シャンパーニュの特集記事|お酒特集記事 page3 of 5

シャンパーニュの特集記事|お酒特集記事 page3 of 5

シャンパーニュ特集。ドンペリやクリュッグなど、豆知識や銘柄ごとの情報など掲載中

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マム|F1の表彰式での公式シャンパーニュ

マム家は、ドイツで最も古い貴族のひとつです。1761年にピーター・アーノルド・マムがケルンでワインの製造・販売を始めました。ピーター・アーノルド・マムの3人の息子たちは、フランスのシャンパーニュ地方で生産されていた品質の高い発泡性ワインの将来性に注目しオフィスをランスに設立しました。 続きをみる1827年の創業当初より、常にパートナー企業に対しても高い品質を要求し、「最高級のものだけ」を追求する姿勢となっています。 218haに及ぶ自社畑はマムの生産量の25%をカバーしますが、その格付けが98%と高水準です。品質へのこだわりも強く、早い時代からブドウを仕入れることを実践。現在では生産性を高めるためのブドウ植え付けに利用するレーザー技術の先駆者でもあり、ブドウ収穫時期の天気予報技術をフランス気象庁と合同で開発しています。...
2015/01/21

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ローラン・ペリエ|極辛口のウルトラ・ブリュットの先駆者

1812年に元樽職人のアンドレ アルフォンソ ピエルがローラン・ペリエの前身となるネゴシアンを興しました。それを継いだウジョーヌ ローランと妻のマティルド エミリー ペリエの姓からローラン・ペリエの名称がつきました。1939年にマリー・ルイーズ ランソン ドゥ ノナンクールはローラン・ペリエの経営を掌り、次男のベルナールがメゾンの発展に尽力しました。 続きをみる当主ベルナール ドゥ ノナンクール氏はどうすれば「フレッシュネス」を保つシャンパンが出来るかを捜し求めてステンレスタンクの導入にたどり着いたのは、1973年のことでした。この年、初めてシャンパーニュ地方でステンレスタンクが使われたのです。 成功の秘訣は、作業効率のために機械化しても従業員のレイオフは行わないなど、従業員を大切にする企業哲学です。ワインも出荷前の糖分調整を行わない極辛口のウルトラ・ブリュットの先駆者です。ロゼの醸造に関してのこだわりも強く、大手メゾンでは珍しくセニエ法で風味が豊かなロゼ・シャンパーニュを製造しています。現在では世界屈指のシャンパーニュ・メゾンで、ドラモットやサロンも傘下企業に治めています。英国王室の御用達のシャンパーニュとなっています。...
2015/01/21

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ランソン|ウィンブルドンテニストーナメントのオフィシャルシャンパン

メゾンの前身は1760年に当時の行政長官フランソワ・ドゥラモットがシャンパン事業を興しました。1798年に彼の長男で、元マルタ騎士団の騎士であったニコラ=ルイが事業を継承しました。ブランドエンブレムはマルタ十字のレッドクロスが元になっています。1823年にジャン=バプティスト・ランソンがパートナーとなり、1837年に社名もランソンに変更されました。近年に至るまでオーナーが多数入れ替わった結果、自社畑を持たないメゾンになってしまいました。 続きをみるしかし、ワイン造りの伝統は現在も引き継がれ、ブドウが持つ可能性を最大限に活かすため、全てのワインでマロラクティック発酵を行わないワイン造りを続けています。英国ヴィクトリア女王の時代より英国王室御用達のシャンパンとして認められています。 豆知識 マロラクティック発酵を行わない数少ないシャンパンメーカーのひとつです。澄んだ輝きがあり、ピノ・ノワールを思い起こさせるわずかに琥珀がかった麦わら色です。生き生きとした春の香りが広がり、トーストのニュアンスに加え、さまざまな花の蜜の香りがあります。熟れた果実や柑橘系の香りが、ふくよかでありながら軽やかなタッチを与えています。...
2015/01/21

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クリュッグ|熱狂的な支持者が多くいる「シャンパンの帝王」

ランスに本拠を置く中堅規模の生産者で、シャンパーニュの最高峰と讃えられます。 続きをみる「シャンパンの帝王」と呼ばれるクリュッグには、クリュギストと呼ばれる熱狂的な支持者が多くいます。1843年設立から創業家の名前を掲げる老舗で、現在はLVMHグループの傘下に入っていますが、家族経営のスタイルはそのまま守られています。1970年代にはメニル・シュール・オジェ村にあるクロ・デュ・メニルという単一畑を購入し、収穫年や畑名を掲げるウルトラ・プレミアムとしてクロ・デ・メニルを発売しています。しかし、メイン銘柄であるグラン・キュヴェは、あまり熟成感は強くないエレガントなスタイルに造られています。小樽で一次発酵を行い、40数種におよぶキュヴェ、クリュの異なる6~10年ものヴァン・ド・レゼルヴを工芸品のようにブレンドしています。これこそ同社がグランド・キュヴェを「ノンヴィンテージ」と呼ばずに「マルチ・ヴィンテージ」と呼ぶゆえんです。 豆知識 最良のブドウを厳選し、原料となるワインの第一次発酵はすべてオークの小樽で行われます。さらに、芸術にも喩えられるアッサンブラージュと、ノン・ヴィンテージ商品でも法的期間の4倍にも達する6年以上もの長く静かな熟成を経て、独特の深く複雑な味わいが生まれるのです。...
2015/01/21

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アルフレッド・グラシアン|伝統的な製造方法にこだわるシャンパーニュ

1864年エベルネに設立されたメゾンで自社畑1.73haと65ものブドウ栽培農家から約50ha分の葡萄を購入して醸造するネゴシアンスタイルをとっています。 続きをみるシャンパーニュ造りでは、最高品質のブドウを確保するために、優良なブドウ栽培農家との関係を強化することが重要なことです。品質向上のために、出来上がったワインを栽培農家と共に試飲して品質のチェックを行い、研修や懇親会も開くなど余念がありません。伝統的な製造方法にこだわり、発酵には228リットルの小樽を使い、バトナージュやマロラクティック醗酵は行いません。 樽発酵と樽熟成を行うことにより、ミクロ・オキシダイゼーションが行われます。適度な酸化により、ワインに円熟さが与えられます。また、ルミアージュの作業は職人の手によって行われています。1905年以来、アルフレッド・グラシアンを経営するジェジェ家では、その技術と伝統が厳格に伝えられてきました。...
2015/01/21

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ゴッセ|シャンパーニュの最古のワインハウス

シャンパーニュの最古のワインハウスといわれるゴッセの歴史は、1854年にシャンパーニュ地方の一都市アイの市長でもあったピエール・ゴッセがアイ村に設立した醸造所から始まります。発泡性ワインが未発明の当時はステイルワインを中心としたワイン造りを行っており、4世紀にわたり家族で経営してきましたが、1994年にコニャック・フラパンによって買収されました。 続きをみるワイン造りは極力人の手で行うという信念を持ち、18世紀から使われている丸く厚みのあるボトルを使い続けることや、マロラクティック発酵を行わないことなど、伝統的なスタイルをしっかりと守ったワイン造りを行っています。リュット・レゾネを採用し、よりテロワールを反映したブドウを作ることが最も大事だという考え方に基づき、そのテロワールの魅力を最大限に引き出す為にパーセルごとに醸造を行っています。アイ村はアンボネイ村とブジー村に並びこの地方随一のピノ・ノワールを産出しており、そのブドウはまさに優美で力強さも兼ね備え、産まれるワインは一貫して豊かながらもきめの細かさがあり、アイに産するシャンパーニュの真髄を感じることができます。アッサンブラージュの可能性をより表現するため、各区画毎に醗酵させています。伝統的なコカールで圧搾後、小容量のステンレスタンクで熟成。でき上がったワインの調和を図るため、マロラクティック醗酵を行います。清澄は行われますが、フィルターはかけられません。豪華な雰囲気を含みつつも、トップメゾンのような気難しさがないため、「シャンパーニュの最も小さく偉大なメゾン」として知られるシャンパンハウスの名門で、多くの人に愛されています。世界的なワイン評論家として知られるロバート・パーカーJr.氏が、「傑出したシャンパンハウス」と最大級の評価をしている他、「デカンター」「ワインスペクテーター」等の有名ワイン雑誌でも最高ランクの評価を受けることが多く、世界的なワインコンテストでも多数の賞を獲得しています。...
2015/01/21

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