コニャックの特集記事|お酒特集記事 page4 of 5

コニャックの特集記事|お酒特集記事 page4 of 5

コニャック特集。ブランデーといえばコニャック。コニャック・ブランデーの豆知識や銘柄ごとの情報など掲載中

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英国王室御用達を認められているコニャック|ハイン

酒名のHINEは、フランス式に読めばイーヌだろうが、このコニャックに関してはイギリス式にハインと読んでいる。 というのも、この銘柄を世に広めるのに力のあったのが、イギリス人トーマス・ハインという人物で、現在もその子孫ジャックとベルナール・ハインが経営に当たっているからだ。 続きをみる1791年(1782年説も)、イギリスのドーセットシャーから、トーマス・ハインはフランス語の勉強のため、コニャック市に渡ってきた。そして、1763年創業のコニャック商ランソン&ドラマン社の娘フランソワーズと結婚し、会社の共同経営者になった。 彼は、イギリスの酒類業者に樽詰めのコニャックを輸出し、それを瓶に詰めて売るときは、ハインと称してほしい、しかも貴族階級を売り先にしてほしいと望んだ。 こうして、このコニャックは、イギリスで知名度を上げ、貴族たちの間で愛飲されるようになり、社業は発展。1817年には、社名もハイン社に変わった。...
2015/01/21
ラーセン_ロゴ

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畑をもたない純然たるネゴシアン「ラーセン」

ラーセン社の創業者は、イェンス・レインダール・ラーセンで、北欧ノルウェーの出身。若いころから、海外に雄飛びして名を揚げることを夢見ていた。彼が学校教育を終えた時は、ちょうど第1次大戦のさなかで、兵役義務が待っていた。それを務めあげたのち、1919年に、念願の海外渡航のチャンスをつかむことに成功した。ノルウェー商船の見習い船員に採用されたのである。 続きをみる24歳になっていたイェンス・レインダール・ラーセンは、希望に燃えてオスロを出港した。そして、船がフランスのボルドー港に着いた時、船員の職を辞して、コニャックに向かった。そしてプルニエ社に採用になり、そこで彼と酒の結びつきが始まった。 このプルエニ社で、ラーセンは日夜ブランデーづくりの仕事にはげんだ。そして、ブレンドのノウハウを充分に身につけ、1921年、念願の独立を果たした。...
2015/01/21
レミーマルタンロゴ

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コニャック・メーカー屈指の老舗「レミーマルタン」

このコニャックの創業は、1742年。コニャック地方ジャルナック町の東北、ルイヤックのぶどう栽培者の子息、レミー・マルタンが、蒸留にも手を広げたのが始まり。現存するコニャック・メーカーのなかでは、屈指の老舗である。 続きをみる1738年、フランスは食物不作のため深刻な食糧難に見舞われた。国王ルイ15世は、ぶどう栽培の制限を命じ、コニャックのぶどう畑は、次々と食べ物の畑に転換されたが、レミー・マルタンだけは、ぶどう畑の拡大を許す特権(アコール・ロワイヤル)を授かった。 19世紀半ばから、レミー・マルタンのコニャックは、樽売りと並行して、瓶詰めでも発売されるようになった。20世紀に入ると、グランド・シャンパーニュ地区のぶどう栽培業者の子息アンドレ・ルノーが社長に就任して、会社の業績を大きく伸長させた。彼の死後、娘婿のアンドレ・エリアール・デュブロイユが継ぎ、現在はその娘ドミニク・デュブロイユの代になっている。...
2015/01/19
マーテル

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最古のコニャック・メゾン|マーテル

 大手コニャック・メゾンの中で最古の歴史を誇るマーテル社。ジャン・マーテルが1715年に創業して以来、独特の製造法で最高のコニャック造りが伝承されてきました。酒庫に眠るバラエティに富んだ樽を縦横に使うことで生まれる優美で複雑、絶妙なバランスがマーテルスタイルの真髄。当初、地酒にすぎなかったコニャックを、王侯貴族愛飲の美酒にまで磨き上げた功労者として、コニャック地方でも特別の扱いを受けています。 続きをみる マーテル社の代表的なコニャックは以下の通り。 『マーテルV.S(スリースター)』は、コニャック地方のもっともすぐれた畑で丁寧に育てられたブドウから作られた原酒をオーク樽で熟成したもの。明るい黄金色で、フルーティかるスパイシーな香りが特長。爽やかな味わいととろけるようななめらかさも魅力です。...
2014/12/18
ヘネシー

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門外不出の技術が磨き上げた味わい|ヘネシー

アイルランド出身のリシャール・ヘネシーが1765年に創業。自らの名を冠したたぐい稀なるコニャックを誕生させて以来、その妥協なき技術は8世代にわたって脈々と受け継がれてきました。厳選されたブドウからのみ造られる原酒を使用し、30万樽にも及ぶ貯蔵庫の中から最高の相性のブレンディングを見つけ出すというヘネシー家代々に伝わるこだわりは、長い時を経て究極の味わいに進化。1794年、アメリカへの輸出を皮切りに世界の人々を魅了。日本には1868年初めて輸入され、現在もプレミアムスピリッツとして特別な存在感を放ち続けています。 続きをみる ヘネシー社の代表的なコニャックは以下の通り。『ヘネシーV.S』は、力強いコニャックのシンボルともいえるエレガントでイキイキとした味わい。芳醇なスパイスとフルーツの香り、デリケートなバニラのニュアンスが相まって、力強さと心地よい調和を感じさせるコニャックです。『ヘネシーV.S.O.P フィーヌ シャンパーニュ』は日本でも親しまれているコニャックのひとつ。厳しい条件を満たした約60種類の原酒がブレンドされた、繊細で洗練されたすばらしい味わいが特長です。『ヘネシーX.O』は、1870年に世界で初めて“エクストラオールド”の名が与えられたコニャック。上位4地区による約100種の原酒をブレンドしたリッチでパワフル、なめらかな味わいが魅力です。 『ヘネシー パラディー』は貴重な最高格付けの原酒をブレンドした傑作。柔らかいベルベットを彷彿させる味わいで、豊かな余韻が続きます。『ヘネシー パラディー アンペリアル』は、19世紀のロシア王朝からの要望でブレンドしたコニャックを再現。エレガントで絶妙な洗練さが漂う、これまでにないコニャックです。また、もっとも希少なのは、創業者の名を冠した『リシャール ヘネシー』。バカラクリスタルの重厚感漂うボトルが特長の、すべてにおいてヘネシー家の価値観を象徴する崇高な逸品です。...
2014/12/18
カミュ・ブック

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独自のノウハウで造られた極上コニャック|カミュ

カミュ社は、1863年に創立。以来5世代にわたり、コニャックの名門として高品質コニャックを生産しています。コニャック地方でもっとも希少なボルドリー地区に135ヘクタールの自社ブドウ園を所有し、力強いフローラルのブーケと長期熟成向きのオー・ド・ヴィを生産。繊細でまろやかな味わいをももたらす自社原酒を、他5地区の吟味されたコニャックとブレンド。その独自のスタイルから、コニャックひとつひとつには、「カミュ」ならではの個性が映し出されています。  続きをみる 繊細ですっきりした口当たりから、塩味のある個性的な余韻が残る『イル・ド・レ ファインアイランド』は、飲み方によって味わいが異なるのが特長。『イル・ド・レ ダブルマチュアード』は、島内の貯蔵庫で数年寝かせた後、内面を焼いた古い赤樽で再度熟成を施した逸品。上質なワインやスピリッツにはないユニークな風味が特長です。そして、長い年月をかけた、おいしさの極致といえる熟成度を誇るのが『イル・ド・レ XO』。まろやかな口当たりから、ドライフルーツを思わせる丸みのあるスムーズな味へ。最後は塩とヨードの香りで強く長い余韻が続きます。 厳選されたオーク樽で熟成された『カミュ VSOPエレガンス』は、ソフトでフルーティな香りに加え、ほんのりと漂うオークの香りが特長。『カミュ XOエレガンス』ボルドリーの由緒ある産地が生む希少な原酒を使用。フローラルな香りと、バニラや砂糖漬けのフルーツ、シトラスやリコリスのほのかな味わい、最後はスパイスを感じさせる余韻がゆっくりと続きます。また、少量生産の逸品といわれるのは『カミュ ボルドリー XO』。原酒となるのはカミュ家所有のブドウ畑から造られたプライベートストックのみという、希少で香り高いシングル・クリュ・コニャックです。...
2014/12/18

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