1868年から続くグラッパ製造の老舗、ロッシ・ダシアーゴ

ロッシ・ダシアーゴ|ROSSI D`ASIAGO

グラッパはイタリア特産の蒸留酒で、ブランデーの一種。ワインを蒸留して製造する一般的なブランデーとは異なり、ポマースと呼ばれるブドウの搾りカスを醗酵させたアルコールを蒸留して造るのが特長。
ソフトで甘口のプロセッコ種、フルーティでライトなマスカット種、バランスのいいシャルドネ種など多種多様のブドウから造られます。
多くは樽熟成を行わないので、ブドウの香りをほどよく残した無色透明。アルコール度数は30~60度。食後酒としてよく飲まれています。

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ロッシ・ダジアーゴは、トップクラスのグラッパ生産を誇る老舗の酒造メーカー。1868年に創業し、1904年に開催されたパリの展覧会にて『キナ・ロッシ』を出品。金メダルとグランプリをダブル受賞したことで、世界に名をとどろかせることとなりました。以来、イタリア ヴェネト州ヴィツェンツァを拠点として100年以上にわたって最高級のグラッパを造り続けています。

最大の特長ともいえるのが、グラッパが収められた伝統的なベネチアングラスの美しいボトル。中世ルネサンスの13世紀から始まったガラス製造の高度な伝統技法が受け継がれた芸術性豊かなデザインのベネチアングラスのボトルは、インテリアとしても髙い評価を得ています。

その種類は数多く、美しい曲線を描いたシンプルなボトルを始め、ニワトリやアヒル、フクロウ、ゾウ、ネコ、ブタ、ラクダといった動物をモチーフにしたもの、ギターやサックスなど楽器をモチーフにしたもの、月や地球儀、帆船、飛行機などのロマンを感じさせるデザインボトルまで非常にさまざま。ひとつひとつ手造りなだけに、希少価値も高くなっています。