種の樽での3回熟成で濃厚な味わいに仕上げた『オーヘントッシャン スリーウッド』などがあります。