ウイスキーの特集記事|お酒特集記事 page3 of 24

ウイスキーの特集記事|お酒特集記事 page3 of 24

ウイスキー特集。ウイスキーの豆知識や銘柄ごとの情報など掲載中

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閉鎖から復活を遂げたスペイサイド蒸溜所、その名を冠した逸品、スペイサイド

1895年、ジョージ・マクファーソンによって創業された、現在の原点であるスペイサイド蒸留所。1900年には彼の死去によってその事業は停止、蒸溜所は閉鎖されてしまいました。しかし1965年に現オーナーのジョージ・クリスティが彼の遺志を受け継ぎ、旧蒸留地所の地に新しい蒸留所の設立を決意。しかしクリスティの財力だけではすべてをまかなうことができず、建物の建設は石工職人アレックス・フェアリーに委ねられました。一つ一つの石を手で積み重ねていく古代の伝統的技術を用いて、彼ひとりの手によって蒸留所は建設されました。完成したのは1987年、工事開始から実に25年の歳月を経て念願の蒸留活動が再開されました。 続きをみる蒸留所内部には2基の伝統的携帯のポットスチルが備え付けられ、蒸留に関しては量よりも質を重視し、ハイクオリティーの少量生産にとことんこだわりました。スペイサイド蒸留所社製品のブレンデッドウイスキーは、『スペイサイド』の銘柄で統一し、単式蒸留器をモチーフにしたボトルデザインが特徴です。 『ディスティラリーコレクション・スペイサイド17年 シェリーバット』は、熟成にシェリーを使用しているだけあって、シェリーの甘い香りやメープルシロップのような甘さも感じられ柔らかく仕上がっています。『スペイサイド30年』は熟成に30年をかけた、創立100周年を記念して販売された希少価値の高い限定品。 なかでも『スペイサイド25年』はスペイサイド・シリーズの集大成といわれる商品で、スコットランド各地のウイスキーに関わる地域、ハイランド、ローランド、アイラなどの選りすぐった原酒をブレンドした、スペイサイド蒸留所が自信を持ってオススメする逸品。25年の長期熟成による芳醇な香りとまろやかな味わいの絶妙なバランスは、ウイスキー愛飲家たちを惹き付けてやみません。...
2016/09/16
ミドルトン

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アイルランドが誇る、名門蒸留所産のプレミアムウイスキー、ミドルトン

1825年にマーフィー兄弟によって創業を開始したミドルトン蒸留所。1975年にはヴィクトリア時代に建てられていた同蒸留所での生産が需要に追いつかなくなり一旦閉鎖、新しい蒸留所が設立されました。旧蒸留所はジェムソン・ヘリテージ・センターというウイスキーの博物館として現在も残っています。 続きをみる1960年代後半まで、ほとんどのアイリッシュ・ウイスキーはポットスティルで作られたモルトウイスキーでした。その後、世界的に軽快な味わいが好まれるようになり、ブレンデッド中心のスタイルへと移行。近年で再びポットスティルウイスキーが注目されるようになり、その立役者となったのがミドルトン蒸溜所でした。 経営するのはペルーノ・リカール社傘下のアイリッシュ・ディティラーズ。世界最大と言われるポットスティルを所有する同社がつくるアイリッシュ・ウイスキーの特徴として、大麦麦芽と発芽していない麦芽の両方を使用し、銅製のポットスティルで蒸留を行います。...
2016/09/16
タラモア・デュー

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専門家からも高い評価を得た、大麦の風味を感じるアイリッシュウイスキー「タラモア・デュー」

『タラモア・デュー』はアイリッシュ・ウイスキーを代表する名ブランドで、アイリッシュ・ウイスキーの中では『ジェムソン』の次に出荷量を誇ります。軽く、まろやか、スモーキー香のまったくないやや甘くクリーミーな香り、3回蒸留ならではのすっきりとした親しみやすい味わいが特徴です。アイリッシュ・コーヒーに初めて使われたウイスキーでもあり、その軽さを活かしてカクテルにもよく使われます。 続きをみる元々は、アイルランド中部オッファリー州の州都タラモアにあったタラモア・デュー蒸留所で製造していましたが、現在では南部コーク市郊外にあるミドルトン蒸留所で生産されています。 2010年7月にはタラモア・デューを買収した、スコットランドのウィリアム・グラント&サンズ社が、タラモアの町に新しいタラモア・デュー蒸留所を建設すると発表。現在も建設中で、蒸留所と共にビジターセンターもオープンする予定です。...
2016/09/16
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伝統的な製法で継承されてきた、深みのある逸品|オールド・ケンタッキー

『オールド・ケンタッキー』は、オールドケンタッキー蒸留所によるバーボンウイスキーで、今となってはなかなか手に入らない貴重なお酒です。製造元はバーボン蒸留の中心地、ケンタッキー州ネルソン郡バーズタウンにあり、アメリカ国内向けのプレミアムバーボンだけを発売してきた業者です。同地の蒸留業者から購入した最上の樽詰め原酒を、熟練の職人たちの手によって独自に熟成され、バランスの良いバーボンへと仕上げました。 続きをみる現在は終売品である『オールド・ケンタッキー88』は、ラベルに88と記載されているように、バーズタウンでのバーボン造り200年を記念して、1988年に発売された最高品質のバーボンであることを意味しています。『オールド・ケンタッキー・アンバー』はネーミングどおり、深い琥珀色(アンバー)が特徴的な10年熟成のバーボンです。『オールド・ケンタッキー・スペシャル・リザーブ』は15年の熟成の最高級品で、フランス製クリスタル・デカンター入りです。...
2016/09/16

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違いがわかるバーボン通のための本格派|オールド・グラン・ダッド

1796年、開拓初期のケンタッキー州で、バーボンの先駆けであったベイジル・ヘイデンが蒸留したのが始まりでした。当時は単一の蒸留所で作られ、2年以上の熟成期間を経た本格的なケンタッキーストレートバーボンにこだわっていました。のちに1882年、3代目である孫のレイモンド・B・ヘイデンが祖父の創業に敬意を払い、自社バーボンに“オールド・グラン・ダッド(偉大なるおじいちゃん)”と名付けたことが酒名の由来と言われています。 続きをみるレイモンド・B・ヘイデン亡き後、オールド・グランダッド蒸溜所は数々の会社に買収をされます。そして現在はジム・ビーム社で生産されていますが、昔ながらのフルーティな芳香やライ麦由来の味などの特徴はそのままに、今でも当時の製造方法が受け継がれています。 原料であるトウモロコシは極上品のみが使用されていて、ライ麦の比率や使用酵母なども100年以上変わらないと言われています。ちなみにラベルに描かれているやさしそうなおじいちゃんが、創業者ベイジル・ヘイデン氏です。...
2016/09/16
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品質を追求して、瓶詰めに踏み切った最初のバーボン「オールド・フォレスター」

1870年アメリカ・ケンタッキー州・ルイヴィル地区にある、ブラウン・フォーマン蒸留所で製造された『オールド・フォレスター』。創業者であるジョージ・ガーヴィン・ブラウン氏が尊敬する、南北戦争時代の南側将軍のネイサン・ベッドフォード・フォレストにちなんで名付けれました。 続きをみるそれまでは“樽詰め”で販売されていたバーボンウイスキーでしたが、安酒を混入して販売されることが多く、それを懸念したジョージ・ガーヴィン・ブラウン氏が高品質を守るため業界で初めて“瓶詰め”にして製造元からの出荷をしたウイスキーでも有名です。 当時ガラス瓶は大変高価で、それだけに商品価格も他に比べて高いものでしたが、品質を優先したことで消費者からの信頼を得て、ハイクオリティのウイスキーと認められるようになりました。ちなみにボトルのラベルには、品質を保証するという内容のジョージ・ガーヴィン・ブラウン氏による手描きサインが記されてあります。...
2016/09/16

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